推理・狭山事件ノート

HP「推理・狭山事件」の作成日記

日記

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  「新推理・狭山事件17 1/840万の強姦殺人仮説」「同18 『前の門』『少時様』と3裁判官―門野裁判長・寺尾裁判長・小川裁判長スコップは偽物か偽装か」を加筆・修正するとともに、「17 『終わりなき局地戦』から攻勢へ」「18 『前の門』『少時様』と2人の裁判官」からタイトルを変更しました。
 「新推理・狭山事件17」の大きな変更点は、「3.強姦仮説は1/840万の確率」を新たに節として立てたことと、「7.『他に真犯人がいる可能性があれば無罪』」という刑事裁判の原則を書き足したことです。
 「新推理・狭山事件18」の変更点は、狭山事件の脅迫状分析に第3次再審裁判で担当した「門野博」裁判長と「小川正持」裁判長の姓名だけでなく、2審有罪判決を下した「寺尾正二」裁判長の名前を付け加えたことです。
 もう1つは、「『門野』を逆さまにすると『野門(の門)』となることから、『中畑江』を逆さまにして『江畑中』にして『少時様』と合わせて『江畑昭司』さんと気付かせようとした真犯人の高度なトリックに気付くのではないか、と私は密かに期待したのである。」という部分を追加しました。
  「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」というしゃれたコマーシャルを私は大好きでしたが、「上から読んだら『少時様』、下から読んだら『江畑中』、合わせた読んだら『江畑昭司』」というのはどうでしょうか? (130928 甲斐仁志)

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 「新推理・狭山事件40 スコップは偽物か偽装か」を加筆・修正しました。
 同時に、全タイトルを見直し、内容との整合性を図るとともに、スリム化して分かり易いようにしました。
 スコップの主な修正部分は、星野鑑定批判の追加です。細かな論点ですが、中刑事部長・将田次席らの山田養豚場関係の被差別部落の若者に絞った「誤った捜査方針」のもとで、個々の警察官、特に鑑識課員達が「真実」どう折り合いを付けていったか、というところに踏み込んで分析しています。
  スコップについては、仝従譴療攵蹐肇好灰奪徂嫦綸攵蹐鯑?貘悗┐動戝廚気擦襦↓∧析データを改竄して一致させる、データはそのままにして、結果だけを一致させる、という3つの方法のうち、星野技師がとった方法はでした。
 ところが、法廷ではこのような点についての細かな反対尋問は弁護士によってほとんど行われておらず、2審最終段階での主張をしながら、スコップそのものがそもそも偽物である、というような奇妙な主張になっています。
 2審法廷の尋問で鑑定論争がまともに行われていないのは、筆跡(特に筆記能力は法廷で専門家の尋問は行われていません)、足跡、死体鑑定についても同じように思います。
 再審裁判においては、2審の弁護団活動が不十分であったという事実(寺尾裁判長のペテンによる証人調べの回避という重大な審理不尽もありますが)を前提にして、事実真理を求める必要があると思います。
 イチローは4000本安打を達成した時に、「誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」述べていましたが、まさに名言と思います。 (130927 甲斐仁志)
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 昨日から「新推理・狭山事件」の脅迫状関係の修正をはじめ、「新推理・狭山事件45・46・2」を修正しました。
 善枝さんの死体に取り組むようになり、「被害者」ではなく「善枝さん」と書くようになりましたが、古いものは「被害者」のままなので書き換えるとともに、新たな発見を古いものでも触れるようにしています。
 また、「新推理・狭山事件41」のタイトルは「ソネット形式から見た真犯人詩人説」を「ソネット形式と松尾芭蕉から見た真犯人詩人説」に書き換え、具体的な分析例を入れて次のように書き換えました。

 私は、松尾芭蕉は天才と思っていたが、東北新幹線の車内情報誌『トランヴェール』で彼の俳句の成り立ちを見る機会があってびっくりしたことがある。最初の句は凡庸な句であったのが、何度も推敲し、仕上げていくうちにどんどんと変貌を遂げ、最後には「閑さや岩にしみ入蝉の声」のような素晴らしい句に大変貌をとげていたのである。曽良の日記に書かれた、大石寺で芭蕉が詠んだ「山寺や石にしみつく蝉の声」とは大違いである。
 このように、文章は練らないと完成度は高まらない。それは、単なる伝達文の経験ではできず、表現力を磨く努力を積み重ねないとできない。
 重要なことは、この句の「閑」は「門+木」で山寺をイメージさせ、「蝉」は「虫+単」で虫が一匹鳴いていることをイメージさせるだけでなく、「入蝉」と書いて「入禅」(『般若経』の六波羅蜜の1つ。思惟の行)にかけて、岩の上で据わり続けて足がくさってしまったという達磨大師を暗喩している。「石にしみつく」では、「入蝉」にはならず、「岩にしみ入」でないと達磨大師の座禅するすがたをイメージすることはできないのである。
 この「閑さや岩にしみ入蝉の声」を単に山寺の静かな自然を詠んだ句と理解するのは、柿本人麻呂以来の日本の詩の伝統を理解しない悪しき写生主義の影響と言わなければならない(梅原猛氏の口調になってきたかな?)。あるいは、お寺を単に景色としてしか見ない、宗教文化を否定した近代人の薄っぺらな人間観の反映であろう。
 鑑賞する文字である漢字の表現効果を計算し尽くした芭蕉の名句を、平仮名で書かれた句として単に音読みで理解するというのは、日本文化の否定であろう。
 脅迫状の「出」「江」「名」「気」「死」の表現は、この万葉集以来の詩人の漢字づかいの伝統を踏まえていると私は考えているが、それは「新推理・狭山事件44 『万葉仮名的当て字』の4つの罠」「同46 脅迫状の12の偽装工作」で検討したい。

  梅原猛氏の『歌の復籍』『万葉を考える』を読んでいるうちに、どんどん梅原氏の考えに染まっているようです。 (130919 甲斐仁志)
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 「新推理・狭山事件46 脅迫状の21の偽装工作」の「図表1 営利誘拐事件の脅迫状に見られる偽装工作」の分析に使用した営利誘拐事件の脅迫状のデータを「冤罪考・冤罪資料4」にアップしました。
 他の事件の脅迫状を直接見ていただければ、それぞれの事件の犯人像をかなり推測することができます。
 私は掲載した「図表2 4事件の脅迫状の文章構成要素と偽装工作」のような分析を行いましたが、是非、元のデータを見ていただければと思います。 (130918 甲斐仁志)
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書いていた9月18日のブログをアップするのを忘れていました。順序が代わりますが、アップします。(130921)  

 数日前のブログ「111 上から読んだら『中畑江』、下から読んだら『江畑中』」でお知らせしましたが、善枝さんの家の名字を「上田」さんから、「中畑」さんに変更する作業を先行するとともに、内容を全体的に見直しました。 書いているうちに、いろいろと発見がある一方、前著『狭山事件を推理する』のデータが散逸しており、1日、2つの図書館を回って調べましたが、細かな縮刷版の文字とマイクロフィルムの閲覧には疲れました。 若い世代に何とかバトンタッチしたいですね。 (130918 甲斐仁志)
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