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まだ書きけの内容。
田舎の町でアムールというスナックを経営する放埓な生き方をする「おかん」 それが我慢できなくなり中学を卒業する東京に家出した娘のリンコだった。 おばーちゃんが住む東京で料理人の修行を重ねるリンコ(倫子)。 そのおばーちゃんが亡くなった後、インド料理店で知り合った恋人のインド人と 暮らしてはじめて開店資金を貯める。 しかし、恋人はすべてを奪って逃走してしまった。 夢も希望も恋人も、 そして声さえも失って「おっぱい山」の故郷に戻ってきた。 大嫌いなおかんに頭を下げてふたたび一緒に暮らす。 おかんはエルメスという豚を溺愛していた。 そしては物置を改装してじめた食堂かたつむり。
そこで食事をした人々は、 願いがかなう。 それが噂となりお客さんが集まる。 第1号のお客様として開店に手を貸してくれたクマさん。 リンコは想い出のザクロを入れたカレーを特製した。 クマさんは泣いた。 奥さんのシニュリータと娘さんのことを想い出したのだった。 奥さんはお袋さんとはそりが合わずに出て行った。 しかし、その翌日、逃げた奥さんと娘さんから連絡があり 大喜びするクマさん。 双方がカレーを食べたことで通じ合ったのだった。 リンコちゃんの料理は、人を幸せにする力を秘めている。 絶対にある! それが口コミで広がった。 両思いになれるジュテームスープ。 若いカップルが殺到した。 しかし、それが気に食わない意地悪な客が来た。
料理に虫が入っていた。 いや、その客が入れたのだった。 その村で喫茶店を開いていた娘だった。 元気をなくすリンコ。
そこにクマさんが連れてきた富豪の「おめかけ」さん、 もう、おばーさん? リンコが作ったフルコース料理を賞味して生き生きしはじめた。 その晩、富豪だったご主人が夢に現れて、 また会えるから、しばらくそっちで元気に暮らしなさいと言われた。 翌日から若々しい「おめかけさん」が村を闊歩する姿を見ることができた。 自信を取り戻すリンコ。 そして毎日リンコが作った料理を食べたオカンが幸せを掴むことができた。
若いときに将来を誓い合った男性と偶然にもめぐり合ったのだ。 お医者さんになっておっぱい山の町に赴任してきたのだった。 そして最愛の人と結婚することができた。 盛大な結婚式。 リンコがプロデュースすることになった。 エルメス(豚)のすべてが料理としてふるまわれた。 おかんの希望だった。 しかし、おかん末期ガンだったのだ。
最後は最愛の人と結ばれて幸福だった。 オカンはほんとうの気持ちを手紙で打ち明けて旅立った。 毎日、夜の12時に12回なくふくろう爺。
しかし、ある夜のこと鳴かなかった。 あれ、ふくろう爺になにかあったのかもしれない? リンコははじめて天井裏を覗いた。 そこには、ふくろうの形をした置時計があったのだった。 その下に手紙が置かれていた。 放心状態になったリンコは、しばらく食堂を休んだ。 しかし、あるときお店の窓に鳩が体当たりした? それを見つけたときは、すでに息絶えていた。 りんこは、その鳩を料理した。 そして、自分の作った鳥料理をたべて、 失った声を取り戻すのだった。 思わず「おいしい」としゃべっていた。 あれ、声が出る。 そして元気に食堂を続けて行くのだった。 おかんと結ばれたお医者さんの先生は、リンコの父親だったの
だろうか? そのことは天国でにいる「おかん」が、 りんこと天国で再会したときに打ち明けてくれるそうだ。 文章では表現できないことを、 映像(アニメ)で埋めることができる。 そこが映画のいいところだね。 細かな心理描写は俳優さんの力量によるだろう。 しかし、料理のレシプとそれを工夫する過程、
そして、 細かな心理描写は本のほうが詳しいだろう。 ストリー全体の流れは同じだが、 本を読んで映画を楽しむと一挙両得だろう。 なんとなく、 福永武彦著の草の花を想い出した。 結核、すでに死語になりつつあるか。 手術を受けると術中死の可能性が高い。 いかし、このままでは早晩寿命はつきる。 患者と医者とのぎりぎりのやり取り。 ふと病院の外をみると四季がなんども繰り返されている。 はたして、ここから元気に出所することができるのだろうか? いや、難しいだろう。 医療技術の好転に期待するしかなかった。 しかし、運命により命の命脈は決められているようだ。 あの人は、可能性にかけて手術を受けた。 しかし、旅立ってしまった。 肺の病だが、昔、村山に国立療養所があった。 畑しかない田舎の真ん中だったが、 いまは住宅と車の喧騒に囲まれている郊外となったようだ。 大林宣彦監督が映画化したいと考えていたそうだが、
その機会はいまだに訪れていない。 少年の頃から福永武彦の作品に親しんでいたらかだった。
九州・柳川を舞台にした廃市(1984年1月2日公開 ATG)は映画化された。 尾道三部作 転校生(1982年4月17日公開)、時をかける少女(1983年7月16日公開)、
さびしんぼう(1985年4月13日公開)
新尾道三部作 『ふたり』 、『あした』、『あの、夏の日 とんでろ じいちゃん』 などの名作が懐かしい。
そして、伊勢 正三(いせ しょうぞう )の「ながり雪」を題材とした、 同じ題名の「なごり雪」がよかった。 |

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