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前の記事でタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)をご紹介しましたが、ずっと撮っているつもりになっていて時間を大幅に無駄にしてしまいました。
今回は短焦点の鏡筒なので面積のある対象を狙いたいのですが、あいにく南はフェンスが邪魔でさそり座が狙えません。そこでだいぶ西に傾いてしまったおとめ座銀河団を目一杯入れてみました。
もちろん中心は銀河がチェーン状に連なっているマルカリアンチェーンです。
若干眠い空だったのでコントラストの低い元画像でしたが、ぴんたんさんのFlatAideProの力を借りてこちらも処理してみました。
どうしてもフラットが合わなかった外周部を少しトリミングしています。
クリックすると拡大します(↑)
2017/3/25 2:50(JST)〜
FS60CB+C0.72RD (FL=255mm f:4.25) NikonD810A
Tv:300secX6 ISO1600
ステライメージ8による自動処理の上、PhotoshopCS5で仕上げ 1/3縮小 APS-Cのカメラに換算すると160mm程度になる視野には数え切れないほどの銀河が写りました。
参考までに比較的大きな銀河にステラナビゲーター8の画像マッピング機能を使ってM(メシエ番号)とNGC番号を入れてみました。
BGM:吉俣良 - 空から降る一億の星 OST
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コメント(16)
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皆様大変ご無沙汰してすみませんでした。
色々やってはいるのですが、ついついブログから遠ざかってしまいました。
さて、今回のタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星は1951年4月に発見され、公転周期約5.5年の周期彗星です。過去にはバーストを起こし4等級まで明るくなったこともあるそうです。今回は7等級程度で肉眼では残念ながら見ることは出来ないようです。
今月22日にM108とM97に最接近しましたが、平日の水曜日では如何ともし難く、金曜日の晩にJALに皆さんが出撃されると言うので急遽水戸まで出撃して来ました。
往復とも首都高の事故渋滞に阻まれ片道3時間強の大遠征となりました。到着が夜半近くになり、急いでセッティングを済ませて撮影開始です。ノータッチ2分露出で16枚を設定しましたが、何故か3枚目から全部星が流れていて使い物になりません。慌てて赤道儀を設定してどこか閉め忘れがあったのかも知れません。
いつか原因を究明しなければ!
仕方がないのでたった2枚の画像を無理やりコンポジットして仕上げました。
ぴんたんさんの画像処理講習に参加しなければ記事にもしなかったと思いますが、お蔭で何とかM108とM97そして41Pの彗星らしい色合いを出すことが出来ました。
クリックすると大きくなります(↑)
2017/3/25 0:51(JST)
TAKAHASHI FS60CB+C0.72(255mm) NikonD810A 120secX2 ISO3200
33%縮小の上、外周部トリミング
ステライメージ8による自動処理+FlatAidePro+PhotoshopCS5
ご一緒していただいたJALの皆さんどうもありがとうございました。
またぜひお声をおかけください。 |
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11月22日は、折角の平日の祝前日でした。
しかしどこも確実な晴れは見込めないような空模様でした。長野辺りまで出向けば晴れていそうでしたが、行ってみて空振りだと痛いので、迷っているとぴんたんさんから都留が晴れているとの情報を頂きました。都留なら比較的近いので出かけることにしました。
早い時間の天気は良かったのですが、私が現地に到着した時には
雲にすっぽり覆われて北極星も見えない状況でした。
仕方がないので、主砲を出すまでもなくまずはサブのポタ赤の
設営をしました。
この日のポタ赤は壊れたナノトラに代えて、自宅に転がっていた
極望なしのGP赤道儀に、簡易的にトイクラスのファインダーを
差し込んで極望にした自作赤道儀です。
この極望の筒先にPoleNavigatorを取り付けるようにした
部品を作ったので、極軸合わせをするテストをしました。
そのうちだんだんと天気が回復し、星が見えてきたので
試写を開始しました。
結果は思ったよりも高精度で50mmのカメラレンズで6分間露出しても星像はほぼ点像を保っていました。ナノトラに比べるとお手軽とは言えませんが、これなら小鏡筒を載せた写真も撮れそうです。
2016/11/22 23:52-
Canon EOS KissX5 SIGMA18-50mm 50mm F2.8→F4 360secX8
Pole NavigatorとQHYとの組み合わせでは難なくピントが
合うのですが後ろからケーブルが出ているため極望の部分に
取り付けることが出来ません。
そこでケーブルが横から出ているASI224MCが使えないかと
格闘しましたがどうやってもピントが出ません。もともと
PoleNaviがモノクロ限定のようで、カラーカメラだと感度が
著しく落ちるようです。それでも露出やゲインを大幅に上げる
と辛うじて星が見えるようです。
この日は主砲の設営は諦めてこの問題の解決に取り組むことに
しました。その結果フランジバックを3mm程度伸ばすことが
出来ればピントが来ることが分かりました。
なにか嚙ませればフランジバックが伸ばせるということで、
思い切ってレンズとカメラの間にUSBケーブルを切って
挟み込んでピントを出しました。(嗚呼勿体ない!)
