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参議院選挙が終わって噂通り、米中貿易戦争で売れなくなった農産物を買わされる日本。
https://31634308.at.webry.info/201908/article_13.html 参議院選挙が終わり、トランプ大統領が安倍首相に対して、選挙前に言われた通り、米農産品の巨額購入を要求していること明らかにされた。
先日、海に落ちた戦闘機100機以上で1兆円以上、陸上イージスアショア数千億円を買うことを約束している。
この手の購入は、まるで自分の財布から安倍首相の一存で出すようだ。
それなら文句は言わないが、このお金は税金である。
本当にこの男、湯水のように金をばら撒く。
外国に外交と称して遊説し、援助金をばら撒く。
もう10兆円以上になっている。
今国会も開かれず追及も出来ない。
農産物数百億円レベルという。
今米国からの農産物は米中の関税の掛け合いで中国への輸出が完全ストップしている。
トランプ大統領は当初から想定済みで、その穴埋めに日本買わそうとしている。
尻尾を振るだけのポチを主人に持つ国民は、汚い尻の尻ぬぐいをしなければならない。
子供時代からお金に困ったことのない男に国家財布は任せられない。
この件、以下のツイートが出されている。
小沢一郎(事務所)認証済みアカウント @ozawa_jimusho 『予想通り参院選が終わってから、どんどんこの手の話が出てきている。政権に都合の悪い情報を、躊躇なく隠蔽、操作するという意味では、この国は戦前と何も変わっていない。よほどしっかりしないと、誰も責任はとらず、やりたい放題やられる』 小池晃認証済みアカウント @koike_akira
『これが「素晴らしい発表ができる」と言っていた中身なのか! 米大統領、安倍首相に農産品購入要求 』 この件について、批判のツイートは小沢一郎事務所、小池氏だけのようだ。 立憲、国民も文句もないようだ。
こんな金は、政治を支持している自民、公明の国民に負担してもらいたいものだ。
米、日本に農産品購入要求 対中輸出減の穴埋めか
https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2019/8/13/322875 【ぐはぁ…】トランプ氏、安倍総理に米農産品の”巨額購入”を要求!貿易交渉とは”別枠”で!→日本政府は数百億円規模の購入を検討か!
https://yuruneto.com/trump-abe-nousanhin/ どんなにゅーす?
・米・トランプ大統領が、安倍総理に対して「米国産農産品の巨額購入」を求めていたことが判明。
共同通信が報じた。
・報道によると、トランプ氏は(米側に圧倒的に有利とされている)日米貿易交渉の合意とは別枠で要求しているとされており、貿易交渉の悪影響を恐れる日本政府は、(輸送費含め)数百億円規模の購入を検討する案が浮上しているという。
これが、トランプが公言していた「大変良い発表」!?数百億規模の「売国」で日本の農業は大打撃確実に! トランプ大統領は「大豆や小麦など具体的な品目」を挙げ、米農産品の巨額購入を日米貿易交渉の枠組みとは別に要求 / 小泉進次郎氏が次期首相なら、日本の農業がとんでもないことになる https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=208499 「日本との貿易交渉は大きく前進した。農産物と牛肉が交渉の中心だ。ただこれは大きな数字が期待される7月の選挙(参院選)の後までお預けだ!」というトランプ大統領のツイートで言及されていた密約の一端が出てきました。
https://twitter.com/TrumpTrackerJP/status/1132511817782063105?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1132511817782063105&ref_url=https%3A%2F%2Fshanti-phula.net%2Fja%2Fsocial%2Fblog%2F%3Fs%3D%25E3%2583%2588%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2597%2B%25E5%25AF%2586%25E7%25B4%2584%26paged%3D2 トランプ大統領は「大豆や小麦など具体的な品目」を挙げ、“米農産品の巨額購入を日米貿易交渉の枠組みとは別”に要求していたとのことです。 “今後トランプ大統領の要求がエスカレートするのは間違いない”でしょう。
ツイートをご覧になると、“小泉進次郎氏が次期首相なら、日本の農業がとんでもないことになるよ”とありますが、“続きはこちらから”の最初のツイートをご覧になると、その通りであることがわかると思います。
小泉進次郎氏は常に特別扱いされる議員で、それだけアメリカから期待されているわけで、ことによると、あべぴょんを上回る売国議員へと成長する可能性があります。
日刊ゲンダイでは、進次郎議員の“結婚フィーバー”を支持率アップにつなげ、11月の解散、12月の総選挙に打って出る可能性を指摘しています。
野党が、「れいわ新選組」を中心にまとまらないと、またやられてしまいます。
進次郎効果を利用…永田町で急浮上「11月解散説」に現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260184 ラウンドアップ裁判、今後は販売する側も訴訟の対象に!
