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  =小6社会科教科書=
 ◆ 「天皇への敬愛の念」教化を続ける文科省
 (紙の爆弾)
取材・文 . 永野厚男

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「れる」「陛下」―と、二重敬語の日文教科書

 ◆ 右派勢力と文科省が癒着し右傾化進む
 学校が教育課程を編成したり、教科書会社や執筆者が小中高校等の教科書を執筆・編集・発行したりする際、文科省が「大綱的基準として法的拘束力あり」とする学習指導要領(以下、指導要領)。
 渡海紀三朗(とかいきさぶろう)文部科学大臣(当時。以下同)が二〇〇八年三月二十八日に告示した現行指導要領の、原案が公表された同年二月十五日、現首相・安倍晋三氏側近の衛藤晟一(せいいち)・自民党参院議員が文科省を訪れた。面会相手は、当時同省教育課程課長だった高橋道和(みちやす)氏と、同氏の部下で教育課程企画室長だった合田(ごうだ)哲雄氏(現財務課長)。


 この〇八年指導要領は、
 ①改定教育基本法の〝国を愛する態度〟育成を「第1章・総則」(全学年の全教科・領域を拘束)に盛り、
 ②小学校音楽の〝君が代〟を「いずれの学年においても」(即ち1年生=六〜七歳児から)と「指導する」の間に「歌えるよう」と加筆する等、政治色の濃い内容だ(以下、傍点は筆者)。
 ①は〇六年の第一次安倍内閣が改定を強行した教育基本法が響き、原案時点から盛り込まれていた。だが、②は原案にはなかったものだ。

 小学校指導要領の「音楽」における〝君が代〟の変遷を振り返る。
 一九八九年三月十五日、西岡武夫文部大臣が官報告示した時は、「国歌『君が代」は、各学年を通じ、児童の発達段階に即して指導すること」と、成長・発達段階を配慮する文言が、一応は入っていた(ただし卒業式等、学校行事での”君が代”の強制は格段に強化)。
 九八年十二月十四日、有馬朗人(あきと)文部大臣告示時から「いずれの学年においても指導すること」とし、成長・発達段階を配慮する文言が消えてしまった。

 だが○八年指導要領の原案は、この九八年の文言を踏襲していた。
 ところが衛藤氏は、その「いずれの学年においても指導すること」との文言にも飽き足らず、「これでは抜け道だらけだ。改正された教育基本法が空文化する」と高橋氏らに迫った。この「抜け道」について、衛藤氏は「児童が『君が代』を歌えるようにならなくても教員は『指導はした』といえば済まされてしまう。『歌えるよう』指導するといった『到達目標』を明記しなければ、教育現場は変わらないのではないか」と指摘したと、産経新聞(○八年二月二十三日付)は報じている。

 衛藤氏の所属する日本会議系の団体である日本教育再生機構(八木秀次(ひでつぐ)・理事長)は、「改定教育基本法・改定学校教育法の教育目標」(当然ながら”国を愛する態度”を念頭に置く言い方)「音楽共通教材の文部省唱歌」「大日本帝国憲法制定の積極的意義」「近現代史教育の自虐史観」「自衛隊」等で雛型の”参照用コメント”まで作り、組織的なパブリックコメント工作を行なった(宛先の文科省教育課程企画室のメールアドレス・ファックス番号を明記)。

 ○八年五月〜六月、筆者は研究者・元教職員・保護者らと文科省に延べ十五時間足を運び、『広辞苑』ほどの厚さのファイルニ十冊に無造作に綴じた(もちろん目次も頁数も何もなく、読みづらい)パブコメの束を閲覧したところ、”君が代・天皇・神話教育・自衛隊”等で政府・自民党や前出政治団体の施策・見解・主張に沿う記述を求める、同一筆跡や改行箇所が(中には誤字まで)同じパブコメが百通・二百通規模で見つかった。

