|
Ⅱ 日本国憲法の制定プロセス
序 「米国から押し付けられた」と宣伝されている日本国憲法。
誰が作ったものであろうと、よいものはよいわけで、押し付けられたからといって改正しなければならない理由にはならない 。
だが、歴史的事実として、少なくとも日本国憲法の根幹は、日本人の「発案」によるものと相当一致している
「GHQ押し付け憲法論」を主張する論者は、自説に不都合な「憲法研究会」のことと、「幣原喜重郎首相とマッカーサーのやり取り」について一般読者の目から覆い隠すか、過小評価することに務めている 。
日本国憲法の三大原理は
<基本的人権尊重・国民主権・戦争放棄>である。
1 日本国憲法制定の過程の概観
(1)日本国憲法を書いたGHQ民政局の人々
改憲派は、日本国憲法はわずか九日間でGHQの素人たちがつくったお粗末な憲法と主張。
しかし、事実はこのような知日派の米国知識人たちが準備したもの
民政局長コートニー・ホイットニー准将。運営委員会。コロンビア・ナショナル・ロースクール夜間部で法学博士。本職は弁護士。
民政局次長チャールズ・L・ケーディス大佐。運営委員会と司法権に関する小委員会を兼任。コーネル大卒、ハーバード・ロースクール卒。弁護士。連邦公共事業局服法律顧問など歴任。ニューディーラー。
民政局法規課長マイロ・E・ラウエル中佐。運営委員会。司法権に関する小委員会を兼務。スタンフォード大、ハーバード・ロースクール卒。弁護士。政府諸機関で法律顧問。
*高野岩三郎ら「憲法研究会」のメンバーなど、在野の憲法草案を取り入れる橋渡しをした。
アルフレッド・R・ハッシー中佐。ハーバード大学政治学学士・バージニア大学ロースクールで法学博士。弁護士。日本国憲法前文の草稿を記述した。文章家。
フランク・E・ヘイズ陸軍中佐。立法権に関する小委員会。本職は弁護士。国会に関する部分を記述。 サイラス・H・ピーク博士。行政権に関する小委員会担当。コロンビア大学で修士号・博士号取得。コロンビア大学で助教授。
ミルトン・J・エスマン陸軍中尉。行政権に関する小委員会担当。コーネル大学卒、プリンストン大学で政治学と行政学で博士号。合衆国人事院で行政分析担当官。
ピーター・K・ロウスト陸軍中佐。人権にかんする小委員会担当。オランダのライデン大学医学部卒。シカゴ大学で社会学と人類学で博士号。
ハリー・エマソン・ワイルズ。人権にかんする小委員会。ハーバード大学で経済学卒。ペンシルベニア大学で博士号。テンプル大学で人文学博士号。
ベアテ・シロタ嬢。人権にかんする小委員会。特に女性の人権の項目を担当。
日本生活の実体験があり、六ヶ国語を駆使して諸国憲法の人権条項を調査・起案した。
その他、多士済々であって、到底、改憲論者たちがいうような「素人集団」ではない。
以上に見るごとく、日本国憲法の原案であるGHQ憲法(マッカーサー憲法)は、開戦直後に知日派の米国知識人たちが準備したものをもととして、練り上げ準備されてされてきた米国の占領政策を背景としているものであって、現憲法をおとしめる人々がいうように、短時日で素人たちが作り上げた粗末なものではない。
**********************
翻って2012年に作られた自民の改憲草案は??
「はい。こちらの方々が作られました。」
↓
草案の内容はこちら。http://satlaws.web.fc2.com/
1 安倍晋三氏(憲法改正推進本部最高顧問) 2〜4 中谷元氏(起草委員長) 5 船田元氏(憲法改正推進本部顧問) 6、7 西田昌司氏(起草委員会幹事) 8 礒崎陽輔氏(起草委員会事務局長) 9〜13 柴山昌彦氏(起草委員) 14 丸山和也氏(起草委員) 15 片山さつき氏(起草委員) 16 麻生太郎氏(憲法改正推進本部最高顧問) 17 補足 役職は草案p 続きを読む すごい暴言がいっぱいです。たとえば・・・
田原総一朗「主権在民だよ」
西田昌司「そこがはじめっから思想が間違ってる。主権があるのは国体、歴史にあるんですよ」
自民党憲法草案の条文解説 @satlaws 2013-07-10 19:42:58
「オウム真理教に関する問題や、差別に関する報道、ネット社会における個人に対する中傷が放置されている現状がある。こうしたことから、公益や公の秩序を害する活動に対しては、表現の自由や結社の自由を認めないこととした。」http://t.co/4RTXpKU4n9 礒崎陽輔 @isozaki_yousuke 2012-05-28 14:47:28
時々、憲法改正草案に対して、「立憲主義」を理解していないという意味不明の批判を頂きます。この言葉は、Wikipediaにも載っていますが、学生時代の憲法講義では聴いたことがありません。昔からある学説なのでしょうか 柴山昌彦 @shiba_masa 2013-07-08 19:28:30
自民党の改正憲法草案を「世界の非常識」と主張する人がいるが、70年近く憲法が指一本触れられず、堂々と明文に反する解釈が行われている現状の方がよほど世界の非常識だ。 こんな憲法はゴメンですね!
