わが青春のMZ

1981年以降にSHARPから発売された、MZ-80B/2000シリーズを中心とした記事です。

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9月23日に「ニュートリノが光速を超えた」という発表からほぼ2か月が経過しています。
それ以来、あまりその話題には触れられていないようですが、11月24日の読売新聞にはそれに否定的な見解が紹介されています。

まず基本的な話から始めると、原子核や電子などの荷電粒子を加速する場合はシンクロトロンと呼ばれる粒子加速器を使います。簡単に言うと、電気と磁気の力を使って、陽子や電子などの、電荷をもった粒子を加速するものです。
したがって、この方法では原理的に中性子やニュートリノといった、電荷をもたない粒子を加速することはできません。また、電磁力の伝播速度は光の速さ(光速)に等しいため、光速以上に加速することも不可能と思われます。とはいえ、現在の粒子加速器の最高記録は、光速の99.99%だそうです。(ただし、相対性理論が完全に正しければ、如何なる方法をもっても質量をもった粒子を光速以上に加速する方法は存在しなのですが。)

このように、光速に非常に近い速度で加速された複合粒子などが崩壊してニュートリノを放出すると、そこには核力(弱い力)が働くので、その力が粒子の進行方向に重ね合わされると、もっと速くなるんじゃないの?ということで、このような実験が試みられたのではないかと思います(今は論文が自由に手に入らない身分なので、詳細は不明ですが)。

EPR問題等にみられるように、量子力学的現象に対するアインシュタインの主張はことごとく破られているので、超光速の現象が存在しても、驚くにあたらないとも思えますが、相対性理論と完全に矛盾する現象も今まで発見されていないため、今後どのような結論に落ち着くのか楽しみでもあります。


[参考(新聞記事のリンクが切れていた場合はこちらを参照してください)]

[ジュネーブ 23日 ロイター] 
名古屋大や神戸大なども参加する日本や欧州の国際研究チームは23日、素粒子の一種であるニュートリノが光より速く移動することを示す観測結果が得られたと発表した。
この結果が正しければ、宇宙の成り立ちをめぐる定説を覆すことになり、タイムマシンや異次元の存在も可能になるという。
欧州合同原子核研究所(CERN)によると、ジュネーブ近郊のCERNから発射したニュートリノを730キロ離れたイタリアの研究所でとらえる実験を3年以上にわたり1万5000回実施。その結果、ニュートリノが光より60ナノ秒(1億分の6秒)速く進むことを観測したという。
アインシュタインが1905年に発表した特殊相対性理論では、質量を持つものは光よりも速く移動できないとされたが、今回の結果は同説と矛盾することになる。
英マンチェスター大で素粒子物理学を研究するジェフ・フォーショウ教授は、観測結果が確認されれば、過去への時間旅行が理論上可能ということになると指摘した。
研究チームでは、今回発表された観測結果が、独立した研究チームによって今後検証される必要があるとしている。

[2011年11月24日07時50分  読売新聞]
ニュートリノ超光速、研究所の別チームは否定
名古屋大などの国際研究チーム「OPERA」(オペラ)による「素粒子のニュートリノが光より速く進んだ」との実験結果に対し、新たな分析によって「超光速」を否定する論文が発表された。
分析を行ったのは、オペラにも参加しているイタリア・グランサッソー地下研究所の、別の研究チーム。スイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究機関(CERN)から発射されたニュートリノの観測データを、オペラとは別の観点で分析した。米国のノーベル物理学賞受賞者らが「光速を超えれば、ニュートリノは光や電子などを放出し、エネルギーをほとんど失う」ことを理論的に示しているが、今回の実験ではエネルギーを失った形跡が見られず、「光速は超えていない」と結論した。

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