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『日本と中国、永遠の誤解』を読んでいます。 |
日本
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『日本と中国、永遠の誤解』を読んでいます。 |
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今日は『日本と中国 永遠の誤解―異母文化の衝突』(稲垣 武・加地信行、文春文庫、2002年)を読んでいます。 これってわりと有名な本でしょうか?私は古本屋で買ったので、どうだかわからないんだけど。 稲垣 武さんという朝日新聞社を辞めた方と、加地信行さんという中国哲学の教授との対談です。 対談だから理論的なものではないんですが、中国の人ってどんな人か、いろんなことが書いてあります。 例えばどんなことが書いてあるかというと、 「第一章 なぜ中国は執拗に謝罪を要求するのか」より 互いに漢字を使ってはいても、言語感覚や思考構造が違うため、誤解や問題が生じる。 日本人には、言葉で言わずとも言外の意味を察する、という文化がある。けれど中国(朝鮮も似ているらしい)には、そんなものはない。 だから例えば「お詫びします」と謝罪した場合、日本人は、誠心誠意心から謝ったんだからいいじゃないか、と思うが、中国人はそのお詫びに直結する金品などをもらわないと、実の伴わないダマシだと思う。 日本と中国は国交回復のとき、戦争に対する賠償金はなし、ということで約束していますが、そのかわり巨額の円借款などをしている。これは日本人の間では「言外の謝罪」で通ります。しかし、中国人には「違う話のことだから、これは別の金なんだ」で、謝罪とはぜーんぜんみなされない。 また、謝罪の賠償金である場合、中国人は途方もない金額を吹っかけてくるが、これは掛け値で、駆け引きなのであるから、払う側は、これだけしか払えませんときっぱり言う方が、話が通りやすい。 日本人と中国人の歴史感覚、時間感覚の違い。 日本人は、過去は水に流す。頭の切り替えも早い。中国人は、そんなに早く切り替えができない。 日本人だと、せいぜい曽祖父くらいまでは「近しい人」と思えるが、その前になると、もう遠い。 だけどたとえば儒教では、4代前、つまり曽祖父の前の代までが現実的親族。私、名前も知りません。 日本では、死んだ人への畏怖があり、死んでしまったらもうその罪は問わない。 しかし中国では、恨みのある人の墓を暴いたり、文字通り「死者を鞭打つ」。 そのほか、日本人は形を重んじ、中国人は実を重んじるという話から、 日本人は、総理が靖国参拝しても、公人としてではなく私個人としてならいいじゃないかと思うが、 中国人は、公人も私人もへったくれもない、だって同一人物じゃないか!と思う。 日本人だとフツウに、あっそー、と思うことが、中国人には全然通らない。
そんな話がいっぱいで、現実に中国人と付き合ったことのない私には、とても面白いです。 つづく予定。 |
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外交とナショナリズムが一致していた時代、という話でございます。 |
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この件について、いろいろご意見を頂き、ありがとうございます。 |


