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『おいらは日本人だよ』
今夜の映画会は『エンド・オブ・ホワイトハウス』(原題: Olympus Has Fallen)でした。去年の映画なので皆様の中にもご覧になった方が多いと思います。
主演がジェラルド・バトラー。あの『オペラ座の怪人』の主演俳優だと言うのでどんなもんだと期待しました。映画はアクションの連続です。アクションの必須条件であります意外性は期待を裏切らずけっこう見せる映画に仕上がっていました。不満はセクスィー度が足りないくらいでまだ暑い夕方を冷房の効いたホールで過ごすには格好の二時間でした。 観ながら我がコミッティーがよくこの映画を主催し許可したなと思いました。つまり、朝鮮人テロリストがホワイトハウスを占拠し暴虐の限りを尽くす映画です。一方間抜けなホワイトハウスの警備陣。そんなのあり得ない、などという突っ込みを入れながら十分楽しみましたが、我がコミュニティには朝鮮人の住人がワンサといます。観ていて、良いのかいなと思いました。辺りを見回しますと朝鮮人観客がいないのにホッとしておりました。一緒に観ていたら一騒動あったかも知れません。北朝鮮悪者映画ですから良いのかも知れませんが東洋人をこう悪者に描くのはあまり気持ちの良いものではありません。去年、この作品が封切られた時、ボイコットがおきなかったのか誰かご存じないでしょうか? ちと心配になりました。
映画が終わるといつもコミッティーに「お招きいただきありがとう」と礼を言って帰るのですが、今夜は神妙な顔をして、
「私どもは日本人でありまして」と話しかけました。 「オーヤ」と受けたコミッティーの一人が突然、はじけるように笑い出しました。私のジョークが分かったようです。それが回りにも伝わりました。我々は日本人で朝鮮人とは違いますよと言いたい私に、 「分かっているわよ。これは映画よ」 と返事が返りました。あまり分かっていねえな、と思ったものです。 主演のジェラルド・バトラー。力演でした。
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こういう映画を見せてくれるとありがたいです。で、一言いっておかないと誤解されますので、それを冗談として表現する。むつかしいですね。でも、なんとか受けています。
2014/10/7(火) 午前 2:06 [ 馬場信浩 ]