mimiの日々是好日

ご訪問ありがとうございます。今までの皆様との交流に心からお礼申し上げます。

前川さん

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]



イメージ 1


2019年08月31日
  ちょうどお昼頃に最寄り駅のホームで電車待ちをしていた時、ベンチの隣の席に70才ほどの男性と年齢不詳の女性が来て座りました。二人は、演歌歌手やカラオケ仲間のことを話していて、話題が韓国がどうの、朝鮮がどうのという方向に流れました。すると隣の男性が、韓国や朝鮮は大っ嫌いや、ムンジェインはとんでもないヤツだ、などと、韓国・朝鮮の悪口を始めました。内容はすぐにエスカレートし、韓国の人間はみんな嘘吐きや、あいつらの言う事は嘘ばっかりや、と言い始めました。それを聞き、私は聞き流すのを止めよう、と思いました。
 私:あのー、そういう話をこういう所でするのは止めてもらえませんか
 男:何でや、ホンマのことやないか、お前、あっちの人間か
 私:私が誰とか関係ないですよ。公共な場所でそういう事言うの止めて下さい
 男:ワシは差別はしてへんで。言論の自由やないか。何でしたらあかんのや
 私:あなた、学ぶ気あるんですか。あるんなら私説明しますけど、ダメですよ、そんなん言論の自由と違います
 男:何でや、みんな思うとるし、どこでも言うとるぞ
 私:それが異常なんです、いいですか?世界中の笑われ者になってますよ
 男:おう、韓国やろ
 私:違います、日本ですよ
 男:何言うとるんや
 私:あんたみたいな人、ここ欧米やったら、私警察に通報して、逮捕されてますよ
 男:何言うとる、俺おかしなこと言うてへん、ホンマのことやないか
 私:もう止めて下さい
 こんなやりとりをしているうちに、列車が近づき、駅員が目の前に立っていたので
 私:ちょっとこの人、もう電車に乗せたらあかんですよ、乗せやんといて下さい
 電車のドアが開き、私も男と女も同じドアから乗り込み、私は空いている席に座り、男が空いている席を女に促したのですが、女は一言「あほが」と吐き捨てるように小声で言い、前の車両に移り、男も女について行きました。
 …とまあ、こんな事がありました。

 正直、その時は結構興奮していましたが、今、思い出しながら文字にしてみると、少々滑稽です。桂ざこばの「天災」だったか「阿弥陀池」だったかのマクラにあった彼の小噺と似ています。

 今の日本、本当にタガが緩んでいます。ごく最近も、「病気しても、医者がもし嫌韓者で差別者だったらと思うと、怖くて医者に行けない」という声をSNSで見ました。どんな国の、どんな民族の、どんな出自の人でも、安心して公共交通機関を利用できる、当然のことです。公空間で特定民族を「みんな嘘吐きで大っ嫌い」と大声で話すことが人としてどれほど恥ずべきことか、それさえわきまえないほどに、この国の人間は落ちぶれたのか、と思います。

反安倍で先鋭化「前川喜平氏」、安倍さんは元号も私物化したので私は令和を使わない!


6/19(水) 6:02配信     デイリー新潮

反安倍で先鋭化「前川喜平氏」、安倍さんは元号も私物化したので私は令和を使わない! 


6月28日より、新宿ピカデリーほか全国公開される映画「新聞記者」。原案は、菅義偉官房長官の天敵、東京新聞の望月衣塑子記者(44)の著書「新聞記者」(角川新書)で、謳い文句は“官邸とメディアの裏側を描く、孤高のサスペンス・エンタテインメント!”とか。

 その公開記念としてシンポジウムが東京で開催されたのだが、そこには望月記者と共に、あの前川喜平・元文部科学省事務次官(65)が登壇。

「5月から私は元号は使わないことにしている。安倍さんは元号まで私物化した」
「内閣情報調査室は安倍さんの私兵と化している」
「読売新聞は安倍さんのプロパガンダ紙」

