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 今日、うまくいった方もいかなかった方も、ちょっと聞いてくださいね。
「これからの大学入試状況はどうなるか」についての話です。

 まず、現在の受験状況から。
代々木さんが受験業から一切の手を引かれたことからもわかる通り、教育関係の団体にとっては死活問題になるくらい少子化が進んでいます。
昭和の中ごろには3人兄弟が当たり前だったと信じられますか?
多い家ではお子さんが5人いらっしゃることも珍しくありませんでしたから。
これは、三世代以上の大きな家族構成であったことと、教育費などが今よりも断然安かったことが理由として挙げられると思います。
その分学校も多かったのですが、受験自体も倍率が高く、学力が高くても本番に弱い子や運の悪い子は志望校に合格できませんでした。

 しかし、現在はその状況が一変し、学校が少なくなっている代わりに受験者も激減しているという、ある意味学力さえあれば合格は間違いない時代になってきています。
もちろん、証拠はあります。
文部科学省が公表した「私立大学の経営状況について」という資料によると、入学定員に対する入学者数の割合(いわゆる「入学定員充足率」)が100%超となった(つまり、定員割れしていない)大学の割合は、平成6年度の95.3%に対して、20年後の平成26年度は54.2%にまで大幅低下しています。
つまり、半分近くの大学が定員割れを起こしていると。
(ちなみに、昭和63年は99.2%)
当然、去年(平成27年)はもっと下がっていることは理解できますよね。

 では、入学定員充足率80%ならどうでしょうか?
文科省は、入学定員の8割入学を1つの判断基準にしているようなんです。
これが学校経営のデッドラインだからでしょうね。
そういう基準で大学判定をやり直してみると、平成6年度は99.5%とほぼ全校が満たしたのに対して、平成26年度は78.9%に低下しました。
全体の2割超の私立大学で入学定員に20%以上の欠員が生じたということです。
最近はこのために受験者の点数を少し甘く採点して入学させている私学さんが増えていることも聞いています。

 その反面、受け入れ可能な教室や指導可能な教師数もないのに定員数以上の生徒を大勢入学させ、教育基準に満たない指導しかできない高校・大学が増えていることを憂慮した文部省は、規定募集数以上の入学者を受け入れた大学は補助金を削減する旨通達をしました。

つまり、人気校は門が狭くなり、不人気校の門は大きく開かれるようになったんですよ。

こだわりさえもたなければ、高校も大学も全員入学できる時代がそこまでやってきているんです。

 次に、大学卒業後の就職について。
同じく文科省の「平成27年度大学等卒業者の就職状況調査」という資料によると、男女別では、男子大学生の就職率は96.7%(0.2ポイント増)、女子は98.0%(同1.1ポイント増)。
また、国公立大学では、男子:96.0%、女子:98.3%、私立大学では、男子:96.9%、女子:97.9%となっています。
つまり、100人のうち就職できないのは3〜4人なんです。
これは大学のレベルに関係なく、ほぼ同じなんだそうです。
そのかわり、就職先のレベルは違うんでしょうけどね。
ここ数年は毎年状況が改善されています。

 そして文系・理系別(大学のみの数値)では、文系の就職率は97.1%(前年同期比0.6ポイント増)、理系の就職率は98.2%(同1.0ポイント増)となっています。
これについては上位ランクの大学においてはもっと差が激しく、下位の大学になるほど文理の状況が逆転していることもわかっています。
つまり、「不況の時には資格ある理系」という原則はもはや通用せず、「専門知識よりも常識と会話力を備えた文系人間が就職時は有利」という新データが出てきているわけです。

 さて、総括してみましょう。
簡単な三段論法です。
1、就職が有利になるから、大学(それも一流大学)を目指す。
2、今や全員入学時代がそこまで来ているので選ばなければ大学には入れるし、一流だから・理系だからといって就職が必ずしも有利になるとは限らない。
3、だったら大学を選ぶのではなく、入学してからの自分磨きに時間とお金をかけた方がいい。
こうなりませんか?

 もちろん、自分のプライドや世間体など、様々なしがらみがあることは否定しません。
しかし、センターテストが悪かったから(あるいはよかったから)といって、一喜一憂していてもしょうがないですよ、ということなんですよ。
皆さんの人生はこれから。
まだまだスタートの合図が鳴ったところなんです。
英語が悪かったとか偏差値が上がらなかったとかよりも、もっと考えるべきところがあると思いませんか?

 まずは自分がどの位置にいるかということ。
センターの得点や住んでいるところ、親の経済力もこれにあたります。
それさえきちんと把握していれば、できることはそう多くはないし、必ず突破口があると思います。

 センター試験受験者の皆さん。
まずはお疲れさまでした。
でも、大切なのはここからなんですよ。

清明学院高等学校

〒558−0043
大阪市住吉区墨江2−4−4


℡ 06−6673−8181(代表)
FAX 06−6675−6816


コースと募集人数
 高校部(計360名)
  特進コース(計120名)
   文系特進コース
    文系難関大学合格を目指す

   理系特進コース
    理系難関大学合格を目指す

   看護・医療系特進コース
    看護・医療系の大学・短大・専門学校合格を目指す

  進学コース(80名)
    私立文系大学(産近甲龍)合格を目指す

  総合コース(160名)
    偏りのない全教科学習で進路選択の幅を広げる


コース別受験者情報(2016年度)
 高校部
  特進コース
   文系特進コース
     専願 21名(合格者14名:実質合格率67%)
     併願127名(合格者97名:実質合格率76%)
       (回し合格者数不明)

   理系特進コース
     専願 24名(合格者19名:実質合格率79%)
     併願 82名(合格者68名:実質合格率82%)
       (回し合格者数不明)

   看護・医療系特進コース
     専願 23名(合格者17名:実質合格率74%)
     併願 50名(合格者34名:実質合格率68%)
       (回し合格者数不明)

  進学コース
     専願134名(合格者120名:実質合格率90%)
       +特進コースより回し合格者17名
     併願433名(合格者426名:実質合格率98%)
       +特進コースより回し合格者56名

  総合コース
     専願142名(合格者141名:実質合格率99%)
       +他コースより回し合格者14名
     併願305名(合格者303名:実質合格率99%)
       +他コースより回し合格者11名

 注:専願者合計344名中不合格者2名、併願者合計997名中不合格者2名

進路実績(現役のみ)
  国公立3名(京都工芸繊維大1、和歌山大1、和歌山県立医科大[看護]1)

  関関同立32名(のべ数:関大20名、関学6名、立命館5名、同志社1名)

  産近甲龍78名(のべ数:近大51名、京産大8名、龍谷大19名)

  摂神追桃130名(のべ数:摂南51名、神学6名、追門20名、桃山53名)


その他
  特進コースは5科目受験で、進学コースと総合コースは3科目受験(英数国)

  専願・併願の区別なく特進コース合格者の上位30位までは、
  3年間の学費(入学金・授業料)全額免除


HP等

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