2016/11/23 1:58-
Canon EOS KissX5 SIGMA18-50mm 18mm F2.8→F4 180secX10
結局この日は、自作ポタ赤の追尾精度と、PoleNavigatorのテストだけになってしまいましたが、オリオン座の全景を撮るのは今年初なのでまあ無理して出かけて良かったです。
自宅に戻ってみたらCマウントの延長アダプターが出てきたので
これで50mmでもASIのカメラが使えるようになりました。
PoleNaviのカラー対応を待つか、比較的安価なASI120MMでも
買おうかと思いますが、それなら素直にPoleMasterを買った方が
良さそうです(^^;
オマケで先日アップしたオリオン座中心部をNikCollectionで再処理してみました。 オリオン座中心部
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折角久しぶりに連続遠征したのになかなか画像処理が出来ません。
遠征から帰ってきてからもずっとPoleNaviを使うためのカメラの調整と、壊れたナノトラ代わりのポタ赤の制作に明け暮れていました。
それもようやく目途が立ったので、今回はとりあえず11月5日に富士が嶺で撮影したプレアデス星団を処理してみました。
中心から少し外して分子雲の広がりを写そうと思ったのですが、構図の研究不足で狙い目を外してしまいました。
画像処理の方法も忘れていることが多いので今回はNik Collectionのお世話になってみました。
中心部の飽和が気に入りませんが、これは元画像の処理が悪いためで、Nik Collectionは便利なツールですね〜。今回はとりあえずここまでとします。
BGM:Nothing Gonna Change My Love for You Kaori Kobayashi
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いやぁ〜本当にお久しぶりです。
今年の天気には参りました。
新月期の週末は必ず曇りか雨で、晴れるのは決まって
平日の月曜日か木曜日というパターンが続きました。
遠征にもGW以降何度か行っているのですが、その都度
雲や雨に邪魔され空振り続きでした。
11月に入ってようやく休日に快晴に恵まれました。
3日に茨城県の城里。5日に静岡県の富士ヶ嶺に遠征しました。
まずは3日の報告です。
この日はぴんたんさん、ただよしさん、まーちゃるさんと
お友達のドラゴンさんとご一緒させて頂きました。
余りにも久しぶりだったので、久しぶりに見る星空を眺めて
設定に時間がかかりました。とりあえずナノトラも設定して
広角10mmで秋の天の川を狙います。
ところが数枚撮ったところでナノトラのご臨終です。
仕方がないので20秒の固定露出で20mmにして
オリオングルグルを作ってみました。
まーちゃるさんに初めて使うPoleNavigaterの設定を教わったり
していたら遅くなってしまいました。50mmで設定するには
前もってかなり正確に極軸を合わせて置くのがコツだと初めて
知りました。後日急いで35mmを調達してしまいました。
このあと画像処理段階で不明なエラーに悩まされ、なかなか処理を
進めることが出来ませんでしたが、なんとか解消してとりあえず
基本的なフラット、コンポジット、レベル調整のみで仕上げてみました。
ケフェウス座の散光星雲 IC1396
FS60CB C0.73RD NikonD810A 300secX16 ISO1600
意外に元画像に星雲が写っていないのでちょっとびっくりしました。秘術を使ってこれを浮かび上がらせる皆さんの腕は凄いです。
素材は得られたので、これから画像処理の復習をしなければ・・。
ぎょしゃ座の散光星雲 IC410&IC405
FS60CB C0.73RD NikonD810A 360secX20 ISO1600
ただよしさんにPHD2のパラメータを設定して頂き、ガイドが安定して来ましたので、取り損ねた秋の対象を引き続き狙いました。
短焦点にフルサイズデジカメの画角は広いですね。
2対象が悠々と入ります。
ここでもCanonの改造機に比べて赤の発色が少ない感じです。
D810Aをお使いの皆さんはどういう処理をされているのでしょうか?
そして夜半を回りましたので今度は冬の対象に写ります。
オリオン座中心部 M42-馬頭-燃える木-M78まで
FS60CB C0.73RD NikonD810A 360secX18 ISO1600
冬の定番構図ですが、この組み合わせで撮ったことがなかったので
どんな風になるのか試し撮りです。オリオン座大星雲M42と馬頭星雲、燃える木が入るのは確認できましたが左端に辛うじてM78は入っていました。ここはアングル次第でいろいろな構図が楽しめそうなエリアですね。
この日の最後は
いっかくじゅう座のバラ星雲NGC2237-9,2246
FS60CB C0.73RD NikonD810A 300secX3 ISO1600
撮影中に薄明を迎えてしまい、わずか3枚のコンポジットです。
宇宙にポツンと咲いた一輪のバラ
右下に持ってくればコーン星雲とクリスマスツリーまで入りそうです。
今回の遠征はここまでです。
フラットがなかなか合わなくて苦労しましたが、自宅の夜間の空ではわずか10秒で城里と同様のスカイフラットが撮れることが分かったのは収穫でした。やっぱり東京の空の明るさには改めて驚きました。
それにしても綺麗な星空って本当に良いですね〜。
久しぶりの遠征で心が洗われました。
BGM:Kotaro Oshio - Oasis
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