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この時期になると、いちばん問い合わせで増えてくるのが「受験校の選び方」。
受験校を選ぼうとするとき、何も分からないご父兄の方々が多いと思います。 今回は、学校の教育費用全般について。 後編です。 2、私学の教育費用は、実は必要経費だけではない 受験生を抱えていらっしゃるご家庭の多くが間違っていらっしゃることの一つに、「私立高校に入学したら、授業料だけ払えばいい。」というものがあります。 大きな間違いです。 私学さんの中には、一見必要に見えて実はまったく必要ではないお金を要求する学校さんもあるのです。 それも、受験前には説明せずに入学後に。 たとえば、寄付金です。 ほぼすべての私学さんが、入学時に寄付金のご案内をされています。 だいたい1口2万〜5万円。 たいていは無視しておいても大丈夫です。 当たり前ですけどね。(笑) ところが、中には陰湿な押し付けをしてくる学校さんもあるんですよ。 「寄付金をお支払いでないので、できればPTA役員だけでもやってくれないか。」といってくる学校。 寄付金を納めなかった子にだけ、ホームルームの時間に寄付金プリントを渡し続ける学校。 これ、すべて実際にあったお話です。 入学前に確認することは難しいのですが、できれば在校生の先輩方に質問して確かめておいたほうがいいかもしれませんよ。 次に、合宿費です。 大阪の私学さんは、放課後補習や放課後個別特訓、遠方への合宿授業などを行っておられる学校さんが多いんです。 これが授業料に含まれている場合はいいんですよ。 半分くらいの学校さんはそうですね。 残りの学校さんは別料金になっているんですね。 で、そういう学校さんは当然参加は希望制。 つまり、お金を払ってもやりたいという生徒さんだけが参加するんですよ。 ところが、少数ではあるものの、「勉強合宿は全員参加です。拒否は認めません。もちろん別料金です。」という私学さんが存在するんです。 そういう私学さんに限って、入試前には説明なさらないんです。 ですから、事前相談では必ずここを確認しておいたほうがいいと思います。 これについては大阪府大学課・私学課に問い合わせたことがあるんです。 「勉強合宿の費用徴収は授業料に当たらないのか」と。 お返事としては、「合宿費用も当然授業料である。申告や通報があれば、私学助成金を算出しなおす。」とのことでした。 さて、私学さんたちがきちんと届け出ておられればいいんですけどね。 最後に、修学旅行費です。 これもうっかり気がつかなかったとおっしゃるご父兄が多いんですね。 修学旅行費は授業料ではありませんから、当然助成金対象にはなりません。 つまり、各ご家庭が自力で支払う費用の一つなんです。 で、外国に修学旅行に行く学校が増えてきている関係で、修学旅行積立金が年々上がってきているんですよ。 私学さんは、公立さんのだいたい2倍から10倍。 月に2万から5万ほどずつ積み立てるように言われてしまうんです。 これも断りにくい費用でしょ? まさか、自分の子供だけ修学旅行に行かせないわけにはいかない。 子供への愛情と世間体のためだけに、泣く泣く月に5万払っている方も多いとか。 この金額も、受験前に確かめておいたほうがいい費用の一つですね。 以上です。 まだまだ支払うものはあるんですが、すべて受験前に説明しておかなければいけないと私は思っています。 つまり、案内パンフレットにこのあたりの費用についてまるで記載されていない(あるいはきちんと説明されていない)のに、入学後にいろいろ請求してくるような私学さんは選んではいけません。 受験前にできるだけ詳しく聞いて、入学後に追加請求をされないように気をつけましょう。 お子様にできるだけの教育を受けさせたいと思うのは親として当然のことだと私は思います。 だからお金に糸目はつけないとおっしゃる方もおられるかもしれません。 でも、不必要なお金を払って教育を受けさせるよりも、必要なだけ払って最大限の教育を受けさせるほうがいいとは思いませんか? 不必要な請求をしてくる私学に、まともな教育をしている学校はない。 私の30年間変わらなかった考えです。 |

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