|
先週28日の日曜日に遠征して来ました。
月齢19、満月から4日後の遠征です。
月の出は19時43分。
通常なら翌週に備えて色々準備をしている所ですが、
今年の天気は必ずと言って良いほど新月期の天気が悪〜い!!
折角準備しても一枚も写真が撮れな〜い!!(ハズキルーペ風)
そんな中で登場したのがこれ(↓)です。
AstroDuoーNarrowBandフィルター
分光特性はこのようになっています。
フィルター1枚でHαとOⅢのみを12nmの幅で通します。
月明期はデジカメではHαで撮るしか方法がありませんでしたが、
これで冷却CCDがなくてもデジカメで遠征に行かれます。
しばらく在庫切れで待たされましたがようやく届いたので、実際にどんな写りがするのかいつもの富士山周辺に出かけて来ました。月明期なのにスカイフラットを撮ってしまい、フラット処理が全く合わなかったり、月明の影響でカブリ処理が結構大変だったりしましたが、新月期に遠征するのとほぼ遜色のない結果が得られました。ただし48φのフィルターをFS60CBのレデューサーに装着するのは一工夫必要でフラットナーのように先端に取り付けが出来ません。接眼部とレデューサーの間に挟み込むようにして装着しました。
(1)網状星雲(Veil Nebula NGC6979 NGC6992-5)
クリックすると拡大します(↑)
20181028 21:48- 180secX4 ISO3200
FS60CB C0.72RD(D=60mm fl=255mm F4.25) NikonD810A
Mount VixenSXP Guide 32mmF4 QHY5L2M Stellashotで撮影
Stella Image8で現像、composite、FlatAidePro、PSCS5で各種処理の上25%に縮小。
最初に狙ったのが西に沈みかける白鳥座の網状星雲です。
色味が若干ノーマルのRGBとは異なりますが、月があっても
しっかり写ったのはちょっと感動しました。
アングルを大きくミスったので大幅にトリミングしています。
(2)北アメリカ星雲&ペリカン星雲(NorthAmerica nebula & Pelican Nebula NGC7000 IC5067-70)
20181028 22:42- 180secX12 ISO3200
FS60CB C0.72RD(D=60mm fl=255mm F4.25) NikonD810A
Mount VixenSXP Guide 32mmF4 QHY5L2M Stellashotで撮影
Stella Image8で現像、composite、FlatAidePro、PSCS5で各種処理の上25%に縮小。
赤はいくらでも強調出来るのでやや加減しています。
ちょっとノッペリしてしまいましたかね?(^^;
(3)ハート星雲&胎児星雲(Hart Nebula & Soul Nebula IC1805 &IC1848)
20181028 23:45- 300secX4 ISO3200
FS60CB C0.72RD(D=60mm fl=255mm F4.25) NikonD810A
Mount VixenSXP Guide 32mmF4 QHY5L2M Stellashotで撮影
Stella Image8で現像、composite、FlatAidePro、PSCS5で各種処理の上25%に縮小。
露出を1枚5分に延長したみましたが、月明かりがあっても
それほど飽和しません。ナローバンドフィルターの威力です。
でもフラットが超難しい!途中でギブアップしました。
(4)アンドロメダ大銀河Andromeda Galaxy、M31、NGC 224)
20181029 00:53- 300secX8 ISO3200
FS60CB C0.72RD(D=60mm fl=255mm F4.25) NikonD810A
Mount VixenSXP Guide 32mmF4 QHY5L2M Stellashotで撮影
Stella Image8で現像、composite、FlatAidePro、PSCS5で各種処理の上25%に縮小。
こちらも強調すると背景ムラが目立つのでそれほど強調出来ません。でも背景にポッカリ浮かんだ大銀河が宇宙の広がりを感じさせてくれますね。
試写を兼ねてこの秋撮りたかった主な対象を一気に撮ってみました。アングルがおかしかったり、フラットがどうしても合わなかったり処理は苦労しますね。しかし、月明かりが煌々と照らす中で、これだけ撮影出来ることが分かっただけでも大いに収穫がありました。
次からは1つの対象をじっくり狙ってみようと思います。
AstroDuoーNarrowBandフィルター 万歳!!
