|
レモンの木についたアゲハの卵です。 レモンの木が小さいので、幼虫に葉を食べ尽くされる恐れがあり、かわいそうに思いながらも駆除したことは前の記事に書きました。
毎日、アゲハ避けに木酢液をかけていたのですが、また卵です。
次男に見せようと放置しておくと、3日ほど?で幼虫になってしまい、仕方なく、また駆除しました。
こんな小さなレモンの木に、何度も卵を産みに来るのは何故?
きっと、農薬がかかってない木が少なくなっているのでしょうね。
アゲハのお母さんが、せっかく選んでくれたのに…と思うとちょっと心が痛みます。
そんな気分になっていた時、
なんと、まだアゲハの幼虫が隠れていたのです。
見つけた幼虫は、かなり大きくなっていました。
駆除しにくい気分になっていたので、里子に出そうと
もらってくださる方を探しました。
でも、アゲハの食草は柑橘類の葉か山椒の葉、
それを探すのが難しいので
餓死させてしまうとかわいそう…と、断られてしまいました。
どうしようと思っているうちに、レモンの葉を食べて大きくなった幼虫は
ついに、5齢幼虫に。
レモンの木でご機嫌に散歩。
間違いなくナミアゲハ蝶の子供達です。(虫の嫌いな方、ごめんなさい。)
でも、虫嫌いな私も、見慣れてきたせいか、
アオムシが珍獣のようで、ちょっと可愛く見えてきました。
よく観察すると、二匹は同じ大きさなので同じ日の卵から生まれた兄弟です。
卵はいつも三つなので、一匹は小さいうちに私が駆除したのでしょう。
人間と同じく個性もあるようで、一匹は目立ちたがりの食いしん坊
いつも一番目立つところのレモンの葉にちょこんと居て、
私が目を光らせているのに、安心してモリモリ葉を食べ続けます。
もう一匹は慎重派。
いつもレモンの木の奥にひっそり隠れんぼ。
毎朝、水やりの時に観察しているうちに、この二匹が可愛く思えてきました。
誰からも貰い手がなく、
仕方ない。私が最後まで育てよう…と決心したのです。
それにしてもこの食い荒らされ方。
二匹の命も大切だけど、このままではレモンも枯れてしまいます。
どうしたもんじゃろ〜〜(古)
レモンの代わりになる植物を探せばいいのではないか?
そこで、「アゲハの幼虫の餌」でネット検索すると、
「アゲハ草」というアゲハの幼虫の餌になる植物がありました。一鉢590円也。
良かった〜〜‼と、急いで注文して、二匹を移すことにしました。
大好きなレモンの木とお別れの日が来ました。
この日はカンカン照り、二匹とも賢く木の陰に隠れて大人しい。
レモンの葉はレモンの良い匂いがします。大きな葉は、日陰にもなるし、裏に隠れていれば、鳥にも見つかりにくい。幼虫には育ちやすい環境の木でした。
でも、これ以上食べられては…もう限界。
嫌だよ〜と言ってるみたいでしたが、箸で引き離して移動させます。
食いしん坊君の方は、移してやると喜んで草をモリモリ
一安心です。
でも、慎重派のかくれんぼアオムシ君の方は、移るのを嫌がってレモンの枝に張り付いていたのを、無理に移動させてしまいました。
移しても全く動かずにこんな格好のまま。
右下に見えるのですが、まるでタツノオトシゴのよう。
でも、私はここで気づかないといけなかったのです。
この格好は「前蛹」という蛹になる前の姿に似ています。
この日、大人しかったのは、そろそろ蛹になろうとしていたからかもしれません。
この時期に無理に動かすと蛹になれないだけでなく死んでしまいます。
迂闊にも、5齢幼虫が5〜7日ほどで前蛹になるということを知りませんでした。
観察を始めてから一週間。もう蛹になろうという時期だったのです。
こんな姿で大丈夫かと葉の上に乗せてみたり、動かしてしまいました。
動かされた慎重派のアオムシ君は、鉢の周りをグルグル回り始め、落ち着かない様子でしたが、それが私が見た最後の元気な姿でした。
朝、様子を見に行くと土の上にコロンとアオムシが転がっています。
動きません。
幼虫は蛹になれる場所が見つからないと、その場所を探し求めて、動き回るのだそうです。安心できる場所を探しながら、力尽きてしまったのでしょう。
ごめんね。蛹になりたかったのにね。
紙で蛹ポケットを作って、アオムシを入れ、大好きだったレモンの木に留めました。
この子は死んでいるのでなく、蛹になる場所を探しながら、蛹に体が変化して動けなくなったと考えたい。神様が息を吹き込んで、蝶になれますように…。
もう一匹のアオムシ君も、じっとアゲハ草の上に乗って身動きしません。
二匹は仲良しだったので、何かを感じたのかもしれません。
この写真もこのアオムシ君の最後の姿なりました。
仕事から帰ると姿が見えません。
目立ちたがりだったので、鳥に見つかったのでしょうか。
そうではなく、蛹になりたくて、どこか場所を探し求めに行ったのだと…
そう思うことにしました。
二匹は一緒に羽化して、青空を飛び回る夢を見ていたかもしれません。
そう思うと、
二匹とも蛹になった姿を見届けることができなかったのが悔やまれます。
ほんの一週間ほどの出来事でした。
二匹がレモンの葉を食べている姿に、虫嫌いな私が癒されていました。
毎朝、元気な彼らの姿を見るのが楽しみになっていたんですね。
2匹の姿が見えなくなってしまったのが寂しく思える今朝でした。
5齢幼虫になったら、大事な時期に移したり動かしたりしてはいけないことを学びました。
二匹で食べたレモンの葉は18枚でしたが、
蛹になる前は、もう葉を食べることはありません。
そのままにしていてあげればよかったのですね。
生き物を飼う時は、そのための知識も必要で、
知識がないと命が守れないことにも気づきました。
羽化できれば…と思って写真を撮っていましたが、
残念な記録になってしまいました。
虫の嫌いな方、写真を掲載してごめんなさい。
文章を読んでくださった方、長文をありがとうございました。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用





