|
ラジオフォーラム「第109回小出裕章ジャーナル」
2015年2月7日放送から引用
湯浅誠:
「原子力小委員会の中間報告について」 東京新聞によると,原子力小委員会が 原発再稼働に前向きだと委員の伴さん(原発反対派)が憤っている 話が載っていた 小出さん:
原子力小委員会の中間報告について 日本は,いわゆる官僚国家なんだなと思いました. 福島の事故があっても,原子力を進めたいという官僚らの姿勢が しっかりと出ている報告書になっています. こういう委員会は,政府の原発推進の隠れみのだと思っています.
こういう委員会に,反原発の誰が参加しても 決して意見は通らないと思っています. 原子力に関する限りは,どなたが行っても意見は通らないと私は思う.
湯浅誠:
原発のある自治体に出ている電源立地地域対策交付金を 再稼働した自治体へは増やして,停止したままの自治体には減らす という方針を固めた. 今までもそうじゃなかったんでしたか? 小出さん:
今までもそうです. 言うことを聞く自治体には,金をたくさんやると言って それに釣られた自治体はなびいてきてしまった. それが,ずっと続いてきたわけで,例えば沖縄もそうです. 「辺野古を認めれば金をやるぞ」と言って,仲井真さんが転んだわけだし 翁長(おなが)さんが当選したら 東京に出て来ても,政府の要人は翁長知事に会おうとしない. 政権側は,アメとムチを使って,自分達の主張を通そうとする. 小出さん: 日本は,自民党がずっと支配してきた. その中で,ずっと官僚が育ってきてしまった. 今の状況では,どのような(原子力の)審議会をつくっても 政治を変えることはできないと思っています. もし,今の政治を変えることができるのであれば 国民1人ひとりが,賢くならなければダメだと思っています. とても難しいことですが,原点に戻ってやりたいと思います. ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小出裕章氏の動画紹介(講演/インタビュー)
http://www.nihonkai.com/wakasagi/koide/koide.html |
小出先生のお話
[ リスト | 詳細 ]
|
|
|
2月8日の講演会でわかりやすいレジュメを頂きました。
再稼働に反対して、このまま(原発ゼロ)を永久につづけよう
原子力発電は単なる湯沸かし装置。火力と同じなんです。
大量に必要とされる燃料 ウランはほとんどないというのに!
大量に生み出される放射性物質
事故の危険をどのように測る?
でたらめ国家。捨てられている人、逃げてほしい。
上の左 広島原爆で燃えたウラン800グラム
1万KWの原子発電所1基が一年運転するごとに燃やすウランの重量1トン
ボロボロの1号機、内部最大破壊された2号機
吹き飛んだ3号機、4号機は定期点検中で止まっていたのに爆発し大量の死の灰放出、自衛隊も消防も怖いから地上高くからしか水をかけられず、水はプールに入らなかった。
野田元総理は終息宣言出したが現場には行けない。
火力発電なら事故でも簡単に処理できる。
ロボットも放射能には弱い。
7000人の労働者がいるが下請け、孫請けでピンはねされ最低賃金より低い。
太平洋超えてアメリカにし海岸も汚染
地震の多いところは原発作らないのに例外は日本!
アメリカの原発は東海岸に集中し地震のある西海岸には原発がない。
広瀬隆さんも言ってたように狂っているとしか思えない日本。
あの中曽根が原発を!