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用





ベアテ・シロタ嬢。人権にかんする小委員会。特に女性の人権の項目を担当。
日本生活の実体験があり、六ヶ国語を駆使して諸国憲法の人権条項を調査・起案した。
特に、この人が重要な人です。
日本の女性の人権や利益を守った人です。この人が居なかったら、今の女性の地位は無かったと思う。
この委員会の中で、一番若くて、勉強家でした。
若い人の意見が通るんですから、当然、良い憲法です。
2015/5/3(日) 午後 11:44
自民案は、爺たちの我が儘な言い分です。
戦争で負けて、押し付けられた!!と??
再び戦争出来る様にして、世界を相手に自国の発展だけの為に略奪するのは、許さない。
世界の人々が共存共栄して、幸福な社会を構築する為には、現、平和憲法は、何も問題の無い、理想的憲法です。
ただ、自衛隊の所存は、憲法が出来てから、自衛隊を創設したので、国会で紛糾する問題です。
自衛隊の位置づけだけ、加筆するだけで、良いと思う。
その場合は、個別、集団的の差別無く、領土、領海、領空において、侵略された時に、自衛権の行使としての交戦権がある。とすべきだ。
それでは、日本周辺での攻撃には、どうするの??と、言うだろうが、少なくとも排他的経済水域までの範囲に限定して自衛権を認めるのが、妥当な改正だと思う。
地域限定すべきでは無い。なんて・・・・飛んでも無い暴言。世界中で戦争出来るなんて・・・・異常な発案だ。。。。
2015/5/3(日) 午後 11:45
> み〜くん
ベアテさんのことご存じだったのですね。さすがですね。
この時代に女性の人権なんて考える人もなかったけれど、彼女は日本に住んで、日本の女性達をみてきたから、女性の権利についても書いてくださったそうです。憲法を作る側にベアテさんがいてくれて本当によかったです。
ラウエル中佐も、日本の「憲法研究会」の憲法草案を取り入れる橋渡しをしてくれたということで、実際は日本の憲法家の法案も入って、十分生かされているのです。
それを「アメリカの押しつけ」とか、「時代遅れ」だとか言う方がおかしいと思います。時代遅れなのは、国家が第一だと言っている自民法案の方ですから・・。
再び戦争出来る様にして、世界を相手に自国の発展だけの為に略奪するのは、許さない。
世界の人々が共存共栄して、幸福な社会を構築する為には、現、平和憲法は、何も問題の無い、理想的憲法です
ここ、大賛成です!
2015/5/4(月) 午前 9:34
地域限定すべきでは無い。なんて・・・・飛んでも無い暴言。世界中で戦争出来るなんて・・・・異常な発案だ。。。。
そうですね。とにかく・・・、いつでもどこでも誰とでも戦争したいと言ってるのと同じです。
そんなに戦争して何を得たいというのでしょう?
