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「新推理・狭山事件46 脅迫状の12の偽装工作」を書きながらずっと悩んでいましたが、善枝さん方を「上田」さんの仮名から「中畑」さんに全面変更したいと思います。
「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」の有名なコマーシャルではありませんが、これで「上から読んだら『中畑江』は、下から読んだら『江畑中』」になります。 犯人は「江畑昭司」さんの名字と名前を知っていながら、「は名知たら」「気名かツたら」と書いて「名前を知っているぞ、気付いているぞ」と暗喩し、封筒の宛名を「江畑様」ではなくて名前の方をとって「少時様」と書いたと私は考えています。この主張は、「上田」さんの仮名では表現できないので、「江畑」さんの仮名に変更することにしました。 2審判決の裁判長の名前が「正二」、再審裁判の前の裁判長の名前が「正持」で、脅迫状の宛名の「少時様」と符合したというのは単なる偶然の運命のいたずらでしょうが、封筒の元々の宛名の「少時様」の名字の「江畑」と、修正された「中畑江」の宛名、さらには「名知」「気名」の当て字の使用は、単なる偶然でしょうか? 私には寺尾裁判長が「人間は意識的・無意識的に自己の行動を潤色し正当化しようとするものである」と判決に書いたように、真犯人は「潤色(面白く作りかえること)」しているとしか思えません。 前に、「新推理・狭山事件41 ソネット形式から見た真犯人詩人説」を書いた時、脅迫状の脚韻を調べていて、本文3〜5行目の「わたせ−」「おもい。−」「死。」の3種類の異なる句読法による強調と方言表記、体言止めの詩的表現は、縦読みで「せい死」と読ませる「潤色」の可能性がある、と書きましたが、今は、犯人は「逆読み」「縦読み」の言葉遊びを知っていた、と確信するようになりました。 「犯罪については異常に頭のさえた持ち主」(仁木悦子氏)、「知的には相当シャープ」(浦和少年鑑別所長)、「自分の犯罪計画に酔うといったタイプ」(捜査本部の一部)という推理は、的をえているようです。真犯人は捕まることを覚悟して、犯罪史上に名を残すことを考えていたのではないか、とずっと思わずにはおれませんでした。 あるいは、私自身、寝不足で「病膏盲に入る」状態なのかも知れません。それとも「潤色」を楽しんでいるのでしょうか?? (130916 甲斐仁志) にほんブログ村 |

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