 と言いたい放題。講演慣れしているためか、口跡も滑らかな前川氏、反安倍のプロパガンダを行っていた――。

 ***
 デイリー新潮が「講演会は大盛況! 前川喜平・前文科省事務次官曰く『日本会議は害虫の巣』だって」と、前川氏の講演の模様をお届けしたのは昨年(18年)4月のこと。17年1月、文科省OBの再就職等規制違反の責任を取る形で辞任して1年余り。この時、彼はこう語っていた。

「えー、皆様にお願いがございます。あと1年経ちましたら、私の顔と名前を忘れていただきたい、と。もう名前と顔が売れて困っております。私は芸能人でも政治家でもございませんので、あまり売れたくないんでございます」

 あれから1年以上が過ぎたわけだが、その間に著書「面従腹背」や対談本などを出版した前川氏はますます意気軒昂である。この日の「映画『新聞記者』公開記念 『官邸権力と報道メディアの現在』を語るシンポジウム」のチケットは完売で、およそ700名の観客を前に、望月記者と“反安倍トーク”に花を咲かせたのだった。その刺激的なところを抜粋してみよう。

司会:映画「新聞記者」原案となりました「新聞記者」の著者であり、東京新聞社会部記者の、官房長官会見でご存知の方も多いと思います、望月衣塑子さんです。続いて、元文部科学省事務次官、現在は現代教育行政研究会代表として教育問題に取り組んでいらっしゃいます、最近はTwitterも始められました前川喜平さんです。

前川:あのね、始めたっていうのは正確じゃないんです。私、Twitterを始めたのは2012年の12月なんです。これは第2次安倍政権ができる直前です。総選挙の結果がわかって、「あー、これはもう安倍政権ができる」と思った時に、「どうしよう、何か本音がしゃべれるところが欲しい」と思ってTwitterに呟き始めたんです。その時は、前川喜平という名前はもちろん出してはおりません。「右傾化を深く憂慮する一市民」と言う名前でですね、やっておりました。一時は非公開にしたこともありましたが、ちょっと思うところございまして、6日ほど前に心変わりしまして、いまはもうボロクソに言っているわけです。

望月:「思うところ」って何があったんですか? 

前川:いや、ふと思っただけです。こういうのって、もういいやって感じでね。とにかく「この政権マズいよ」という気持ちになっちゃった。

司会:選挙に出るなんて声もありますが? 

前川:全然、それはないです。私はとにかく、永田町から離れられたということがものすごく嬉しくて、いまはもう第二の人生を謳歌しているわけですから、またあんなところに戻るなんて、あの政治家の群れの中に入るなんて、考えただけでゾッとするわけです。

――第二の人生を謳歌しているそうで、なによりである。話題は「老後は年金以外に2000万円が必要」と金融庁が作った報告書に及ぶ。

あいつが嫌いなんだーっ! 

前川:安倍政権はこれまで何度となく、あったことをなかったことにしてきているんですね。モリカケもそう、統計不正もそうですし、いろんなことで、あったことをなかったことにしてしまって、そのまま「なかったのね」と国民が忘れてくれることを待っている。これを繰り返して、しかも上手くいっているんですね。一時的に支持率が下がっても、また上がってくるという成功体験を積み重ねている。そのために、今度も(麻生大臣が)受け取らないことで、なかったことになると思っている。だけど、金融庁の報告書は全国民が読んじゃったんですよ。それを「受け取らないから議論する必要はない」というのは、全く理屈になってない。あの報告書はむしろ、きちんと専門家が集まって議論した結果だし、結論として「年金をもっと払えるようにしましょう」ではなくて、「年金は払えないんだから自前でなんとかしなさい」という結論の部分については異論があると思いますけど、分析については極めて正確に行われていると思いますよ。それをなかったことにするというのは、いくらなんでもできないと思います。

