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『ノーサイド・ヒーロー』
ご心配をかけました。先日の朝の決闘(?)非常識野郎の続きでございます。 事件は日曜の早朝に起きました。まだ惰眠をむさぼりたい住民をたたき起こすようなクラクションの音。その執拗さにぶち切れた私は駐車場に飛び出しなおも鳴らそうとする男に「止めろ」と叫んだのでした。 きちんと事務所に報告をすませて、「さあこい」、と裁決を待ち受けました。ケンカ両成敗だ。俺が悪いもんかと思うのですが、ここアメリカでは何が起こるか分かりません。三日待ちました...が何もありませんでした。 今朝のことです。出先から帰ってきたところでパッタリくだんの迷惑君に出会いました。彼は目を伏せて通り過ぎようとします。 「ヘイ、ガイ」 と呼び止めました。ビクッとしています。かまうことはありません。さっと傍に寄りました。彼は、 「俺、出かけんだ」と言って逃げ腰です。私の目を見ません。 「先日は大声で驚かして、すまなかったな」 と言って手を出しました。彼は車の鍵を握っていました。その上から握手をしてやりました。気が弱いのか終始目を伏せています。握り返してくる指の力が弱い。ぐいと握ってやりました。さてケンカの締めはここです。 「これで終わりにしようぜ」 とニッコリ笑いかけました。男は頷いて車に乗り込んで行きました。 ふと奴の後ろ姿を見ながら、ケンカっ早い無骨な私なんかより、おとなしいこいつの方がずっと本当の「ヒーロー」ではないかと思ったのでした。 この話しの締めはやっぱりこれです。麻倉さん無断借用許せよ! https://www.youtube.com/watch?v=S6ZJDqErTkA |
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家内がそろそろやるなと思ったそうです。血がカーッとなってしまいまして恥ずかしい限りです。
2014/9/26(金) 午前 8:00 [ 馬場信浩 ]