馬場信浩(龍造寺 信)のブログ

ブログ始めました!龍造寺 信は馬場信浩の筆名です。よろしく。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

     『四十年ぶりの集団的自衛権』

 今から十年ほど前。四十年ぶりの中学同窓会に行ったときのことです。とりわけ私に良くしてくれる友がおりました。理由がわからないのです。私の会費は彼が払い、ホテル代も負担してくれ、土産を買って帰れと小遣いまで手渡そうとするのです。どれも要らぬと辞退したのですが、あれもこれもみんな支払い済みでした。
「こんなにしてもらう理由がない」
 そう言ったとたんです。
「あるねん。黙って受けてくれや」...

 十九 歳の頃でした。京阪京橋駅の片隅で、その友は恐喝を受けていました。中学を出て働きに出た彼は家族のために懸命でした。そんな彼が、100円、200円とチンピラにむしられていたのです。たまりかねた彼はとうとう断ったのです。と、お決まりのリンチです。通りがかった私は放ってはおけませんでした。
「やめたれや」と入ったのですが相手は二人です。
「なんやねん」と矛先は私に。とっさに左を放っていました。のけぞるのを見て鼻ぱしらに右フック。うずくまる相手。もう一人はすでに逃走。
「はよせんか」と友をやってきた電車に乗せてトンズラこきました。京橋には週二回、ボクシングの練習に通っていたのです。プロボクサーへの夢は捨てられませんでした。でもこの日で夢は捨てました。ケンカをしたらアカンのです。

「あれから、俺、ダンプの運転手になってん。それまであった俺の劣等感が消えた。一段高い運転席から世間を見たら気持ちがエエねん。運送会社もこしらえた。仕事も上手いこと行った。落ち着いたら、お前のことが思い出されてきたんや。お前が助けてくれなんだら今日の俺はあらへん。勇気をもたなアカンと教えてくれた。お前に会って一言、言いたかった。でも、お前はキラキラしてるがな。もう見向きもしてくれへんやろ。会えるだけでええわ、そう思って今日を待ってたんや」
「なんも変わるかい。河内のヤンチャのまんまじゃ」
「ほんまか。うれしいなあ」
 故郷河内の夜は更けて、夜空には本物のキラキラ星が輝いていました。

 七月一日、集団的自衛権が閣議決定した、と聞いて古い話を思い出しました。こんなんが集団的自衛権の基本と違いますのん?

            臨時閣議に臨む安倍首相。右端は太田国交相(7月1日午後、首相官邸)
イメージ 1

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事