――この問題について官邸はどうだったのか、望月記者に質問が及ぶと、いつものように“いかに質問がブチ切られるか”という話に。面白かったのはこの部分である。

望月:(質問妨害が)騒がれ始めているので、さすがに菅さんの秘書さんであるとか番記者の方々等々も、「さすがにこれだけ注目されている中で、望月さんだけ質問を遮るのは、いい年をした菅さんが年下の女性をいじめているようにしか見えません。これは菅さんのイメージにも良くないからやめたほうがいいですよ」と、いろんな方がいろんな形で助言してくれたそうなんです。すると菅さんは、「いや、俺は、俺は、あいつが、あいつが、キラいなんだーっ!」……。

――ホントか? そこまで嫌っているから、長い質問も遮りたくなるのかも。そして話題は記者クラブと政権との関係に。

前川:(佐藤栄作の辞任会見で新聞記者が全て出ていった例を挙げ)、ああいうことっていまはもう起こらないだろうなと思います。そもそも総理が辞任しないんだけど。少なくとも、読売新聞は絶対できませんよ。映画にもあったでしょ、ある文部官僚の無理やり作ったスキャンダルが、どの版にも同じ場所に出て来る。あれは2017年5月22日の読売新聞ですよ。自分のことですから、私は忘れません。読売新聞はもう安倍さんのプロパガンダ紙になっちゃってる。私はあれから読売新聞は新聞だと思ってないし、メディアとも思ってません。最近はNHKも、そんなところがある。(ここで会場から大きな拍手)

――評判悪いぞ、NHK。ここで司会が、このところ総理の会見が減っていること、今年最初の会見が令和の発表(4月1日)だったことに触れる。

前川:私は今年の5月から元号は使わないことにしているんです。(大拍手)。私の率直な感想は、安倍さんはついに元号まで私物化した。これは朝日新聞なんかが詳細に記事にしていますけれども、最初の案が全部気に入らない、「国書を典拠にしろ」ということで令和になったと。とにかく安倍首相のお気に入りの元号に決まったということだと思います。この令和というのは、外務省が各国に通知した公定訳ではBeautiful Harmonyとなっています。でも中西晋さんが「文藝春秋」に書いているのを読むと、和という文字は平和という意味とヤマトという意味がある。戦艦大和のヤマトだし、そもそも“日本”という意味なんです。私の解釈は、令和というのはBeautiful Japan、安倍さんが常日頃言っている“美しい国ニッポン”を表している。“美しい国”という言葉は、戦前の国体思想をベースにしている。悠久の歴史の中で、天照大神を先祖とする天皇の下で、この国は統合体として何千年も続いてきたという国体思想です。国体思想を信奉している人は、よく“国柄”という言葉を使います。櫻井よしこさんとか。国体護持を謳っているんだなと解釈しました。安倍さんの支持基盤の日本会議というのは、戦前の道徳、教育勅語を復活させようと、ホントに思っていますからね。このまま放っておくと、学校教育に入ってくるわけですから。ですから令和は使わない。私は来年になったら平成32年、ウソです、西暦で一本化していきます。

司会:テレビなどで、令和一色の報道がずっと続いていた時どうされていたんですか。

前川:見なかったですよ、不愉快ですよ。令和万歳みたいな、何か新しい時代になったみたいにね。新しい時代になんてなってない、4月30日から5月1日になっただけなんですから。安倍さんが変わったら新しい時代になるかもしれないけど、安倍さんがいる限りは同じ安倍政権なんですから。(拍手)

――昨年より、かなり過激になっているようだ。ここで望月記者から、菅官房長官が“令和”の額を上げた時のエピソードが披露される。

望月:実はボタンをポチッと押して令和と出すなんて案もあったんだけど、菅さんは「やっぱり、めくり挙げるのがいいんだよ。だけどその時に見えちゃうとマズいから、前夜に一生懸命、練習したんだよ」。すると番記者が「でもちょっとだけ見えてましたよ」。「え? 見えてた?」なんてやりとりが、「週刊文春」に載っちゃったんですよ。これを見て菅さんが大激怒。「お前らが週刊誌に流したんだろう。二度とお前らにはオフレコ懇はやらない!」と言い出したものだから、菅さんの番記者さんたちは「二度と情報を流したりしません。ICレコーダーと携帯を紙袋に入れますから」と録音していないことを示した上で、お話を聞かせてもらっているわけです。