浜岡原発は活断層の上にあるのにこんな防潮堤作っても地震ではひとたまりもないでしょう。
もう150年も起きていないというこの地方の大地震、周期的に地震はきます。
続きます。
blogramランキング参加中←よろしかったら応援お願いします
|
石丸次郎:
1月の小出裕章ジャーナルは、「特集シリーズ:原発はなぜいけない?」でお送りします。今日はですね、原子力発電所と自然災害について、小出さんにお伺いしたいと思いますが、福島第一原発の事故はこれも言うまでもないことですけれども、自然災害が直接原因となって起こりました。そこで、このまず地震で揺れがありました。「この揺れによって、そもそも原発は壊れたんじゃないか」という説と、それから「いやいやそうではなく、地震の後に来た津波の大津波のために壊れたのだ」という説もあります。今、もう4年近くが経ったわけですけれども、小出さんは今どういう見方をされていらっしゃいますか? 小出さん:
地震がまず始めに起きたのですね。それから1時間後に津波が襲ってきたわけで、津波というものが決定的なダメージを与えたということは本当だと私は思います。でも地震が起きた時に、津波が来る前にすでに原子力発電所があちこちで壊れていたという証拠はたくさんあります。 石丸:
東電は「いや、地震の揺れには万全を期してたのでそうじゃなくて、想定外の大津波が来たせいだ」ということを今でも主張しているようですね? 小出さん:
そうではありません。例えば1号機という原子炉では津波が来る前に、原子炉建屋の中の放射線量がもう上昇していましたし、それは、もう津波でなく、地震の時からもう起きていたということの証拠だと思います。それから、ずっと論争になっているのですが、1号機の非常用発電機は津波が来る前にもう止まってしまったという、そういうデータも実はある。きちっとまたこれから検証しなければいけませんけれども、その可能性もあると思っています。 そして何よりも決定的なのは、1号機で水素爆発が起きたのですが、最上階5階と言ってる部分がまず壊されてですね、壁が抜けてしまって天井も抜けてしまってるわけですけれども。4階と5階の間にですね、大型機器を搬入するための穴が空いていて、そこに重たい鉄板が蓋をしていたのですが、その蓋がもう実はないのです。なぜ無いかと言うとですね、4階で巨大な爆発が起きて、その鉄板、鉄の蓋がすぐ吹き飛んでいるのです。
では、その4階というのは一体何があったのかと言うと、非常用の復水器という物がそこにありまして、その挙動が大変不思議だったということで、ずっと今日までまだ問題になっているのですが。おそらく、その非常用復水器の所のなにがしかの配管等が壊れて、そこから水素が噴出してきて、そこで大きな爆発が起きた。そして重たい鉄の蓋を吹き飛ばしたという、そういうストーリーを作る以外には説明がつかないのです。
そうなると4階という所にたくさんのその水素があったということになりますので、非常用復水器の所で何か配管等が破れていたということを想定しなければいけませんし、その原因としては、地震で壊れたと考えるのが一番妥当だと私は思います。
石丸:
なるほど。もう津波が来る前の揺れで配管に異常が起こっていたんだ、ということですね? 小出さん:
そうです。福島第一原子力発電所を破壊した、その地震のマグニチュードは9という数字で表されました。では、その地震が一体どれだけのエネルギーを放出したかと言うと、広島原爆が放出したエネルギーの3万発分に相当する。 石丸:
3万発分ですか? 恐ろしい。 小出さん:
はい。もう到底、人間技ではない。人間が対処できるようなものではないということが、地震というかたちで表れてくるのです。そういう時には「もう打つ手がない」と、やはり覚悟しておなければいけないと私は思います。 石丸:
そういう、とてつもない広島原発の3万発分に当たるエネルギーを放出した大地震というのが、日本は歴史を振り返ると、100年、200年、300年に1度ずつやっぱり起こってきた歴史があるわけですよね? 小出さん:
そうです。日本という国は世界一の地震国ですし、私達が全く望まないけれども、やはり地震というのは周期的に起きてしまうという、そういうものなのです。 石丸:
そういう所で原発を作ってきたわけですけれども、そこで言われてきたのは、「大丈夫です」と「安全です」と「日本の原発は安全です」ということをずっと言われてきたわけで、我々も多くの人が「大丈夫だろう」というふうに思ってきた。つまり、つくる側、推進する側もそれを認めてきたが、一般国民もですね、「日本の科学技術は相当世界一の相当レベルの高いところにあるんだから、その科学者が言うんだから安全でしょ」とやっぱり思ってきたわけですよね。 小出さん:
