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平城遷都1300年祭は11月7日まで・・。 残り2週間ほどになりました。 上の写真は大極殿 下は貴族の食事のモデル写真です。平城京探訪ツアーで説明してもらえます。 遷都祭でのおすすめを、もう一つ 平城京歴史館 をご紹介します。 歴史館は、遣唐使船復原展示場所のすぐそばにあります。 平城京の歴史や遣唐使船の命懸けの渡航、平城京時代の人々や貴族の暮らし等々、 最新の技術を駆使した映像や、アニメーションで説明してくれます。 これで平城京の歴史はバッチリ! (学校もこんな授業ならわかりやすいのに・・) ここは写真が撮れません・・・それで、館内を説明するのに、文字ばかりでごめんなさい。 それでは・・・ 高松塚古墳の壁画のレプリカのトンネルを通って、天平時代へタイムスリップ〜♪ この時代、貴族は贅沢を極めていたので、貴族の婦人は美しい衣装を着ていたようです。 壁画の女性の朱色や黄色の美しい衣装を参考に再現された天平衣装体験。 なかなかの人気です! 着てみて写真を取ってみるのも良いかも・・) テーマ展示・・・【古代アジアと日本の歴史】 帰化人司馬達等(たっと)さんと粟田真人さんが「せんとくん」に中国大陸から日本への技術の伝来の話や国作りの歴史を説明してくれます。 アニメ仕立てでわかりやすいです。 今や大人気で、奈良のアイドルに定着しました。 アニメの声もカワイイですよ。 せんと君ってこんなにかわいかったっけ〜?と、見直しました。せんとくんグッズも売れています^^ 太安万侶と山上憶良、行基の3人がそれぞれの立場で、平城京の文化を伝えます。 【遣唐使シアター】 ・・・『波濤を越えて 遣唐使の航海』 嵐の中を進む遣唐使船の場面から始まり、引きつけられるように見入ってしまいました。 当時の船の技術は未熟で、航海は大変なのものがあったようです。 実際、暴風雨で遭難することも多かったため、『4(隻)の船』が『死の船』と呼ばれたこともあり、怖くて逃げ出す人もいたとか・・。 遣唐使船が、なぜ4隻で出かけたか?というと・・・、 それも、4隻なら、嵐にあっても、どれか1隻は目的地に着くだろう・・・ という考え方らしい・・。乗る方にとっては、怖い話ですね。 船は現在の大阪から出港し、まずは南の九州へ行って、追い風が来るのを待って大陸へ出発。一週間ぐらいで、中国大陸へ着いて、それから二ヶ月かかって唐の都長安へ向かいます。すごい長旅です。お疲れ様〜。 遣唐使船の写真、前の記事に使って消してしまったみたいでありません。 仕方ないので、ネットから帆が上がっているイメージ写真を借用しました。 平城京の新しい都作りへの夢を抱いて19歳の若さで唐に渡った阿倍仲麻呂。 優秀な彼は、あの難しい科挙の試験に合格し、玄宗皇帝に目をかけられ、 それゆえ日本への帰国がままならなかった方です。 ・・ようやく55歳の時、お許しがでて日本へ向かうのですが・・・、 不運にも仲麻呂の乗った船だけが難破。 船は安南(現在のベトナムで、当時は唐の領土)に漂着して… 結局、長安に戻り、また唐の国に仕え、故国日本には帰れませんでした。 天の原ふりさけ見れば春日なる
三笠の山にいでし月かも
百人一首にも出てくるこの歌は、仲麻呂が日本への帰途につくときの送別の席で、「この月は、昔、三笠の山に出ていたあの月と同じ月だなぁ・・」 と望郷の思いを、詠んだ歌です。 詩人の李白や王維が活躍していた唐の時代。 仲麻呂の帰国にあたり、王維は、彼との別れを惜しむ歌を作り、 また、仲麻呂の乗った船が難破したと聞いた李白は彼が死んだものと勘違いして、彼の死を悼む歌 を作りました。 優秀で文才もあった仲麻呂さん、中国の文化人からも歓迎され、親しく交わりがあったようです。 それにしても、日中間でのもめごとが続いているせいか・・この時代のおおらかさには目を見はります。 難しい科挙の試験は、中国人にも日本人にも平等に門戸を開いてくれました。 そして、外国人の就職ですが、 玄宗皇帝は、優秀な日本人阿倍仲麻呂さんを高官につけて召し抱えてくれました。 このおおらかさ、心の広さ、信頼感。さすが玄宗皇帝ですね。 そして、日本人にも胸襟を開いて、親しい交わりを結んだ文化人達、 唐から多くを学びたくて、命懸けでやってきた日本人達、 日本に来て、喜んで技術を教えた帰化人達も・・・ 国境を越えた人と人との結びつきは、当然、お互いの国への 敬意と信頼が根底にあったものと思われます。 平城京は、日本と中国がお互いに信頼を寄せあっていた良い時代があったことを教えてくれます。 ///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// こちらのアニメでは、 鑑真和上や吉備真備などの教科書に出てきた歴史的人物も登場。 歴史が身近に感じられますよ。 *ところで、ここには、天平貴族の衣装をまとったお姉さんが立っていて、 ニコニコしながら、おっとりとシアターの初めの語りを担当します。 美人でしょう? まゆが動いたり、まばたきしたり、とってもリアル。 思わず、写真を撮ってしまいました。 (実は・・・撮影禁止だったのですが、知らずに撮ってしまったのでマル秘公開!) べっぴんさんのお姉さんは、シアターの右手にいますから、行って確かめてくださいね。 【平城京VRシアター】「平城京 はじまりの都」 外国使節団が見た平城京の姿や華やかな文化を再現しています。 バーチャルリアリティーでの迫力ある映像です。 臨場感にあふれていて、自分がその世界に入り込んでいるかのようです。 この時建てられた、西大寺、東大寺、薬師寺、大安寺、興福寺・・などの南都七大寺のスクリーン・・ 1300年前の歴史を感じ、感動しました この歴史館から遣唐使船に乗船。 実際乗ってみると、やっぱり150人も乗るには、やはり小さく感じた遣唐使船でした。 これが、なかなか厳しくて、前もってお取り置き・・ということも出来ません。 一人に一枚で、指定された時間、たとえば12時なら12時に行かないといけない。 500人くらいしか収容できないので、仕方がないですね。 平日の午前中がお勧めですが、先に入場整理券を求めておいて、その時間に合わせて、会場を回る計画を立てるのがお勧めです。 (歴史館見学の所要時間は、およそ1時間です) 入場料 大人500円。大学・高校生250円 小中学生200円 開館時間 9時〜4時まで。 秋は、平成散楽と称して大道芸が、この時代の衣装を着けて登場しています。 大道芸も、天平時代から存在していて、東西の市場で人々を楽しませていたようです! |
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2010年10月23日
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