 ところで、指導要領の原案公表から告示までの一カ月ちょっとの期間は、これまで、テニヲハやデータ的な修正はあっても、”君が代”を「歌えるよう」と加筆する、日本国憲法第一九条・二十条・二一条の「思想・良心・信教・表現の自由」の侵害に直結する根幹的な変更を、文科省が強行することはなかった。
 だが高橋氏・合田氏らは、やってしまった。

 合田氏が教育課程課長となり二年経った一七年三月三十一日改訂の新指導要領は、全校種(”国”の概念や天皇の憲法上の位置付けの理解が困難な年齢の幼稚園教育要領に至るまで)、「総則」の直前に新設した前文にまで、前出①の”国を愛する態度”を盛った。
 ②も”君が代”に「親しむ」という文言を幼稚園でも明記してしまった。
 ”君が代”は新指導要領より遥か前から、小1〜小6の音楽教科書全てに楽譜入りで、小6の社会科教科書全てに五輪絡みで登場し、次の世代、さらに若い世代へと教え込まれ続けている。

 文科省官僚と保守系政治家・政治勢力との癒着(パブコメエ作を含む)が、学校教育の政治的中立性を歪(ゆが)めているのは明白だ。
 ちなみに、道徳教育強化を目玉にした○八年指導要領策定の実質的責任者だった高橋氏はその後、出世街道を歩んだが、民間企業から高額飲食接待を受けた国家公務員倫理法違反で懲戒処分を受け、一八年九月二十一日に初等中等教育局長を辞任し退職している。

 ◆ “天皇への敬意”の強制教化は?

 教科書編集・執筆で大綱的に基準となる小学校学習指導要領は、一九六八年七月十一日の灘尾弘吉(ひろきち)文部大臣告示時から、小学校の6年社会はずっと「天皇についての理解と敬愛の念を深めるようにすることが必要である」という文言で拘束。”神話教育”強制も入れ続けている(これらは五八年十月一日告示の指導要領にはない。【注】参照)。
 だが、一五年三月まで使用されていた社会科教科書の天皇の記述は、筆者が調べた限り、つくる会系の中学校社会科”教科書”を除き、執筆者の良識が働き、他の人々と平等に、特に敬語(尊敬語)を使わず記述していた。

 しかし、一五年四月使用開始の小学校社会科教科書から、文科省が検定意見を付けた形跡はないのに、教科書会社(当時は四社)のうち、教育出版(以下、教出)・日本文教出版(日文)・光村図書の三社が「れる・られる」「陛下」という敬語を”自主的”に重複使用するよう変節してしまった(詳細は『マスコミ市民』一五年十一月号拙稿)。
 こういう状況下、東京書籍(東書)は天皇の”公的行為”として被災地訪問の写真一枚の掲載に留め、「天皇は、国事行為のほかにも、こうした公的な仕事を行います」と敬語なしで記述している。

 ◆ 来年度使用開始教科書天皇に三社とも敬語使用

 二〇年四月使用開始(今夏、全国の教委が採択)の小6社会科教科書は、天皇については三社(光村図書が撤退)全て、政治編と歴史編との両方で記述している。今回は政治編に絞り、その記述を分析する。
 「陛」宮殿の階段の意で、「陛下」は「階下にいる近臣を通じて奏上する」意からできた敬語である。今回は東書までこの敬語を用い、三社とも横並びになってしまった。
 教出と日文がさらに「れる・られる」と敬語を二重使用した意図を、ベテラン教員は「自治体の長が任免する教育委員は、(沖縄県等を除き)保守系議員が多数を占める議会の同意を要するので、全国的に保守的な人の方が多い。そういう委員たちに採択してもらえるよう、天皇への敬語を重ねているのではないか」と分析している。