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=208289 米国ではラウンドアップを販売する流通業者が、ラウンドアップの販売の際に間違った印象を与えて消費者にその発ガンの危険を伝えなかったとして、カリフォルニア連邦裁判所に集団訴訟されるかもしれないとのことです。
モンサント(バイエル)だけでなく、その製品を売る側にも責任が問われる事態になっていくようです。
日本では小樽・子どもの環境を考える親の会が「グリホサートを使用した商品の販売を止めてほしい!」と4個所の流通業者に対して要請しましたが、そのうち100円ショップのダイソーだけがその責任を感じて(アマゾンなど他の3つの流通業者はその責任を認めていない)動いてくれました。
ただ取引先が既に生産した在庫品に限り販売するということだったので、先日印鑰氏がダイソーの100円ショップに確認しに行ったところ、グリホサートは無くなっていたが代わりにグルホシネートを使った除草剤が販売されていたそうです。
グルホシネートもグリホサートと同様、遺伝子組み換えでも使われる除草剤なので、五十歩百歩かな?と。
しかし、ダイソーではお酢の除草剤が登場したので半歩前進だろうかと。
日本政府がグリホサートを最大400倍に規制緩和したからといってグリホサートの安全性が高まったわけでもないのですから、私たち国民側は1%にだまされることのないように観る目を育てると共に、流通業者におかれてはその真偽を見極めて販売してもらいたいものです。
訴訟沙汰などになる前に。
子どもたちを守るために。
そして一人ひとりの内なる子どものために。
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2019年08月14日
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ダグラス・ラミスさんの本「戦争するってどんなこと」
中学生向けに書いてありますが、今の危ない時代に、ぜひ大人にも読んでほしい本です。
沖縄のこと、戦後の政府が決して民主主義ではなかったこと,日本の戦後の歴史の流れなどを解説、ラミスさんの平和思想にも心打たれるものがありました。
ラミスさんは、あの「9条を抱きしめて」のネルソンさんの友だちであり、ネルソンさんに
憲法9条を伝えたです。この2人の平和思想の基が憲法9条であることを嬉しく、また誇りに思えます。この本のことを、少しずつ紹介させていただこうと思います。
もっとも、買って読んで戴くのが一番良い方法ですが・・
長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです
ダグラス・ラミスさんのこと彼は1936年生まれ。24歳で海兵隊に入隊
国を守るためには軍事力は必要だと考えていた。 戦争するとはどういうことかをわかっていなかった。
*戦争とは…集団暴力、大きな組織を作り武器を持たせて戦う。
交戦権とは人を殺し財産を破壊する権利、兵士が殺人しても殺人罪にならない
運よく戦争に行くことがなかったので、日本人が「二度と戦争には行かない」と言う感覚がわからなかった。
しかし、敗戦後の日本の焼け野原を見れば、軍事力では、国を平和にすることも守ることもできないと職業軍人でもわかったはずである。
反戦運動が始まり…日本の平和憲法9条から大きく影響を受けた
戦後の日本とアメリカ戦後の短い期間に、アメリカは日本国民と連帯して日本政府を変えようとした。
アメリカは第二次大戦後の一時期平和主義的思想を持つようになったという説もあるが、 まず、日本の軍事力をなくそうと考えた。
そして、国民は政府に抑圧されていたので、国民と連帯して国家権力を減らす憲法を作った。
*日本国憲法の特徴は最初のⅠから40条のほとんどが国家権力を減らすことを定めている。政府がやってはいけないことの中には、戦争をしてはいけないことも入っている