武器がたくさん作られ、売れますから、アメリカにほめられたいと言う目的の他に、戦争で儲けようということも企みに入っていることでしょう。
自衛権の問題は解釈が難しいけれど、・・・
その場合は、個別、集団的の差別無く、領土、領海、領空において、侵略された時に、自衛権の行使としての交戦権がある。とすべきだ。
私もそう思います。
拡大解釈させて、アメリカの軍隊の代わりをさせられるのは絶対避けなければいけませんね。
2015/5/4(月) 午前 9:43
ベアテ・シロタさん、
彼女が憲法草案作成メンバーの中におられたから、
女性の人権は確立されて行ったと思っています。
こんな若い、しかも女性を、日本がもし草案を作成する場合
メンバーとして入れることは考えられないでしょう。
当時のアメリカの「進歩性」を感じ、とても感動したことの一つでした。
押し付けられとよく言われますが、mimiさんの記事で教えられたように
幣原元首相の、「不戦」の思いが強く反映されていた事、
アメリカが提示したものをそのまま「憲法」として受け取っていたのではないことを
深く受け止めました。
>70年近く憲法が指一本触れられず、堂々と明文に反する解釈が行われている現状の方が
よほど世界の非常識だ。…この意見に強く共感します。(続く)
2015/5/4(月) 午後 0:14
同時に自民党「憲法起草」委、事務局長礒崎自民議員の「立憲主義」を理解していないという
意味不明の批判…東大で一体何を学んだろうと思います。
むしろ当たり前すぎて講義中に発せられることもなかったのかも。
自ら学ぶということをしていなかったのだと、こんなニンゲンが自民の憲法草案に
関わっていることに、本当に呆れました。
日本国憲法。世界に先駆けて「基本的人権尊重・国民主権・戦争放棄」を謳った「宝もの」
アメリカからの素晴らしい贈り物を何故、手放そうとするの…と、ずっと思い続けています。
2015/5/4(月) 午後 0:15
ベアテさんの事を知った時は本当にうれしかったです。アメリカは意外に保守的な所もあるのに。
彼女は思慮深く日本の惨めな立場の女性を見ていてくれたのですね。お嬢さんなら使用人とか労働者としか思わないのが普通なのに。
紡績工場や炭鉱や農村で過酷な労働に耐えていた女性たち。家にかえれば家事労働も育児も待っています。子供連れで炭鉱で働いていた絵は世界遺産になりましたね。
ナイス&転載させてもらいます。
2015/5/4(月) 午後 4:57
> alf's momさん
日本女性の人権の確率はベアテ・シロタさんがいてくれたおかげですね。日本なら女性の参加を認めないと思われますが、さすがアメリカは違います。こういうところはアメリカの優れたところですね。
私も alf's momさんの記事からずいぶん教わりました。コメントや記事から学ぶことが多くて、ブログを続けていて良かったと思っています。特に alf's momさんの記事やコメントには啓発されることが多く、感謝しています。
立憲主義の何たるかもしらない人達が、草案作りに参加して、憲法改正だと言って得意になっているのが、嘆かわしいです。
この人達は、日本国憲法の成立過程も、良さもほとんどわかっていないのでしょう。あのふざけた漫画を見てもそう思います。
2015/5/4(月) 午後 10:42
アメリカにも二種類の人間がいて、本当に真摯に日本を思ってくださる人達が一生懸命考えてつくられたものであり、その中にはラウエル中佐もいて、日本の「憲法研究会」の憲法草案を取り入れる橋渡しをしたとあります。
これは間違いなく日本の意見も入っているものですし、その後もアメリカと日本で検討を重ねられてできたもの。
アメリカからの一方的な押しつけというのはとんでもない誤解ですね。
もし、お時間に余裕があれば、自民の漫画に渡邊さんがコメントをつけられた「お勧め記事」も読んでいただけたら嬉しいです。私は読みながら、日本国憲法と自民の改悪憲法が、よりはっきりと理解できました。
今日は、お忙しいところ記事をたくさん読んで戴き、また丁寧なコメントをありがとうございました。
2015/5/4(月) 午後 10:53
> hitomiさん
以前から、hitomiさんの記事で学ばせていただいていましたが、今回、自分でも調べてみて、日本国憲法の成立過程やベアテさんのことを知り、とても感銘を受けました。
ベアテさん、本当によい方が日本にいてくれて、そして参加してくださったものです。
alf's momさんも言われていますが、彼女も会に加えた女性を尊重する心やおおらかさ、さすがアメリカと言う感じがしました。
憲法成立までのドラマを追うと、感動がいっぱいあって、「日本の青空」や「日本国憲法」という映画がどれだけ感動ものであったかということが、想像できました。
ナイス&転載までしてくださってありがとうございました。
2015/5/4(月) 午後 11:03
「みみ」さんは、自分に比べると、レベルたかすぎ。自分の頭だと、半分ぐらいしか理解できない。
2016/5/13(金) 午前 9:30 [ かわちゃん ]
> かわちゃんさん
たくさん記事を読んでくださってありがとうございます。
この記事わかりにくかったのですね。これは転載記事です。それに、私の説明も良くなかったのだと思います。すみません。レベル高い方はわかりやすい文章書かれます。私ももっと勉強させていただきます。申し訳ありません。
2016/5/13(金) 午後 10:46