つけてみたら歌舞伎町

――ここから安倍政権による締め付けに話が移り、話題は内閣調査室へ。前川氏に「内調からマークされた理由に思い当たるものがあるか」という質問が飛ぶ。

前川:話せば長いことになりますが……読売新聞の記事が出たのは2017年5月22日です。私が(加計学園問題の)記者会見をする3日前に出ています。これは記者会見をする本人の信用を落とす目的だったと思います。新宿のバーに行っていたのは事実ですよ。そこにたむろしている女性たちからいろんな話を聞いて、ある意味、社会勉強していました。「違うところに感心があったんだろう」とも言われますけど、なかったとは言いませんけどね。これは極めて個人的なことで、別にやましいことをしているとは思っていませんでした。これが内調なのか、公安警察(の調査)なのか知りませんけど、少なくとも総理官邸の官房副長官が私のその行動を知っていたのは事実なんです。それは読売新聞に出る半年以上前のことであって、2016年の秋の頃に官邸に呼ばれて、「君はこういう店に出入りしているようだけれど、立場上、控えたほうがいいよ」と言われて、「わかりました」と言って帰ってきたことがありました。私は鈍感だったのかもしれませんが、善意ある忠告だと思っていました。しかし、どうやらそうではなく、WARNING(警告)でした。気がついたのは、加計学園問題でいろいろなメディアの方と接触するようになってから、ある時、複数のメディアから同時にアプローチが来た。「共通の情報を取られたな、それは官邸しかない」と思いました。

前川:では、何で私が官邸から行動確認をされたのかなと思うと、思い当たることは2、3ある。私は民主党政権下で、高校無償化の制度設計をしていましたが、最初から最後まで朝鮮高校を入れるべきだと考えて仕事していました。朝鮮高校に対してシンパシーを持っている危険人物だと思われたこと。もうひとつは、次官になる前でしたが、2015年9月18日でしたが、文部科学審議官だった時に、安保法制反対のデモに行ったんです。1回だけですよ。安保法政が参議院の本会議で可決されるという夜、この法案に反対だという声を一度は上げておきたいと思って、文部科学省から国会正門前まで歩いて行って、SEALDs(シールズ)の若者たちが抗議デモしている後ろのほうに行って、一緒に声を出したんです。「♪安倍は辞めろ」「♪集団的自衛権はいらない」とかやってたんです。これは、その時点では見つかってないはずです。ただ私は、その翌日から、部下とか後輩の前で、「昨日、行ってきたんだ。自分の政治的見解を、一個人、一国民として述べることは、表現の自由として我々にだって保障されているんだ。基本的人権なんだ」と言ってたんです。ひょっとすると、それが伝わったのかもしれない。特に官邸が「こいつは危ない」と思う理由があるとすれば、この2つかな。私が次官になったのは2016年6月ですけど、それまでは問題になっていなかったと思います。問題だったら次官になっていませんから。ただ、「なんだ、そういう奴だったのか」とわかって、つけてみたら歌舞伎町に行ってた、と。

司会:今日は内調の方もいらっしゃっていると思います。内調は政権に対して要注意人物をマークしていくということですが、前川さんから見ると、どういう権力でしょうか? 

