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【自民党の責任】今さらホリエモン隠しは許されまい
ライブドア前社長の堀江貴文容疑者を、先の衆院選に担ぎ出した自民党執行部の責任を問う声が、党内外から噴出している。
小泉純一郎首相はじめ党執行部は、堀江容疑者を亀井静香氏の広島6区に「刺客」として送り込み、選挙戦を全面的に支援した。公認ではなかったにせよ、党挙げて応援した事実に間違いはない。
ところが、国民の目には「おかしい」と映っていても、幹部は責任逃れに終始しているようにみえる。小泉首相はおととい、どうにか結果責任を認める方針に態度を変えたが、それまでは「応援と今回の件は別問題」と強弁している。
それにも増して、驚かされるのは武部勤幹事長の豹変(ひょうへん)ぶりだ。堀江容疑者擁立の根回し、党本部での出馬会見のおぜん立て、選挙区に駆け付けての応援演説など、他の候補者とは比較できないくらいの熱の入れようで、後見人さながらの関係を見せつけた。
「わが弟、わが息子」とまで言いきって、堀江容疑者を持ち上げた背景には、“ホリエモン”人気に便乗して、マスコミの目を向けさせ、抵抗勢力を追い落とそうとするしたたかな計算があったのはいうまでもない。
にもかかわらず、武部幹事長はライブドアに強制捜査が入り、堀江容疑者に追及の手が及んでくると、「党は公認していない」「私が個人的に応援に入っただけだ」と釈明する。ホリエモン隠しもここまでくると、鼻白む思いがする。
竹中平蔵総務相も相応の責任を取るべきだ。応援演説で「郵政民営化、小さな政府づくりは小泉、ホリエモン、竹中の3人でスクラムを組んでやり遂げる」とまで持ち上げながら、今や「党の要請だったから」と逃げの姿勢だ。
首相はマスコミに責任を転嫁し、幹事長も記者の質問に「どう責任を取れというのか」と開き直っている。進めてきた改革路線に傷が付くことを恐れての反論だろうが、これでは国民は納得すまい。
もちろん過熱気味の報道に走ったメディアの側にも責任の一端はある。法に触れる錬金術の疑いを見抜けず、時代の寵児(ちょうじ)ともてはやしてきたことを反省し、自戒しなければならない。しかし、そのことと、広告塔に仕立てて政治に利用しようとした自民執行部と閣僚の行為を同列とみるわけにはいかない。
小泉首相らは堀江容疑者とかかわった道義的責任を認め、反省すべきは反省する真摯(しんし)な姿勢が必要だ。国民が十分納得できる誠意ある説明を求めたい。
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日本の政治家や官僚はやめれば責任を取ったことになるのかな?
止めもしないで居直っている者も居る>
2013/4/28(日) 午後 9:44 [ - ]