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私の家の隣と斜め隣の家には、天然記念物の緋寒桜があり、今、満開です。
両家とも夜には下からライトを当てて明るくし、近所の方々の目を楽しませてくれています。
枝一杯に桃に似た色の花が開いてとってもきれい。もうすぐ春だね、桜さん。
『文明崩壊』を読んでいます。今日は、中国だ。
中国は、ご存知のとおり、とーっても広いです。
面積は世界第三位の大きさで、その中には世界有数の長さを誇る揚子江と黄河があります。
それから、世界最高峰があり、たくさんの湖、長い海岸線、巨大な大陸棚がある。
動植物生息地は、氷河、砂漠、熱帯雨林を網羅する多様さ。
その中に、世界第一位の13億の国民を抱えています。これは、世界の総人口の5分の1にあたる。
経済はものすごい速度で成長中で、先進国の経済成長率の4倍のスピード。
経済援助の額もすごい。1981年から2000年までで、450億ドル(内、日本が100億ドル!)。
ここまで大きな国だと、もう、中国の問題が国内にとどまらず世界に波及してしまう。
では、中国の問題とは。
中国では、経済の発展につれて、環境破壊がすごい勢いで進んでいます。
例えば、中国の主要都市の幾つかは世界最悪のスモッグ公害で、ガンなど人体に深刻な影響が出始めている。このまま行くと、予測では、2050年には中国が二酸化炭素の排出量で世界一になり、全世界の40%を占める事になる。フロンなどもう先進国では禁止されているものの使用量もすごい。
また、豊かさが増すにつれて牛肉やラム肉などの需要が増えたために、現在でも国土への動物の糞の年間排出量は固形産業廃棄物の3倍になっている。ひええ、フンに埋まって死にませんか?
それから、家庭や工場からのごみの再生処理がほとんど行われておらず、さらに先進国から電化製品などのごみを輸入さえしているので(!)、中国の都市の3分の2以上は、今やごみに取り囲まれている。
ここらへんで、私、とうとう笑っちゃいました。
また、中国は真水に乏しいため、井戸から水をくみ出すことで地盤沈下が起こり、河川から水を引くことで水流が停止し、黄河下流では1997年には全く水の流れのない日が年に230日もあった。そりゃ池じゃ!
また、肥料や農薬によって土壌の質が悪くなり、良質農耕地の50パーセントが失われた。そのほかの理由もあって、いまでは中国の一人当たりの耕地面積は世界平均の半分しかなく、国民の食糧確保が危ぶまれている。そのうえ、環境汚染にが広がるにつれて天災の規模も増大し、例えば1996年の洪水一回の損害が270億ドル。そのほか、土・水・空気の汚染に、毎年の国内総生産の14%もの費用がかかる。
しかも、その中でなお、中国13億の国民が自家用車とか家とか工業製品とか、先進国並みの生活を求めている。現在は揚子江のダムや南北導水計画など、世界最大の開発計画がいくつも進行中で、巨大な費用がかかる上に、環境汚染をさらに広げると予測されている。
うう…スケールが違う。しかし、もう一つの問題。
それは、中国が、中央からの命令に異様なほど従いやすい国だということです。
中国は非常にまとまった陸続きの地形で、紀元前から中央集権国家が確立していた。
しかも、アタマが変わるたびに政策がころころ変わり、またそのたびにいちいち命令が行き届くので、中国の指導者たちは古来から、ヨーロッパやアメリカの指導者たちにはほとんど不可能な規模で、問題を解決するのに成功してきた。例えば一人っ子政策や、全国的な伐採禁止など。と同時に、一方では、ヨーロッパやアメリカの指導者たちにはほとんど不可能な規模で、大混乱を招いてきた。例えば、文化大革命での国家教育制度の解体や、無秩序な変革など。
さらに問題なのは、中国では、政策が一方から反対側へ、激しく切り替わることがよくある。そしてそのたびに命令が行き届いて…
あああ…
先日までは、私、中国様の発展を重慶の至りと思っておりましたが、なんだか不安になってしまいました。もうなんと言っていいかわからん。こりゃいったいどうなるんですか!?
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