↓
しかしその後アメリカ政府の日本に対する態度が変わり始める。
ロシアとの冷戦が始まったからである。 アメリカは日本が戦争できない国ではなく、ソ連との戦いに役立つ国にしたくなった。 しかし憲法があるので9条を無視することはできない。 もう少し遅かったら9条はなかった。 公戦権を認めない憲法は、冷戦前の限られた時期だからできたといっても良い。
アメリカは9条をを入れたことを早い時期から後悔した。 1950年朝鮮戦争のとき警察予備隊が作られる。
ここから憲法との矛盾が始まった。 軍事行動ができない自衛隊の存在は、軍隊を持たない方がいいという平和思想を持つ人たちが、軍隊を持ちたい人たちと闘ってきた結果といえる。 なぜなら…現在を含め戦後のほとんどの期間、日本政府と政府支持者は平和思想を持っていなかった。 戦争の時代に生まれた平和思想を持つ勢力は国民の中にある。
平和勢力は戦後ずっと日本の中の平和思想を持たない勢力と対決して闘ってきた。
(少しずつ負けてきているが、)まだ9条は残っていて抗戦権のもとで、日本は人を殺していない
小さい国は軍隊を作っても勝てない。 日本国憲法を世の非常識と言う人がいるが、では、その常識はどのような世界を作ったか? 「すべての国家は正当な暴力の権利として公戦権があるという考え方」が
20世紀の歴史を作った。
↓
それは国家の暴力によって殺された人が史上最大の世紀となった。 これほど人々が政府の暴力によって殺されたことは歴史上なかった。
同時に軍需産業がこれほど巨大化したのも二十世紀である
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8月6日に再掲載したかったのですが、遅くなりました。
「慟哭」は吉永小百合さんの原爆詩集CD「第二楽章」に入っています。
お勧めのCDです。
「核兵器のない、平和な二十一世紀を願って、祈るような思いで朗読しました…」 世界で初めて被爆地となった「ヒロシマ」を、さまざまな女性がさまざまな視点で語った「原爆詩」。数多の映画で戦争や被爆の悲劇を演じた女優・吉永小百合が、一人の女性として朗読する「原爆詩」を、美しい音楽で綴った珠玉のアルバム 「慟哭」(どうこく) 大平数子
逝ったひとはかえってこれないから 逝ったひとは叫ぶことが出来ないから 逝ったひとはなげくすべがないから 生きのこったひとはどうすればいい 生きのこったひとはなにがわかればいい 生きのこったひとはかなしみをちぎってあるく 生きのこったひとは思い出を凍らせてあるく 生きのこったひとは固定した面(マスク)を抱いてあるく (原爆より三日目に吾が家の焼けあとに呆然と立ちました)
めぐりめぐってたずねあてたら まだ灰があつうて やかんをひろうてもどりました でこぼこのやかんになっておりました やかんよ きかしてくれ 親しい人の消息を やかんがかわゆうて むしように むしようにさすっておりました 坊さんが来てさ
くろいものを着てさ
かねをならしはじめると
母さんに見つめられて
あかるい灯明のむこうに
おまえたち
てれているのさ
ぽろ ぽろ
いとすいせんの匂う下で
母さんに叱られたとき
おまえたち
やったように
ちょっと泣き顔なのさ
月夜
もう寝たかい
もうねたかい
まだかい
もうねたろう
はよう
ねてくれよ
よんでいる
だれかよんでいる
むこうのほうでよんでいる
くずれながら
よせてきながら
母(ママン)ー
どこかでよんでいる
母(ママン)ー
沖の方でよんでいる
夕方
花やの前を通ると
花たちがいっせいにこっちを見る
チューリップも
アネモネも
スイートピーも
ヒヤシンスも
それからフリージアも
みいんな
手を出して
連れてかえってくれという
母さんに抱かれていたい言う 失ったものに
まちにあったかい灯がとぼるようになった
ふかふか ふかしたてのパンが
ちんれつだなにかざられるようになった
中学の帽子が似合うだろう
今宵かじるこのパンを
たべさしてやりたい