再生するには▶をクリック!
BGM:Earl Klugh - Nightsongs
|
【TOP】
-
詳細
コメント(22)
|
新月期の今月7日〜8日にかけて
富士見高原に出かけて来ました。
前日までは快晴の予報でしたが、7日当日になると関東一円あまり予報が宜しくありません。SNSやLINEではそれでもどこに行くかでかなり盛り上がってました。色々考えあぐねていたら出かけるのが午後9時になってしまいました。
それでもGPVの予報では午前2時前後には晴れるだろうとのお告げです。ならばジャコビニ・チンナー彗星でも写せれば御の字ということで出かけました。
ところが現地に到着すると空は一面の雲に覆われています。
ところどころ星空が見えることが有りますが、北極星は全く雲に覆われていて極軸合わせが出来ません。その上、せっかく作った透明バーティノフマスクと反射には必須のコマコレクターを置いてきてしまいました(^^;
まあこんな天気だから仕方がないと屈折用の0.6Xレデューサーや0.8Xのレデューサーが合焦しないか試してみたり(結局合焦しませんでした)して晴れ間が来るのを待ちます。しかしどうも雲の流れが遅いです。
午前1時を回ってようやく極軸を合わせることが出来ました。しかし空は一向に晴れません。諦めて撤収しようかとも思いましたが、来週の合宿の準備を兼ねて2か月ぶりに出かけて来たので少しでも晴れ間があるところに鏡筒を向けてアラインメントを取りました。
午前3時を回るとオリオン座やおおいぬ座の星が時折顔を覗かせます。
2分ノータッチガイドで何枚も撮りましたが、殆どは雲ばかりのフラットのような画像で、結局処理できそうな画像は3枚だけでした。
クリックすると拡大します(↑) 2018/10/8 3:45-
BKP130(D=130mm F5) CanonEOS60D 120secX3 ISO3200
ステライメージ8にて現像&コンポジット。FlatAidePro、PSCS5にて処理のうえ
33%に縮小の上一部トリミング 短焦点の屈折で南のワシ星雲とのショットも考えましたが、南側は更に雲が多かったので諦めました。
こんな画像ですが、ボウズを免れることが出来て
思い切って出かけた甲斐がありました。 ジャコビニ彗星の日 松任谷由美 再生するには▶をクリック!
|
|
台風21号が日本列島直撃のコースを接近中です。
これほどストレートに勢力を落とさずに日本列島を
直撃しそうなのは久しぶりです。
どうか皆様、くれぐれもお気を付けください。
ちょっと目の調子が悪くて、PCの画面を長時間見て居られません。
白内障の症状が悪化したのかも知れません。
そんな訳でまたもや古新聞ですが、25日と26日のほぼ同じ時間に火星を撮りましたので並べてみました。
25日の火星
26日の火星
アリンの爪(子午線の湾)が中央に見えて居ます。
1日で約10°程度自転でずれていくのが分かります。
最接近を過ぎてだいぶ火星の右側が欠けて来ましたが
模様はだんだんハッキリ見えるようになってきました。
南中時間もどんどん早くなってきたので、
我が家から見られるのはあと1月程度でしょう。
晴れたらしばらくダストストームの晴れていく様子を
出来る限り観察するつもりです。
嵐の大洋北西部の月面
以前は良く撮っていたのですが、最近はすっかりご無沙汰でした。
25日は丁度ほぼ満月が近くにあったので、この時期にしか
見られない嵐の大洋北西部を撮ってモザイクで繋げてみました。
クリックすると大きくなります(↑)
周辺部のクレーターが面白いので撮ってみましたが、
ふだんあまりなじみがないので名前が分かりません。
時間のある時にじっくりと調べてみましょう。
欠け際にかなり大きなクレーターがあるのが分かります。
その他もろもろ・・・
自動導入経緯台をポチっちゃいました(^^;
前からちょっと気になっていたSky-WatcherのAZ-GTiが
大変お得な値段になっていたので、思わずポチってしまいました。
何しろポタ赤のような小さな機構のなかにwifiを内蔵し
スマホから自動導入が出来てしまう代物です。
