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先週の初め、スタジスタが来た。
スタジスタとは、実習生のこと。
今回のスタジスタはイタリア北部のブレッシャ(市)にある修復専門学校の2年生。
・・・合わない。
最初は好意的に接していたんだけど
なんだか異常になれなれしい。
常識とか良識とか、そういうものは殆どもっていない人かもしれない。
たまたまなのか、そんなもんなのか
よくわかんないけど。
やっぱ無理はな・・・
ストレスになる。うん。
我の苛立ちは、日増しにつのり
今はもう
頼むから大人しくしておくれ・・・と。
あーあ・・・
工房の後輩たちに、ふと漏らす。
『自分も老いたもんだなと・・・。こんなことでいちいち腹を立てるなんて』
アタシはそれなりに勝手な人間だと自覚はしている。
人の好き嫌いは激しいから、
嫌いになると、徹底的に遠ざけてしまおうとする。
よくないこと。
わかってるけど・・・
やっぱ、無理は祟りますから。
なので、反射的に彼女のほうには目線をやれません。
自分からは言葉を掛けることを控えるようになりました。
作業中、静かに後ろから近寄ってきていた彼女が言った。
「あなた、ブラーバね」
『・・・・・・(な、何???)』
後輩という後輩らからは、そのような状況でそのような言葉を投げかけられたことは、これまで一度もありませんでした。
一般の方々から言われると、純粋に本当にありがたい言葉なのですが・・・。
流石に学生から言われると、これがまったく異なって響くわけです。
こっちも十年以上やってきている単純作業だったもので
私には、小ばかにされたような・・・そんな言葉にしかその瞬間は聞こえず
また苛立ちが・・・!!!
(まぁ、言い方も言い方でしたから)
「私、音のない中で作業するのって駄目ェー」とか
「静寂の中で黙々と仕事できる人って、信じられないー」とか
・・・あんた誰???
そんな実習生の要望により(???)、工房は再びBGM高らかなロカーレ(場所)になってしまったし。
なんで後輩らは、それに合わせていっちゃうのかな・・・(意外なことで、残念でした)
更に
「ここの工房って、すっごいステキよね♪ネスプレッソがある工房なんて聞いたことない!!!」
で、毎日遠慮なく朝と昼と・・・気が向いたときに一服。
注)“ネスプレッソ”とは、カプセル挿入タイプのエスプレッソ・マシンのこと。
1カプセルが1杯のカッフェー。
いいんだけどぉ、
それさぁ、タダじゃないんだ。
実際は、アタシとダニー(工房の責任者のひとり)の出費なんもんで・・・。
こっちが『カッフェー飲む?』って聞いたのは、最初のころのこと。
こっちというか、正確には後輩が最初の日に誘っただけ。
それが今は、彼女が勝手にやってるし・・・。
けちな人間にはなりたくないけど、日々重なる負担は流石に抱えきれないし、このまま黙っては見過ごせない。
昼食のテーブル準備とその片付けは、工房でも習慣で
そのときというのは、彼女にとって絶対の煙草タイムであるらしく、
お昼休みで仕事を中断すると、「まず先に煙草吸ってきていい?」で、出て行って
大体毎回盛り上がる昼食でのおしゃべりが終わり、片付けで立ち上がると・・・
一斉に片しに掛かる我々を横目に、巻きタバコを作り、上着を着て外へ。
片付け終わって、ひとりまたひとりと各自の作業場に着き始めたころに戻ってきて、エスプレッソマシンに直行!
・・・いいのかこれで?
ちゃう(違う)やろ!協力とかさ、手伝うとかさ・・・自分が毎日お世話になっている工房なんだし。せめて・・・と、
ひとり、頭を抱える。
プラス、
この工房ならではのつまらない・・・くだらない・・・けど、笑える・・・でもやっぱりあほくさい行事なんかもあって、そ
こういうのも、もういい。
アタシがいなくなった後、誰が代わりをするんだろ・・・。
ま、いいのか。なんとでもするんだろ。
付き合いきれないことが多々ある毎日なのに、
アタシは結構普通で、マイペースで
イラつけばイラついたままに、ポロッとこぼし・・・
けど、あほくさいと思うことには、『こんなことはこれが最後なんだから!』と一緒にあほにつきあって。(笑)
そんな日々を送っております。
ひとつだけ、時機を見て言おうと思ってることがある。
・・・クオリティー上げよ?
だって、外面ばっかじゃん。うち(工房)ってさ・・・。
それがひとつ、残念だな・・・。
これでも一応、工房では一番の古株になってしまったアタシなので・・・
そんなことを思う、今日この頃です。
追伸
あ、最近更新が滞りましたが・・・
コンピューターの不調とモデムの不調
ダブルできました。
全然遅くて、動かなくて、という事情が主であります。
つくづく思いました。
やっぱスマートフォン様様の世の中です。 |
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