居 ミカの田中模索

なかなかお返事書けなくてごめんなさい。ちょっとずつお伺いいたします。

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陰謀の世界史

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『陰謀の世界史』海野 弘著、文春文庫、2006年

海野 弘さんといえば、私は、アート方面の人だという印象が強かった。
「陰謀」なんて話、非常に彼らしくナイのである。だもんで、かえって手にとってしまった。

世の中には「陰謀史観」というものがあるらしい。
「何々の陰謀」的な本は、キワモノから世界的スクープまでさまざまあるのだが、
この本では、歴史や政治には定説ばかりでなくウラ説もある、という話がいろいろ出てきて面白い。
「真珠湾攻撃はルーズベルトの陰謀だった」なんて、楽しそうでしょ?

この本は、陰謀史観論者の中では常識化している、数々の陰謀を扱っている。
古典的なところでは「フリーメイソン」とか「ロスチャイルド」。
イギリスのMI6、イスラエルのモサドや、CIAとKGBのスパイ戦。
しかし、このなかで、なんたって面白いのは、アメリカの謀略であろう。例えば…

連邦準備金制度の秘密


連邦準備金制度(FRS)とは、アメリカの日本銀行に当るもの。
起源は1910年。百万長者のグループが所有する島に、金融界の人々を招き、秘密裏に結成された。
発券銀行として、国家の通貨と信用を管理するが、完全に国有ではない。
首脳部は大統領により任命されるが、実際の業務を行うのは、民間銀行から選ばれた評議員である。

評議員は、全国を十二の地区に分けて、その中から1人ずつ代表を出すことになっている。
しかし、実際には、資金はウォール街のあるニューヨークに集中してしまっている。
そのニューヨーク連邦準備銀行の大株主は、ロックフェラー、モーガンという大富豪であり、
その背後には、ロンドンのロスチャイルドが居て、彼らを牛耳っているのである。

そんなわけで、連邦銀行は、実は二十ほどの家族の所有物となっている。
しかも彼らは、ドルを発券しているのだ。ここがすごいところである。

例えば、政府が資金を必要として、国債などの政府証券を発行する。
それを、連邦銀行が買い取る。つまり、その分は、政府の借金になる。
しかし買い取るといっても、お金で、ではない。小切手で、払うのだ。
その小切手は商業銀行に回り、政府は換金して、資金を得る。
商業銀行はそれを換金せず、そのまま、連邦銀行に準備金として預金する。
だから、連邦銀行には、自分で作った小切手分だけ、預金として残ることになる。

要するに、国も、商業銀行も、結局のところお金を連邦銀行に流しているのであり、
商業銀行が資金を引き出したい時には、紙幣を印刷すればいいだけのことなのだ。
また、国の借金には利子がついているから、国は、これを税金から支払わなければならない。
これがアメリカの財政赤字の元だ、というのである。

このほか、ヒトラーに金を出していたスイス銀行の話など、おもしろいですぞ〜。
つづく予定。

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