しかも赤道儀モードにも設定できるようで(ここは研究が必要)
上手くすれば史上最少の自動導入赤道儀になります。
眼視であれば写真のBKP-130でも十分に使えそうです。
なかなか遠征に出かける機会がありませんが、
台風一過の晴天に恵まれたら、ひょいと片手に担いで
撮影の合間にのんびりと星見を楽しもうと思います。
|
|
GPVの予報に反して、
薄雲の通過はありますが連日ほぼ晴れています。
今月最後の新月期でしたが、遠征できる程の晴れではなく
今週も惑星三昧になりました。
21日の木星
シーイングの悪さの大きな原因の一つが集合住宅の各戸や隣家から噴き出すエアコンの室外機によるものだと分かりました。特に我が家はベランダの赤道儀設置面に2か所の室外機が置いてあり、それがフル稼働すると大幅に画像が劣化することがここ数日の撮影で分かりました。
仕方がないので撮影中はエアコンを切って、更には鏡筒に長いフードを取り付けて少しでもシーイングの改善に努めました。
フードを付けると風の影響を強く受けるので数日前までつけることが出来ませんでした。その結果この以前の数日よりは多少は安定した画像が得られました。
この木星面は特に面白い位相ではありませんが衛星イオの正面通過を追いかけました。(右下の黒い点がイオの影です。)
WinJUPOSのde-rotationの練習もしてみました。
ここ数日の異常な暑さでベランダにいても暑いし、室内に戻っても暑くて家族の白い眼を感じながらの撮影となりました。
21日の土星
この頃には雲の通過が多くなり、肉眼では土星は見えませんでしたが、ファインダーで探して何とか導入。雲が薄くなった時を捉えての撮影です。薄雲に備えてゲインを上げ過ぎた影響かやや露出過剰気味になりましたが、気流自体は安定しているようです。北側にかすかに白く写っているのものが白斑でしょうか?
22日の火星
時折全く見えなくなりますが、火星は明るいので少し雲が薄くなれば眼視では捉えることが出来ます。ゲインを大幅に上げて何とか撮影出来ました。火星のダストストームがやや沈静化に向かっているように思います。子午線の湾(アリンの爪)周辺の模様がかすかに見えるようになってきました。暗部を強調する処理もしてみましたが不自然さが残ったので掲載を諦めました。
この調子で行けば大接近後の8月中にかなり模様が見られるのではないでしょうか?
木星はそろそろ我が家でもシーズン終盤で、帰宅後では撮影に間に合いません。それでも3惑星の揃い踏みは貴重な機会ですので、晴れたら3惑星に向かおうと思います。
それにしてもPCのハードディスクが猛烈な速さで消化されます。
画像を取捨選択してどんどん整理しないと6テラバイトのHDがあっという間に一杯になります。また外付けのHDを増設するかなぁ〜。 |
|
いやあ暑いですね〜。
ちょっと外に出ただけで汗が噴き出してきます。
今週は暑さが続くようですから熱中症にはご注意ください。
この新月期は晴れればどこかに遠征したかったのですが、土曜日は所用があって出かけられず日曜日はどこも快晴の所は関東近辺ではなさそうでした。そうなると目指すは惑星ということになります。
雲はありますが、その切れ目を狙うことにしてチャンスを待ちます。
期待外れの木星
雲が切れてもご覧の通り全くダメでした。
大赤斑(GRS)が丁度正面を向く所でしたのでこの後も
期待して撮りましたが悪くなる一方でした。
近隣のマンションや家屋からエアコンの室外機が
熱風を吐き出しているからでしょうか?
期待していたのにがっかりです。
土星も撮影しましたがあまりの酷さに没にしました。
そして日付が変わり
大接近間近の火星です。
時々撮影画像が見えなくなります。
視直径が23秒を超え本当に大きくなりました。
ダストストームは少し収まりつつあるようで、
うっすらと模様が見えて来ました。
IRパスフィルターがあるとマリネリス渓谷あたりに黄砂が
溜まり白く浮かび上がって見えるようですが
このRGB画像では良く分かりません。
早く黄砂が収まってくれるのを待つか、
IRパスフィルターを早く調達するか思案のしどころですね。
|




