|
カルテの記述や健康診断の結果票にこの「WNL」と書かれているのをご覧になったことがありますでしょうか。 これは within normal limits すなわち「正常範囲」の略です。 血液検査など数値化されたものだけでなく、 心電図や超音波検査などの判定の際にも用いられます。 他には「特に無し」という意味で nothing particular の略で 「n.p」、 「所見なし」という意味のドイツ語で ohne Befunde 略して 「O.B」というのもあります。 で、この検査の正常範囲、すなわち「基準値」が重要になるわけですね。 健常人の検査数値・人数の統計を出してみるとこのように山型のグラフになります。 最も人数の多かった数値のところが頂点に来るわけです。 で、この人数統計のうち、低値と高値それぞれ2.5%ずつの人数を占める数値で区切り、 この内側の95%を「基準値」と定めているのです。 つまり、この数字は医学的に絶対なものではなく、相対的なものなんです。 実際、年月とともにこの基準値が見直されることもあります。 「正常値」と呼ばずに「基準値」と呼ぶのもこのような理由があるためです。 そしてこの基準値は、その人個人にとって危険かどうかは別になる場合もあるということです。 性別や体格、それに環境によって当然異なるといえます。 医師はそのあたりの個人差を考慮したうえで診断してくれますので、 健康診断などでほんの少し基準値から外れたとしても、慌てず、そして怠らずに きちんと診断を受けるようにしてくださいね。 |
全体表示
[ リスト ]






なるほど・・・・・勉強になりました。検診などはマメにいかないと
いけませんね。
頑張ります。2.5パーセントっていうのもすごいですね。
2009/8/23(日) 午前 3:08 [ - ]
こんばんわ☆
勉強になりました!
傑作&村クリ♪^^
2009/8/24(月) 午前 0:31
ゆりたまさん> そうですね、検査結果はあくまでも結果でしかなく、
医師の診断に勝るものは無いと言えます。
なにゆえに2.5%かという部分も絶対的根拠はなく、
項目によってはこの幅さえも変動しうるものになっています。
2009/8/24(月) 午前 0:44
月子さん> コメントのお返しはそちらのゲストブックにしますね。
2009/8/24(月) 午前 0:50
吉宗さん> いつもありがとうございます。
弊ブログのメインテーマなのに久々の更新でした。
他職種から見て矛盾がないか不安もありますが、よろしくご指導ください。
2009/8/24(月) 午前 2:26
これ、よくカルテに書かれているので何だろう?って不思議だったのですが、正常範囲の意味だったんですね〜!
すごくスッキリしました^^
他のページにはno changeと英語で書かれていたりするので、統一してくれよっ!と思っちゃいます^^;
2009/8/25(火) 午後 3:23
なおさん> お役に立てて何よりです。 no change だと「不変」ですから、
前回に比べて良くも悪くもなっていない、という意味で書いているのでしょう。
クリニックですと、そのDrさえ分かればいいように、
オリジナルの略語を使うケースもあるので注意が必要です。
2009/8/25(火) 午後 10:16