 ◆ 東京書籍

 東書は大きく二回に分け、天皇に言及している。一箇所目は、憲法の「国民主権」を記述した後に続く。
 一七頁でまず、「日本国憲法では、天皇は、日本の国や国民のまとまりの象徴(しるし)であり、政治については権限をもたないとされています。天皇は憲法に定められている仕事(国事行為)を内閣の助言と承認にもとついて行います」と本文に記述。
 続いて「国会を召集。衆院を解散する。国務大臣を任免することや大使の信任状などを認証すること」等の国事行為を箇条書きした囲みでは、天皇に深く頭を垂れているモーニング姿の国務大臣らしき人物の小さい写真を掲載。
 そして右下に、正座したり深く頭を垂れたりしている被災者に、笑顔で接する明仁氏・美智子氏のやや大きい二枚目の写真を、「被災地を訪問し、人々をはげます天皇・皇后両陛下 天皇は国事行為のほか、こうした公的な仕事を行います」というキャプション付きで載せている。
 「れる・られる」は使わなかったものの、東書まで「陛下」という敬語を使用するようになってしまったのだ。
 二箇所目は、「国民の祝日」の中で、「天皇の誕生日を祝う」と天皇誕生日を説明した二九頁。ここでは特に敬語は使用していない。

 ◆ 教育出版

 教出も憲法の「国民主権」を記述した後、天皇の記述を一七頁で一頁分に集約し掲載。
 まず「国会の開会式に出席する天皇陛下」のキャプションの写真(参院本会議場の議長席より三段高い”御席”なる位置で、明仁天皇が巻物のような紙を読み上げ、下の方に並ぶ国会議員らが起立し聞いている)を、「…国会の開会は、天皇が文書で公布します。これを『国会の召集』といいます。天皇は、憲法で定められた国事行為の他にも、全国植樹祭への出席や災害で被災した地域への訪問などの、さまざまな仕事も行います」という説明と一緒に載せている。
 東書同様、「陛下」という敬語を使ったが、この他の敬語は使用していない。
 そして、この下の本文では、「憲法では、天皇を『日本国の象徴』と定めています。国民主権のもとでは、天皇は国の政治についての権限はもたず、憲法で定められた仕事(国事行為)を行います」と記述している。
 そして右横に、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」と規定した日本国憲法第一条を、「基」を平仮名にするなどし、そのまま引用。その下に「憲法で定められた天皇の主な国事行為」として、東書同様囲みで、「(第六条)内閣総理大臣、最高裁判所長官の任命」を、続けて「(第七条)憲法改正、法律や条約の公布」等を、箇条書きで載せている。
 この後、「災害からわたしたちを守る政治」の選択単元の五一頁右側・四枚のやや大きい写真の二番目に、「避難所を訪問される天皇陛下」のキャブションで、脆(ぴざまず)き被災者に語りかける明仁氏の写真を載せている。「れる」と「陛下」という敬語の重複使用だ。

 ◆ 日本文教出版

 日文も憲法の「国民主権」を記述した後、天皇は一三頁の「学習資料日本国憲法と天皇」という枠で掲載。
 まず、「日本国憲法では、天皇は日本の国や国民のまとまりの象徴であり、その地位は、国民全体の理解にもとつくと定められています。象徴である天皇には、国の政治に関する権限はなく、内閣の助言と承認にもとついて、憲法に定められた仕事をおこないます」と記述。
 その下に東書・教出同様、「天皇のおもな仕事」を箇条書きし、「文化勲章を授与する天皇」のキャプション付き写真を掲載。頭の下げ方は、明仁天皇も白髪の受賞者もほぼ同角度だ。
 右側には「東日本大震災の被災地を訪問される天皇・皇后両陛下」というキャプションで、東書一七頁と同じシーンの写真を載せ、「天皇は、憲法で定められた仕事以外にも、全国植樹祭・国民体育大会への出席や、被災地への訪問・はげましなどもおこなっています」と説明している。
 教出同様、「れる」と「陛下」という敬語の重複使用だ。

