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『寄り道もたまには』
うっかり左折するのを忘れていました。最近よくあるんです。このままでは家に帰り着くのに遠回りになります。仕方なくHarbourという道を直進、どこかで左折するつもりした。
ええい、ここはどうだとWestという道を適当に曲がりました。と、閑静な住宅街が現れました。瀟洒な建物が歩道に沿って建てられています。近くの高校から野球を楽しむ声が聞こえます。一つ筋を違えますと麻薬患者や浮浪者のごろごろいる所なのです。私、そんな所に住んでいます。 「へえ、こんな所もあるんだ」... と回りをキョロキョロみまわしながら車を走らせました。 突然でした。巨木が見えたのです。むき出しの根っ子。それも巨大です。何の木か。持ち前の好奇心が鎌首を持ちあげてきました。車を降りました。
そこはFounder's Parkとありました。人は一人もいません。建物の様式は1800年代の物です。そして古い古い葡萄汁搾り器などの遺物が置いてあります。そして何枚かの看板がありました。一つ一つ看板を読んでいきます。 1857年、サンタアナから入植してきたのはジョージ・ハンセンさん。名前からドイツ系の一家と見られます。一族は白人、メキシコ人、インディアン、中国人と協力してサボテンを取り払い葡萄畑へと変えていく。残念ながら日本人は記録されていません。黒人もいません。まだ東部、南部からの黒人の移動はなかったのでしょうか。
ハンセン一家は葡萄栽培で成功したのもつかの間、原因不明の疫病で葡萄が全滅。失意におとされます。しかし、不屈の精神力で彼らは新しい作物の開発に全力を傾けます。やがてバレンシア・オレンジの栽培に活路を見いだした彼らは再び成功への足がかりをつかみます。小さな公園を一巡すればカリフォルニアの開拓史を見ることができます。たまには道を迷ってみるのも良いことですね。町内散策、これからもやってみようと思いました。 さて大きな木はイチジクでした。こんな大きな木でも実をつけることがあるのかしら。今、イチジクの季節。しかし、実を確認することはできませんでした。
大きなイチジクの木 |
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ご無沙汰です。
これはたまたまのみっけものです。他にもあると探しております。
2014/10/6(月) 午前 0:35 [ 馬場信浩 ]