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昨日(28日)、『Yahoo!ブログ サービス終了のお知らせ』という通告がなされた。
『Yahoo!ブログをお使いの皆様へ』と題する文章は、次のような書き出しで始まる。
<平素よりYahoo!ブログをご利用いただき、誠にありがとうございます。
Yahoo!ブログは、「誰もが情報発信できる」をコンセプトに、約13年間運営してまいりました。これだけの長い間サービスを続けることができたのは、ひとえに皆様の支えがあったからこそだと考えております。重ねて御礼申し上げます。>
これだけ見ると、一見、『低姿勢』で『誠実?』のように見えるかもしれないが、実際に示されている『終了までのスケジュール』は極めて、性急なものである。
『(他のブログサービスへの)移行ツールおよびサービス終了』は(今年の)12月15日となっている。
もしかしたら、本日(3月1日)から9カ月あるので、『十分な猶予期間をとっている』と感じる人もいるのかもしれない。
しかし、実際には、『記事・コメント・トラックバックの投稿および編集機能終了』は8月31日となっている。
この日以降、新たな記事の投稿などはできなくなってしまうのだから、事実上、8月末で『ブログサービスの中心部分は終了』と変わりがないことになる。 つまり、今後もブログという形での(円滑な)継続を模索していきたいと思う人は、3月1日〜8月31日の6カ月間で、『他社ブログへのお引越し』の意思決定を行い(どこに移るかも含めた意思決定)と、その具体的作業を完了しなければならなくなる。
もちろんIT企業の従業員であれば、会社が決定したスケジュールに沿ってそれを実行するのは、当然のことなのかもしれない。
しかし、私たちは、『Yahoo!ブログ』の利用者である。ヤフーの社員ではない。
一片の『通告』をもって、このような『サービス終了』を納得し、それに合わせたそれぞれの『作業』を果たせというのは、あまりにも『一方的な考え方』であろう。
ヤフーの社員であれば、それなりにITの知識を持ち合わせているであろうし、また、労働時間中は、『会社の定めた目的』を遂行するために全力を尽くすのは、当然のことなのだろう。
だが、『Yahoo!ブログ』の利用者は、むしろ専門知識に欠ける人(私自身もそうだ)でも容易に利用できることが売りであったはずである。
また、『Yahoo!ブログ』の利用者には、それぞれの生活があり、それぞれの事情がある。
現在、病気で入院中の人もいるだろうし、あるいは、家族などがさまざまな困難を抱えていて、その人たちをサポートするのに追われている人も、多数いることだろう。 そういう人たちのこと(多様な事情を抱えている人が、むしろ多数派のはずである)を少しでも考慮して、設定されたスケジュールなのか、非常に疑問に思う。
ヤフーという会社、あるいはソフトバンクグループが、現在、どのような事情を抱えているのか知らないが、このような『一方的な、社内事情の押しつけ』が許されると考えているとしたら、ネットワーク事業という自らが営んできた事業そのものの『社会的意義』をわきまえていないと言わざるを得ない。 『約13年間』にわたって、『ブログ』というものの意義を考えることなく、運営してきたのだとしたら、一体、『ヤフー』という会社はそもそも何なのだろうという気がする。
しかも、『平成』という元号が終わるタイミングに、まさに便乗するような形で、こうしたことを押し付けてくることに対して、腹が立つと言わざるを得ない。
これまで、このようなサービスを提供されてきたことに、『全く感謝を覚えない』ということではないが、しかし企業であれば、これまでも『メリット』があってこそ、維持されてきた事業だったはずだ。
それが、『ソフトバンクグループ』という巨大な企業グループを構成する会社が、このような『一方的通告』をせざるを得ない、ということであれば、『ソフトバンクグループ』の『社会的責任』について、どのように考えているのかと言いたくなってくる。
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