 【注】
 指導要領の”天皇への敬愛の念”教化の文言は約五十年間、同じだが、高橋氏・合田氏らは○八年六月、『小学校学習指導要領解説、社会編』に次のように、国事行為以外も加筆してしまった。
 〈「天皇の地位」については、例えば、国会の召集、栄典の授与、外国の大使等の接受などの国事行為や、国会開会式への出席、全国植樹祭・国民体育大会への出席や被災地への訪問・励ましといった各地への訪問などを通して、象徴としての天皇と国民との関係を採り上げ、天皇が日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であることを理解できるようにする。また、(指導要領の)内容の(2)の歴史学習との関連に配慮し、天皇が国民に敬愛されてきたことを理解できるようにすることも大切である。これらの指導を通して、天皇についての理解と敬愛の念を深めるようにする必要がある。〉
 『解説』は法的拘束力なき、文科省著作の参考資料に過ぎないのに、教科書の編集者らはバイブルのように縛られてしまうのだ。

 ※ 永野厚男(ながのあつお)
 文科省・各教委等の行政や、衆参・地方議会の文教関係の委員会、教育裁判、保守系団体の動向などを取材。平和団体や参院議員会館集会等で講演。


『紙の爆弾』(2019年9月)

転載元転載元: 今 言論・表現の自由があぶない!


ゆきのちゃんさんがBukazaemonをリツイートしました
秋嶋さんは新著で学校が「パラミリタリー(準軍隊)」だと分析しています。結局こんな風に軍隊式の教育で全体主義を叩き込み、どれ程酷いことをされても絶対に逆らわない国民の群れを作っているのです。
これほど世の中が酷い状態になっても大きなデモが起きないのは社会が「学校化」しているからです。要するにどれほど理不尽なことを強制されても素直に聞き入れる服従的な態度が日本人の規範となっているのです。結局この国の教育とは考えない国民を作る制度なのです。
返信先: さん
「日本人には、個人の尊厳に充分目覚めていない人が多い。近代的な個の自覚を持っていないと、容易に国や会社や学校といった組織や集団に同化し従属するようになる。」前川喜平さん



転載元転載元: 葉梨愛ツイッター的ブログ

 

I.      序論

A.     「子供にとって大切な10の必要」というテーマでお話をしています。

 第1回では、愛情、受容、尊敬、承認という4つのことについてお話しました。この4つの必要が満たされるとき、子供は「自分は愛されている」という感覚を持つことができます。

 第2回では、関心、安心、慰めの3つをお話しました。この3つの必要が満たされるとき、子供の中に「自分は価値のある、大切な存在だ」という感覚が育ち、自分と人とを大切にできる人へと育って行きます

B.      今日は最終回ですが、これらの必要(ニーズ)は、子供の時代に満たされることはもちろん大切ですが、すべての大人にとっても大切な事柄です。人にはこれらの基本的な必要(あるいは欲求)があるということです。

C.       親は完ぺきではありません。間違いを犯すこともあります。十分な愛を与えることができないかもしれません。心身に危害を与えることすらあります。子供が幼い時に受けるべき愛情などを受けられずに育つとき、当然そこにはその人なりの生きづらさが生まれてきます。健全な人格が形成されなくなるのです。最近の事件などの犯人となった人たちの生い立ち、育った環境などをニュースで聞いたりすると、明らかにこのような必要が満たされていなかったんだろうなあということがわかります。幼い時に、親から何を受けるのか、本当に大切なんだと思います。

 

II.    子供は、支えてくれる人を必要としています。(Support)

A.      サポートという言葉はもう日本語になっていますが、子供は、そしてすべての人は、自分を支えてくれる人、サポートを与えてくれる人を必要としています。

B.      支えるとは何でしょうか。当たり前のことですが、支えるとは、倒れそうなときに横で支えることです。   横で、傍らで、ということが大切です。遠くからではないんです。手を伸ばして支えるというよりも、すぐそばで体をはって支えることです。