はらいっぱいたべさしてやりたい
女夜叉(おんなやしゃ)になって
おまえたちを殺したものを
憎んで、憎んで、憎み殺してやりたいが
今日は
母さんは空になって
おまえのための鳩を飛ばそう
まめつぶになって消えていくまで
とばしつづけよう
しょうじ よう
やすし よう しょうじ よう やすし よう しょうじ よおう やすしい よおう しょうじい よおう やすしい よおう しょうじい しょうじい しょうじいい (しょうじ=次男)
(やすし=長男)
風さん 風さん 風さん あなたが世界中をくまなく吹いて
どこかでわたしの子どもを見かけたら
わたしが
待って待って
待ちくたびれて
それでも
のぞみを捨てないで
まだ
待っているからと
あの子に伝えて下さいな
お月さん お月さん お月さん
あなたは
1年 365日
そうして歩いておいでだから
あなたは何でも見えるでしょうから
私の子どもが
道が多くて帰れないと
泣いていたなら
迷わずまっすぐ帰ったらいいと
おしえてやって下さいな
つばめさん つばめさん
あなたがいた みなみの国に もしや わたしの子どもが 帰るのを忘れて 遊んでいやしないでしょうか あの子はものおぼえのいいこだから きっとわたしを 思いだしてくれるでしょうけれど 南の国はあったかいから
南の国はいっぱいいっぱい花が匂うているから
花の香りにむせて
私の子どもが帰るのを忘れているかも
しれないのです
もし
あなたが私の子どもを見かけたら
私が待っているからと
あの子に伝えて下さいな
ザクザクザク
山里にみぞれ降る
ゆきの重さ
悲しみの重さ
とてつもなくながいよると
とてつもなくみじかいひると
とてるもなくながいよると
とてつもなくみじかいひると
こどもたちよ
あなたは知っているでしょう 正義ということを 正義とは つるぎをぬくことでないことを 正義とは ”あい”だということを 正義とは
お母さんを悲しませないことだということを
みんなお母さんの子だから
子ども達よ
あなたは知っているでしょう。
******************* 初めてこの詩を聴いた時、涙が止まりませんでした。
バックに流れる美しい音楽と、吉永小百合さんの哀切な詩の朗読に、
子供を失った母親の悲しみが心に染みとおっていきます。
愛する者を失う悲しみは、ヒロシマも福島も同じです。
ヒロシマの原爆記念日、そして9日の長崎の原爆記念日は、
原爆だけではなく、原発も含めて、人類が核の犠牲になることがないように・・と、祈る日にしたいです。
alfmomさんからコメントいただいてました。
(亡き彼女を偲んで・・追記させていただきます)
母親の気持ちが身に染みました。
「やかんがかわゆうて むしように むしようにさすっておりました」 母親の悲しみがいたい程伝わって来ます。 「正義とは つるぎをぬくことでないことを 正義とは ”あい”だということを 正義とは お母さんを悲しませないことだということを」 世の中に広がる不正義。そういう世の中を作る先頭に立っているのが現首相。 悔しくてなりません。 権力に対して、私(たち)の力は微小ですが、それでも最後までその大きな力に 抗し続けるつもりです。 2015/3/13(金) 午後 5:45
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戦後74年で戦前に逆戻りするのか この息苦しさ 何が愚かといっても、この日本を戦前の軍国主義に戻すことほど愚かなことはありません。
別掲の対談記事で、立川談四桜さんは、田中角栄元首相が「戦争を知らない世代が政治の中枢となった時は危ない」と語ったことを紹介していますが、まさにその戦争を知らない世代の安倍首相が安倍一強の独裁政治を行っているのがいまの時代です。彼は戦争を知らない世代の中でも一番できの悪い人間です。