前川:私自身が内調の内情を知っているわけではないんです。自分の身に降りかかったことはよくわかっています。そこから考えてみると、権力の維持、拡大化のために、私兵化しているのではないか。本当の意味で、国ための仕事というよりも、いま権力を握っている人のために仕事をしている。そこが解明されるべき、権力の闇の部分ではないかと思います。

――反安倍を鮮明に打ち出した前川氏、映画「新聞記者」には劇中劇で出演もしているという。お好きなだけどうぞ。

2019年6月19日 掲載

新潮社








転載元転載元: お元気ですかー?力を合わせ、弱い人を助けましょう!全員共生への道

今日から日曜は、前川喜平さんのようです。
東京新聞
「本音のコラム」
前川喜平氏
奄美大島
イメージ

講演を頼まれて、初めて奄美大島へ行った。
時間があったので、島内を案内してもらった。

「この先に自衛隊ミサイル基地の建設現場があるんです」と教えてもらう。
この基地をめぐっては、住民が賛成派と反対派に分かれて、島内が大きく揺れてきた。
新基地で二千人の新住民が増える。
それ自体は歓迎すべきことなのだろう。
しかしミサイル基地は有事の際には確実に攻撃目標とされ、住民が巻き添えになる。
「基地はあっても いいがミサイルは要らない」と言う人もいるそう だ。
辺野古をめぐる沖縄の苦悩と同様の苦悩が、ここにもあった。

奄美博物館で奄美の文化、歴史、自然についても学んだ。

琉球王国に服属した時代、薩摩藩に支配された時代、米国施政下の時代などその苦難の歴史。

薩摩にサトウキビ栽培を強いられ収奪され、ソテツを食べて飢えをしのいだことも知った。

大島紬の作業所も見学した。
車輪梅の木片から作った煮汁と鉄分を含むきめ細かい泥を使って細かい手作業を繰り返す生糸の染色。

その糸を使って紬を織り込む作業の、気が遠くなるほどの複雑さと繊細さ。
感嘆を禁じ得なかった。
そこには本物の「仕事」がある。
こうやって人間の知恵と汗で価値あるものを作り出すことこそが本当の労働だ。

株や為替で金が金を生む金融資本主義の虚しさを改めて感じた。
(現代教育行政研究会代表)

転載元転載元: country-gentleman

イメージ


… 前川氏が文科省退官前に部下たちへ送った最後の訓示より。

まさに杉原千畝の精神は生きていたのだ。行政官に限らず、社会のどの分野であろうが、社会の指導的立場にある者の第一の使命は「もっとも光りのあたらないところに光りをあてること」であろう。

聖書の中で、金持ちや学者たちが厳しく批判されているのは意味がある。財産や学歴のある者は、社会から尊敬を得てすでに報われているのだから、〈後回し〉で良いのである。

◆ 良き社会とは何か?

それは、前川氏が指摘されるように、人々が「特に、弱い立場、つらい境遇にある人たちに手を差し伸べること」を第一の使命と考える社会である。

別の言葉で言えば、財産も学歴も有力な縁故もない、名もない庶民が権力に踏み潰されることなく幸せを実感できる社会である。

古代の預言者エレミアは、「正義と恵みの業を行い、搾取されている者を虐げる者の手から救え。寄留の外国人、孤児、寡婦を苦しめ、虐げてはならない」と述べた。

社会の中で、とりわけ外国人、子供、女性という三つのカテゴリーを挙げ、この三者が無慈悲に扱われているとすれば、それは社会が〈不正〉な状態にあるということであり、その〈不正〉をたださなければ国は滅びると、エレミアはユダ王国末代の列王に呼びかけた。

しかし、為政者たちは民衆に重税を掛け享楽に明け暮れ、そして王国は滅亡した。

◆ 前川の祖父が作った「和敬塾」

前川氏が指摘した「特に、弱い立場、つらい境遇にある人たちに手を差し伸べることは、行政官の第一の使命」とは、できればそうせよということではなく、指導的立場にある者たちが自らの使命を忘れれば、やがて日本は衰退し〈亡国〉を迎えるのである。

