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『青空マーケット』
今日は朝から曇天。七時に家を出て近くの青空マーケットへ。知人達がちょっとした小物を売り出すのです。 家にある小物を出す人。この日のためにせっせとキルトを作ったりする人。ちょいと商売気のある人は装飾品を仕入れてきたりするのです。等々ですが、たいした物は期待できません。でも、なぜか心が躍るのです。 今、使ってはイケない言葉だと思いますが、故郷の枚方に「めくら市」というのがありました。夏に一晩、旧街道筋に立つのです。アセチレンの灯りで商い...をするので売られている品が良く見えない。翌朝、トンデモナイ我楽苦多(がらくた)だったと気がつく。そこからつけられた名称だと聞きます。現在は使えませんね。でも、今どんなマーケット名になっていても私にあるのは昔の名称です。夏になりますと、風鈴の音と軒下のヘチマの鈴なりとともに、ふと古市のアセチレンのニオイがよみがえってくるのです。 さて、さすがにアセチレンはありませんでしたが、ガラクタはありました。おつきあいです。いくつか買ってみました。締めて7$。 「ハーイ、ババ。私の娘よ」 と紹介されました。隣人タルバートさんのお嬢さんです。お母さんは白人です。お嬢さんは黒人。タルバートにどんな物語があったのだろう。どんな喜び、苦しみがあったのだろう。いろいろ想像が広がります。そんな自分の性惰が嫌いではありません。午前中、想像の中で過ごせました。気がついたら買った物をどこかに忘れてきていました。 タルバートの娘さんと |
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