居 ミカの田中模索

なかなかお返事書けなくてごめんなさい。ちょっとずつお伺いいたします。

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まだ金賢姫の告白を読んでいます。

彼女の学生時代。毎日勉強するヒマもないくらい農作業だの労働だの活動だのにかり出されていて、家に帰ればもう夜中。男子学生たちもいるけど、男女の交際は戦時中の日本並に、ほとんど禁止されている。だから彼女もスパイ訓練で「スパイは必要とあらば体を投げ出して、色仕掛けもしなければならない」と教えられると、内心絶対イヤだと思う(そりゃ私だって思うけど)。そして26歳で大韓航空爆破犯人としてつかまるまで、男性と付き合ったことがなかった。
うーん、うそみたいに厳しい。でも、私が先日読んだ北朝鮮ジョークにはこんなのがあったんです。

妙香山(ミョヒャンサン・北朝鮮の観光地)には動物や人間のような形をした岩がたくさんあって、それが一つの見所になっている。
案内人「あの岩は男女が抱き合っているような形をしていると言われています」
金正日「(付き人に向かって)女性の片手がないのはどうしてだと思う?」
付き人「は!おそらく男性のあそこを握っているのでは」
金正日「ふむ。私もそう思っていた」
これはあるジャーナリストが妙香山の案内人から聞いたというジョークで、訪朝経験のある日本人記者も聞いたという話です。

ジョークというか…みもふたもないなーという気もしますが。しかし、こんなことを本当に北朝鮮のガイドが言ってるのか!?北朝鮮の恋は、どうなっているのでしょうか。

きょうは、大韓航空爆破事件で有名な金賢姫(キムヒョンヒ)の告白本『いま、女として』を読みました。北朝鮮の女スパイで、航空機を一機爆破するという嘘みたいなことをした人です。美人です。
この人が韓国に連れて行かれて、自白するまでの回想が面白かったです。

まず、自分専用の飛行機が出たことにびっくり。悪魔のように残忍なやつらと思っていた韓国の調査員たちの親切さにびっくり。アメリカに搾取されつくした地獄のようなところと思っていた韓国が、北朝鮮よりよほど自由で豊かなのにびっくり。それから北朝鮮で自分の存在を否定されたのにびっくり。そのたびに北朝鮮で受けた教育とはあまりに違う現実を知って、知らぬ存ぜぬを通していた彼女もとうとう告白してしまう。

冗談じゃない話だけど、彼女がびっくりするところがいちいち笑える。韓国についてからお風呂に入れてもらって、それから着替えの下着と服を渡されるんだけど、その下着があまりきれいだったのでアクセサリーにしたいくらいだと感嘆するところ。紙コップ入りのコーヒーを飲んだらそのコップは捨てるのだと聞いて、こんな立派なものをどうして捨てるのかと怒りさえ感じるところ。

それに、真実ならではのエピソードも満載。言葉のわからない中国人のフリをしているのに、朝鮮語のジョークを聞いたら笑い出しそうになって困るとか。調査員が食べている韓国料理がおいしそうで、食べたくてたまらなかったのに言えなくて、私どうしてこんなことしているのかしらとがっかりして食欲がなくなったり。

そして結局、頑固に黙りとおしていた彼女も負けてしまう。迫力あります。やっぱり事実は小説よりすごいな。

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