|
今日はバレンタインですね。
私のブログにお越しいただいた紳士の方々にも一言ご挨拶をと思い、
ゲストブックやコメントをおさらいしたのですが、気がついたら全員が男性でした。
どこもこんなもんなんですか!?うむむ。
今日は『文明崩壊』(ジャレド・ダイアモンド著、楡井浩一訳、草思社、2005年)を読んでいます。
マヤとか、メソポタミアとか、ローマとか、過去に繁栄しながらなぜか滅亡してしまった文明って、たくさんあります。それらの文明はなぜ崩壊したのか?その原因を、探ってゆきます。
崩壊の原因は、大まかに五つです。
「環境変動」は、イースター島のように、人間が木を一本残らず切り倒してしまった例。
「気候変動」は、例えば氷河期が来たりして生存できなくなる。長い間温暖な気候が続いていたのに急にそれが変わったりすると、人間の方がそれに対処できない。
「近隣の敵対集団」というのは、端的に言うと戦争ですが、軍事力の大小のほかに、負けるはずがなかったのになぜ勝てなかったのかという理由が、集団の内部にある。
「有効な取引相手」は、敵の攻撃が増大するのと反対で、近隣の友好集団からの支援が減少すること。交易相手が何らかの理由で弱体化して、必要なものが供給されなくなるとか。
「環境問題への社会の対応」これは、現在のオゾン層破壊とか、地球温暖化につながっています。
はー、なんと頭のいい方じゃろうか。この中に、地理、外交、資源など、国が抱える問題はだいたい網羅されているのではないかと思います。。
話は意外なことに、現代アメリカのモンタナ州から始まりますが、
すごい色々あって、書ききれません…
いやー、そんなこと考えてもみなかったな、という事実関連の連続で、いろいろ考えさせられます。
モンタナは農業州で、それでは環境が破壊されないのかというと、実は自然破壊の勢いがすごい。
林業で木を切ると水不足や山火事につながり、農業をすると周囲の土地が塩害汚染される。
地球温暖化で気候変動が起こり、降雨量が減って、人々が水のことで争いになる。
それではと私設ダムを造ると、こんどはそれが決壊の危険をはらんで、洪水が問題になる。
他にもいろいろ問題があるので、モンタナの若い者は、故郷に居つかない。
宮崎では最近、西郷村というところで、79歳の方が11期目の町長当選を果たしました。
これを読んで、山あいの町長さんがんばれ、と言いたくなりました。
いやいや、この本には、ちょっと手こずってます。
なにしろ久しぶりのハードカバーなんで、本が重い。うう、厚い本は文庫にしてください…
しかも内容がぐっと学術的で、すごい情報量。頭がくらくらします。
この本は、イギリスのチャールズ皇太子の愛読書なんだそうです。
あの方、日本じゃダイアナとの破局ばっかり取りざたされて評判が悪いみたいだけど、ご自分でトラクターに乗って畑を耕していらっしゃるんですって。私もたまに田植えとか稲刈りの手伝いに行きますが、あれけっこう大変なんですよ。イギリス王室の意外な一面を知って、ちょっと親イギリスの私。
どこがアジア情勢じゃ!って?いやー、北朝鮮つながりの行きががり上なんですよ。
北朝鮮の独裁者金正日も、自国の更生のために、こういうの読めばいいのになあ。
|
リストをありがとうございました。日本や韓国はなぜか農業を軽んじていますね。米国の実業家・政治家の中にはリタイヤして農場を持つ人が多いですね。英国人の意識も農業やガーデニングは生活の重要なもののようですよ。友人に英国の馬主がいて、植物の話しをよく(日本語で)しますよ。
2006/2/14(火) 午後 11:10
英国の馬主なんて、裕福そうでいいなあ。私もそのような方とお友達になってみたいです。
2006/2/15(水) 午後 8:28