安倍政権は、この6年半、特定秘密保護法、新安保法制、共謀罪を成立させ、戦争するための国づくり、軍国主義化の準備を着々と進め、最後の憲法9条の改悪を目指しています。軍国主義を押しすすめればその分民生が圧迫されるのは火を見るよりも明らかです。
小笠原泰氏は、10〜30代の男子が高率で安倍政権を支持している理由を、「とりあえず生きていけているので、変化を起こされるより今のままがよい」と思っているからと分析しています※が、このまま現状が維持されるということはあり得ません。日本の政治状況は極めて危うい状況になりつつあります。
終戦記念日を目前にして日刊ゲンダイが、「戦後74年で逆戻りか 真綿で絞められるような息苦しさ」と題する記事を出しました。
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戦後74年で逆戻りか 真綿で絞められるような息苦しさ
日刊ゲンダイ 2019/08/13
阿修羅文字起こしより転載
〈白が黒と言われ、黒が白と言われ、上のものが下に置かれ、下のものが上に置かれはじめた時、その国は「乱れ」、民は幸福と安寧を失い、貧困と混沌を生きねばならなくなります。そしてまさに今の日本は、国は「乱れ」、貧困と混沌を生きることを余儀なくされています〉
〈こうした「乱れ」を正していく、最も強い力を持っているのはもちろん「政府」です。しかし、その政府自身が「乱れ」はじめては、もはやその国で、政治の力で民の幸福と安寧を取り戻すことなど、期待できなくなります〉
内閣官房参与を昨年末退任した藤井聡京大大学院教授は〈壊れかけた日本〉と題し、こう書いていたが、今のこの国の姿はもはや「壊れかけ」どころか、「すでにあちこちが粉々にぶっ壊れている」といった表現の方が正しいのではないか。2012年の第2次安倍政権発足以降、戦前の軍国主義時代を彷彿とさせるような「乱れ」が当たり前になりつつあるからだ。
最近の出来事で真っ先に思い浮かぶのが、学校法人森友学園の国有地売却をめぐる財務省の文書改ざん・廃棄事件だろう。大阪地検特捜部の不起訴を受け、大阪第1検察審査会は佐川宣寿元財務省理財局長ら10人を「不起訴不当」と議決。特捜部の再捜査が行われたものの、結局、結論は変わることなく終結してしまった。
権力犯罪を許す特捜部は即刻、解体すべきだ
「再度の不起訴処分は極めて遺憾。非常に怒りを持っている」
佐川元局長らを告発した阪口徳雄弁護士が会見で怒りをあらわにしたのも当然だ。財務省はなぜ森友に国有地をタダ同然で売却する契約を結んだのか。コトの経緯を記した決裁文書や報告書はなぜ改ざん、廃棄されたのか。誰がいつ、どういう理由で改ざんや廃棄を指示したのか。何一つ、明らかになっていないのだ。
国有財産が毀損し、自殺者まで出るなど、戦後史に残る重大事件と言ってもいいのに、政治家も官僚も誰ひとりとして責任を取らない。これが犯罪に問われないのであれば、この先も政府や役所はやりたい放題。都合が悪いことが起きたら、関連文書をすぐに改ざん、廃棄し、後は組織を挙げて知らぬ存ぜぬを貫き通せば許されてしまうからだ。
佐川元局長らを告発していた上脇博之神戸学院大教授はこう言う。
「今回の結論に沿えば、公文書変造・同行使や、公用文書毀棄といった罪は成り立たなくなる。森友問題を反省し、二度と起きないよう行政文書をきちんと残すべきというのではなく、むしろ積極的に隠す方向に向かいかねない。とても民主主義国家とは言えません」
その通りだ。それなのに特捜部は「必要かつ十分な捜査をした」とオウムのように繰り返すだけ。どんな追加捜査をしたのかもサッパリ分からない。かつては「巨悪を眠らせない」と息巻いていた特捜部だが、今や権力犯罪の真相に迫るという本来の役割を放棄し、グウグウと高いびきをかいて眠る巨悪をやさしく見守る組織に成り下がった。権力者の顔色をうかがい、言いなりで動く組織であれば、即刻、解体するべきだろう。
「アベ政治」の暴走を許せば行き着く先は戦争国家だ