はい。 石丸:
これは罪が深い、と私なんか思うんですけれども。 小出さん:
はい。 石丸:
原子力の専門家として科学者として活動されてきた小出さんの立場からすると、その原子力の安全神話を語ってきた人達、この人達が科学者として、どういうふうに評価をされますか? 小出さん:
大変罪深い人達だと私は思います。特に、日本人は、日本が科学技術立国だとか原子力の先進国だとか聞かされると、何かその嬉しくて、それを信じてしまう方向に向かうわけですけれども、決してそんなことはありません。 もともと日本という国は、江戸時代ずっと長い間鎖国ということをやっていまして、西洋型の科学技術に触れたというのは、ほんと近い過去になってからであって、それ以降、なんとかヨーロッパ、米国に追いつけ、追い越せとやってきたわけですけれども、それでも時間が流れるとともに、向こうも先に進んでしまうわけですから、日本が科学技術で先進国であるとか、特に原子力なんていうので先進国であるなんていうことは全くないのです。
それなのに、あたかも自分達は安全な知識を持っているというように、原子力を進めてきた人達が言ってきたわけで、ほんとに罪深いことだと思いますし、挙句の果てに福島第一原子力発電所の事故を引き起こしてしまったわけですから、せめて責任を取るべきだと思うのですが、誰一人として責任を取らないという状態になってしまっています。
石丸:
誰一人として責任取ってませんよね? 小出さん:
そうです。 石丸:
これはもちろん行政もそうですし、科学者にも責任あるわけですよね? もちろん。 小出さん:
少なくとも、福島第一原子力発電所に対して安全審査をして、「安全性を確認した」と言ってお墨付きを与えた学者がいるわけですから、そういう人達は決定的な責任があるし、きちっと責任を取らせなければいけないと思います。 石丸:
無責任な体質の国に日本はなってしまいました。これは原発問題だけじゃありませんけれども。やはり、これは安全神話、それは刑事罰に問うかどうかってことは、また別の問題として考えなきゃいけないでしょうけれども、しかしながら、責任を認めて明らかにする。そして、責任の取り方を考えるということは、福島原発の事故から我々が考えなきゃいけない。安全神話は通用しないということを認識しなければいけない。やはり、教訓だというふうに思います。 小出さん:
はい。おっしゃる通りです。 石丸:
小出さん、ありがとうございました。 小出さん:
ありがとうございました。
|
|
小出さんって、東電とかの原発のシャブ漬けにならず頑張っている。
こんな方は、まず、マスコミに出てこない。 事故が起きてから少し出て、都合悪くなればようなし。。 ... あかんものはあかん。 将来どないするねん? と言う考えは強く感じる。 なんとかせんとあかん。 今ある原子炉を安全に廃炉する研究に金をつぎ込むべきやろ。 石棺で覆い封印を 福島民友 2015年1月1日... http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4052.html 京都大原子炉実験所助教 小出裕章氏
福島の原発事故は人類がこれまで一度も経験したことがないほど過酷な事故だ。
政府や東京電力が計画するような溶融燃料(燃料デブリ)取り出しは全くできないと思う。 大変残念で悲しいことだが、諦めたほうがいい。 チェルノブイリ原発のように、原子炉建屋全体を「石棺」と呼ばれるような構造物で覆い、 放射性物質が外部に出るのを防ぐ対策を急ぐべきだ。 炉心が2800度超の高温で溶けるなど事故は非常に動的な状態で進展した。
溶け落ちた炉心が圧力容器の真下に静かにたまっていることはあり得ない。 そこら中に飛び散り、圧力容器の真下から周囲に流れ出て広がっているはずで、 仮に格納容器を冠水できても、上から覗いて見えるのは半分もないと思う。 全部は取り出せない。 冠水せずに解体する代替の方法も猛烈な被曝を伴うためやるべきではなく、
あらかじめ全体を封印する方策のほうがいいだろうと思う。 事故収束の指揮を執る人たちは、事故が今も継続中で、
環境への影響を減らす対策を早急に実行するべきだという危機感が欠如している。 事故そのものも、住民避難も、汚染水問題も、楽観的で都合の良い見通しの下で対策をとって失敗し、 対応が後手後手になる繰り返し。 その姿勢を改めるところから始めるべきだ。 事故が起きた責任をまだ誰も取っていない。
廃炉についても政府、東京電力など関係機関が失敗しても誰も責任を取らなくていいという体制でやっていることが問題だ。 ◇こいで・ひろあき 1949年東京生まれ。 74年、京都大学原子炉実験所入所。 原発の危険性を訴える活動に長年携わる。
|