C.      さらに、支えるとは、重荷を一緒に負うことでもあります。

      重荷とは、重たい荷物のことです。

.      ケニアで、あるスーパーマーケットに買い物に行きました。レジを済ませて、妻やヘルパー(男性でした)は持てる荷物を全部持って駐車場へ向かいました。駐車場まで結構距離があったんです。最後に残った私は、一番重たい荷物を持って行く羽目になりました。缶詰などがたくさん入った大きなプラスチックの買い物袋で、普通に持っても背が低い私ですと、底が地面についてしまいました。それが重いのなんの、、、あまりに重くて、途中から引きずり始めました。ですから当然底が破れて、缶詰などがぼとぼとと落ち始めました。私はその袋を地面に置いて、先に行ってしまったヘルパーを呼んできました。一人では重たい荷物も、二人ならば運ぶことができます。

.      今は、ストレスという言葉が使われますが、まさにそのストレスも含みます。ストレス値が高い出来事として、例えば配偶者の死、離婚は最もストレスが高くなる出来事だそうです。その他、家族の死、自分の病気、家族の病気、転職、借金、子供の悩み、卒業や入学、転校、引越などがあります。重荷を担うとは、相手のストレスに敏感になることも含むといえるのではないでしょうか。

D.      また、支えるとは、弱さを担うことでもあります。

.      弱さを担うとは、弱さを責めないということ。裁かないことではないでしょうか。

a)      なんでそう考えるの、とか、なんでそうするの?と言わない。子供が何かしでかした時に、なんでそうするの!?と親はついつい責めてしまうことがあります。

b)      暑くなってくると、扇風機を出します。小さいお子さんがいる場合、指突っ込んだら駄目よ、と教えます。しかし、それでも突っ込んでしまうのが子供、特に男の子ですね。私もやったことがあります。息子もやりました。息子は、指先が随分切れてしまって、その後医者に行って余計痛い目に合ってしまいました。こんなときに、何でやったの、と言っても、何の意味も効果もないですね。

c)      弱さを担うとは、そういう失敗も含めて、それを受けとめることではないでしょうか。そのような失敗が、何度かは繰り返されることを忍耐し、しばらくは変わんないだろうなあ、ということを受けとめることではないかと思います。


III.   子供は、励ましてくれる人を必要としている。(Encouragement

A.      今日の2つ目のポイントは、子供は励ましてくれる人を必要としている、ということです。

B.      励ますとは

1.      勇気を与えることです。励ますという英語の単語はEncourageですが、Enは「中に」、Courageは「勇気」という意味です。つまり励ますとは、勇気を与えること。心の中に勇気を注入することなんです。


2.      自信を与えることです。

a)      エレベータ−の法則というものがあります。エレベーターは上に上ったり、下に下がったりする。そのように、人には二種類ある。まず、人を励まし、引き上げる人。持ち上げる人。相手を元気にし、強くし、前進させる人。成長させる人です。

b)      もう一種類は、人を引き降ろす人です。ダメだしばかり、批判ばかり、やる気を奪い、絶対無理だと信じ込ませる人。

    c)どんな状況、環境の中でも、満ち足りた心を持って肯定的に生きましょう。

3.      希望を与えることです。これは、先を見せる、明るい未来を示すということです。狭くなりがちな子どもの視野を広げてあげる。大きな視野で、人生の意味や目的を与える。先があるよ、見えない部分を示してあげることです。

   4.     励まし、  成長を促すことです。


    ヘンリー・ゴダードの実験:エルゴグラフという機械を使って、子供達の体内にあるエネルギー(体力)を測る実験をしました。誉めたり、励ましたり、肯定的なことばをかけたとき、子供達のエルゴグラフの数値がぐっと上がりました。つまり、元気になったということです。

逆に、批判的なことば、相手ががっかりするようなことばをかけると、子供達のエネルギーの数値が急激に下がりました。ことばには力があります。どんな言葉をかけるかが大切だということです。

 