腐敗堕落の特捜部と同様、戦前の嫌な空気を感じさせるのが、開幕から3日で中止に追い込まれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の一件だ。
「ガソリン携行缶を持って美術館に行く」と脅迫文を送った愛知県内の男が威力業務妨害容疑で逮捕されたのは当然として、それ以上に深刻なのは、河村たかし名古屋市長が「日本人の心を踏みにじる」と言って展示中止を要求したり、菅官房長官らが芸術祭への補助金交付の見直しを示唆したりしたことだ。
欧米では半ば常識となっている通り、現代芸術の作品は権力者を批判したり、賛否が分かれる社会問題をあえて取り上げたりするのが一般的だ。それぞれの立場や異なる視点で物事を考えさせるのが目的の一つでもあるからで、政府や権力者の意向に沿った作品の展示しか認めないのであれば、公権力による権力の乱用、表現の自由の侵害は言うまでもないし、独裁国家のプロパガンダ芸術と変わらなくなる。「表現の不自由展・その後」の中止にネトウヨは拍手喝采だが、「表現の不自由」が積み重なるほど、74年前の「いつか来た道」の時代に時計の針は逆戻り。いつの間にかジワジワと社会全体が真綿で絞められるような息苦しさを覚えることになるのだ。
政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「安倍政権は、この6年半、特定秘密保護法や共謀罪を成立させ、集団的自衛権の行使も容認するなど戦争するための国づくり、つまり、戦前の軍国主義化の準備を着々と進めてきました。表現の不自由展をめぐる今の異様な空気、排外主義とも言うべき主張は、一連の『アベ政治』の流れから生まれてきたものであり、今の日本の政治状況が極めて危うい状況になりつつある表れとも言えます」
対抗措置や非難の応酬で得られる成果はない
泥沼化する日韓対立でナショナリズムをあおるような今の日本政府の強硬姿勢もまた、植民地戦争、支配を肯定させた大日本帝国の「大国主義イデオロギー」を思い起こさせる。侵略戦争による植民地拡大、膨張政策が始まった当時の日本では、「文明国である日本」と「野蛮な国であるアジア」の戦いという図式が公教育とメディアを通じて広められたが、今回の日韓対立でも〈日韓基本条約で解決済みの徴用工問題を取り上げる野蛮な韓国を日本が「ホワイト国(優遇対象国)」から除外するのは当たり前〉といった論評が目立つ。
安倍首相も「日韓請求権協定に違反する行為を韓国が一方的に行い、国交正常化の基盤となった国際条約を破っている」などと“隣国憎し”の発言を繰り返しているが、対抗措置や非難の応酬で何か得られるのか。相手国に対して拳を振り上げるばかりでは問題が解決しないのは北朝鮮問題でも分かったはずだ。安倍が「対話のための対話はしない」と言って「圧力一辺倒」の姿勢を取り続けた結果、米国や中国、ロシアなどが次々と金正恩朝鮮労働党委員長と首脳会談を行う中で、日本だけが蚊帳の外に置かれた。今回だって日韓の対立が長引くほど、核やミサイル開発を進める北を利するだけということがなぜ、分からないのか。
政府の「乱れ」を正すのは本来、メディアの役目だ。「冷静になれ」と言うべき論陣を張ってもいいのに静観している。それどころか、政権と一緒に日韓対立をあおっているかのような報道もあるから何をかいわんやだ。
元東大教授の桂敬一氏(ジャーナリズム論)はこう言う。
「今のメディアは問題の深掘りも検証もしない。やれ新元号『令和』だ、やれ進次郎が結婚した、と話題に飛びついて大騒ぎしてオシマイ。内政、外交でさまざまな問題が表面化してきた長期政権の安倍政治に対しても、大所高所から論点を整理して報じるべきなのに何もしない。全くどうかしています。メディアが権力の監視をやめて萎縮し、礼賛報道の大本営発表となれば、権力の私物化は際限なくなるでしょう」
このまま「アベ政治」による「乱れ」を傍観していたら、間違いなく行き着く先は戦争国家だ。 |

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