周知のように、前川喜平氏の祖父の喜作氏は、現在まで続く学生寮の「和敬塾」を作った。前川喜作氏は、将来社会の指導的立場に就くエリート学生こそ高度な倫理感を身につけなひければならないという方針から、仏教やキリスト教の聖職者を招いては講演会を催した。

東大の仏教青年会出身の前川氏もまた、学生時代は禅仏教と中村元の教えに傾倒していたという。

転載元転載元: 情報収集中&放電中

イメージ

 文部科学省で事務次官を務めた前川喜平氏が、読者からの質問に答える連載「“針路”相談室」。今回は矛盾する先生に疑問をもつ高校生からの相談です。

*  *  *
Q:僕の学校は校則が厳しく、学校帰りの買い食いもダメです。先生に理由を尋ねると、「お行儀が悪いから」。休みの日ならいいけど、制服を着ているときはダメなんだそうです。

 先生は放課後、生徒が買い食いなど行儀の悪いことをしていないか、町をパトロールしています。めちゃくちゃ暇だと思います。しかもこの前、先生がベンチに座ってハンバーガーを食べているのを目撃。これって矛盾していますよね?

 先生も人間だとはわかっていますが、そんな先生から「勉強しろ」だの「将来を考えろ」だの言われても、説得力がなくて、耳を傾ける気になれません。「先生の言うことだから」従わないといけないのもおかしいと思う。僕が間違っているのでしょうか。(神奈川県・17歳・男子高校生)

A:その「おかしい」という感覚は正しい。買い食い禁止なんて、意味がわからない校則ですよね。でも校則に導入している学校は多い。理由は、「行儀が悪い」という苦情が近隣の大人から寄せられる可能性を考えての、いわば先回りの苦情対策でしょう。生徒のためを考えてのルールじゃない。

 大人はそうやって、大人が勝手に決めた行動様式に子どもたちをはめ込もうとします。そして少しでもそこから逸脱したらダメだと言う。不登校の子がゼロという大阪市立大空小学校には、「たった一つの約束」しかありません。「自分がされていやなことは人にしない、言わない」。これだけです。僕はこれに大賛成。世の中のルールは、これさえあれば良いと本気で思います。

 僕も高校時代は、毎日買い食いしてましたよ。成長期だし、ラグビー部に入っていたこともあって、本当におなかが減る。だから毎日、メンチカツパンを学校帰りに食べるのがお決まりでした。僕の学校は買い食い禁止の校則がなかったおかげで、そのパン屋さんはかなり潤ったと思う。そういう学校と地域との関係性はすごく大事だし、生徒を温かく見守ってくれる大人は多いほうがいい。そういう意味でも、買い食いは、認めるべきだと思います。 解決策は、二つ。一つは、表面上は先生に従い、買い食いは先生の見ていないところでする。先生も自分の中で矛盾を抱えていて、それがバレないように隠しているんだと思いますよ。だから「先生も大変だな、ある意味かわいそうだな」と、従うふりをしてあげる。下手なトラブルを避ける“面従腹背コース”とも言えます。

 もう一つは、おかしいと思うことを、おかしいとはっきり言うこと。でもそれを一人だけで言っても、何も変えられないでしょう。だから同じように思っている複数の生徒らで団結して、校則の見直しを学校に訴えたらどうでしょう。生徒には、国連の「子どもの権利条約」に基づく意見表明権があります。生徒会やホームルームなど公の場で議論することで、学校の中の“世論”を作り、あくまで生徒の代表意見として学校に働きかける。これはやってみる価値があると思いますよ。

 現政権の意向による道徳教育にも見られるように、学校では生徒を型にはめるルールがあまりに多い。だからこそ、違和感があるという自覚が、非常に大切です。「世の中とはこういうものだ」などと納得してしまってはいけない。「おかしいんじゃないか」という感覚は、生涯持ち続けてほしいのです。

週刊朝日  2018年9月28日号

転載元転載元: 情報収集中&放電中

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]


.
mimi
mimi
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事