IV.    3つ目は、子供は、感謝(してくれる人)を必要としている。

A.      英語ではAppreciationです。これは、(感謝するとは、、、)

B.      相手の良さを理解して、称賛することです。

C.      相手が人の役に立つ、有用であると認めること。

     その人の有用性を認めるだけでなく、その人が活躍することも期待するのです。


A.      以上、3つのことをお話しました

  サポート、励まし、そして感謝です。これらの必要が満たされるとき、子供のなかに「自分は誰かの役に立てる。自分も出来る」という自信あるいは有用感が育って行くはずです。

B.      3回にわたって、10の必要を学びました。ぜひ、この10のことをどこか目に見えるところに書き出したり貼ったりするのもいいかもしれません。

C.      子供も大人でも、家族や仲間同志でこれらの必要に心を留めて、受けること以上に「私」が「与える人」となっていけるようにと、心から願います。


子供にとって大切な10の必要(2)
 
「子供にとって大切な10の必要」というテーマでお話をしています。
最初の4つは、愛情(Affection受容(Acceptance尊敬(Respect、そして承認(Approvalです。

II. 子供は、自分に関心を持ってくれる人を必要としている。(Attention)
A. 関心を持つとは何をすることなんでしょうか?
B. それはまず、相手を理解しようとすることです。
1. 英語でAttentionという単語は、伸ばすとか、広げるという意味のtenseというラテン語からできた言葉だそうです。つまり、attentionとは、人に向かってこちらの注意を広げるとか、関心、興味をもっと広げて、相手を知ろうとすることだ、と言えます。
2. 愛の反対は憎しみではなく、無関心だと言われます。無関心とは、相手に興味・関心を持たないこと。その人の存在を無視します。いないかのようにふるまいます。
3. 今、親が子供の面倒を見ない、ニグレクトとか、育児放棄ということが社会問題となっています。十分な食事を与えない。衣類や下着など、よごれたまま。病気になっても病院に連れて行かない。これらはもちろん極端な例ですが、当然このような中で育つ子供たちは、人格的に大変な傷を負ってしまうことになります。
4. 愛の反対は無関心です。自分以外の人に対して、無関心でいてしまう。
5. 中学生の頃に使っていたノートに、こんな文章が書いてありました。愛することは、理解すること(To love is to know)です。愛することは、相手を知ることから始まるというような意味なのかなあと思います。
C. さらに、相手の興味あることのために、付き合うということではないでしょうか。
1. その人の興味あることにこちらも興味を持とうとするのみならず、時間をかけて、時にはお金をかけて付き合うということ。
2. 子供たちが小さい時に、良く寝る前に絵本を読んであげました。宣恵先生が読む時もありました。私が読む時もありました。1冊読み終わると、大体もう1冊読んでとか、もう1回読んで、と言われます。親は疲れているので、もう終わり、と言って早く寝たかったり、あるいは早く子供を寝かせて、途中になっている仕事にまた取り掛かりたいと思ったりするのですが、しかし、そうやって、子供と一緒の時間を過ごす、子供が好きなことに、子供が欲するだけの時間をかけて親が一緒に過ごすということは、子供にとっては最も豊かな時間帯なんだろうなあと思うんです。
 
D. の体験】小学校低学年から野球が大好きでしたが、5年か6年の頃、春休み中、高校野球の試合をどうしても野球場で見たいと思うようになって、親に連れて行ってほしいとお願いしました。家から野球場までバスと歩きで片道1時間半位かかるんですでも父親がそんなに行きたいなら連れて行ってやるか、と言って、一緒に行ってくれました。今思えば忙しかったと思いますが、父親が野球を見に連れて行ってくれたことは、今でも心が暖かくなる思い出です。なぜいい思い出として、今も忘れないでいるのか親が私に付き合ってくれた。私が関心を持っていることに対して、時間とお金をかけてくれたからです。一緒に野球を見てくれました。その間、本読んだりとかつまらない、退屈な様子を見せることもありませんでした。ちなみに父は、野球ファンと言うわけでない。ましてその日見た高校野球の試合に特別興味があったわけでもありません。父にとって大切だったのは、野球よりも私だったんだと思います。それによって私は満足して帰って来ることができました。そしてその日のことを今も覚えています。
E. 全ての人は、誰かに注目してもらいたいという欲求がある。自分が誰かにとって大切な存在であると思われる必要があります。自分は誰かにとって大切な存在であることを確認したい、そうであると思いたいという欲求がある。
F. 関心を持つとは、相手を理解しようとすること、相手と時間を過ごすこと、そして、自分より「自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。」ということを、家庭で、職場で実践したいと思います。
 
III. 2つ目に、子供は、自分を安心させてくれる人を必要としている。(Security
A. 安心させるとは:相手の心から恐れを取り除いてあげること。
子供でも大人でも、色んな不安や心配があります。何かに対して、恐れを抱いてしまうことがあります。安心させるとは、そのような不安や心配を受けとめて、少しでも少なくしてあげること。
B. 安心させるとは、何でも言える自由があること。
1. 不安や心配事を話せない環境ではなく、それらを自由に話せる安全な環境をあたえること。何か言ったら、叱られたり、どなられたり、茶化されりするとわかっていると、人は話せなくなります。
2. 先日、テレビのバラエティの番組を見ていたときのことですが、ほんの5分か10分位しか見てないんですが、1人の人が何か意見を言うたびに、それに対して、いちいち間違い探しをして、突っかかる女子アナがいました。ですから、全然会話がかみ合わない。そして、それを見て回りはみんな笑うわけです。バラエティだから笑って終わりですが、しかしそのような会話が家庭で行われたなら、家庭は壊れちゃう。子供の人格は壊れてしまうだろうなと思いました。ちなみに、見ていた私はとてもイライラしました。
3. 話さなきゃ良かった、と思うような経験を続けることによって、子供はだんだんと親に話さなくなります。
C. 安心させるとは:相手の人に、「信頼しても大丈夫だよ」、と思ってもらうこと。
見放さないとか、変わらない、動かない、とわかると、人は信頼でき、そこに安心が生まれます。

 
IIII. 最後に、子供は、自分を慰めてくれる人を必要としている。(Comfort)
A.慰めるとは、、、一緒にいることです。ギリシャ語で、「パラクレーシス」という言葉だそうですが、これはすぐ隣りに誰かがいることを意味するんです。慰めるとは、どんな言葉を投げかけるか、ということではなく、一緒にいること。誰かと一緒にいる時に、そこに慰めが生まれるということです。
さらに、慰めるとは、力を与えることでもあります
1. 英語でcomfortという単語ですが、Com は「共に」Fort は「要塞、とりで」という意味です。つまり、一緒にいるから、それが力になる。一緒にいるから強くなり、一緒にいる時に、そこが要塞となる、とりでとなる、ということです。
2. 実際問題として、大きな悲しみや、大きな苦しみの中にある人が、本当の解決に至るには時間がかかることがあります。落ち込んでいる人を、無理やりに元気にしようとすることが慰めではありません。苦しんでいる人を、すぐにでもその苦しみから解放してあげようとすることが慰めではありません。慰めとは、その人と一緒にいることであり、その一緒にいるところに、苦難に耐え抜く力が生まれて来るということです。
 
V. 結び:
A. 以上3つの必要:関心、安心、慰め、が満たされていく時、人は、自分のことを大切な存在、価値のある存在なんだと、思えるようになります。
B. そして、自分に対して肯定的な評価が出来るようになり、自尊心が育って行くのです。
C. 関心を寄せあい、安心感を与え、必要なときに慰めを与えることができる、そんな家庭でありたいと心から願います。
𓅐別班マン𓆃 @beppanman 3 時間3 時間前

転載元転載元: しあわせの青い鳥

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