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2007-8-28 暗記の殿堂

 みなさんは、どんな風にして暗記を行いますか?
 机に向かって読んで覚えるとか、テレビや音楽を聴きながらなんとなく目を通して覚えるとか、いろいろな方法があるでしょう。

 方法については以前に書いたことがあるので今回は割愛しますが、では、あなたはどこで覚えるのが一番暗記の能率が上がりますか?

 生徒たちに聞くと、塾が1位で図書館が2位、続いて学校が3位です。
 逆にワースト3は、3位が友達の家、2位が喫茶店などの外食店舗、3位が自宅だそうです。
 自宅では暗記が進まないとゆうのは意外だったのですが、理由を聞くと納得させられます。
 一番多かったのが「家族がうるさいから。」とゆうものでした。
 勉強しようとすると親に「勉強しなさい!」といわれてやる気がなくなったり、家族が見ているテレビに見入ってしまったり。
 珍しいところでは「姉の弾くギターの音がウザい。」とゆうものまで。
 なるほど、自宅は落ち着けるところではあっても集中できるところではないことがよく分かりますね。

 昔から中国では「暗記に三上あり。いはく、馬上(ばじょう)、枕上(ちんじょう)、厠上(そくじょう)。」とゆわれています。
 馬上とは馬に乗りながらで、枕上とは寝ながら。
 さらに厠上とはトイレをしながら。
 なるほど、うまく言ったものです。
 この場合、馬上とは「馬に乗れ」とゆうことではなく、単純作業をしながら暗記しろとゆうことで、たとえば歩きながら覚えるようなものですね。
 枕上とは文字通り寝ながら覚えることで、寝る前に少しでもいいから静かな部屋で暗記をすることです。
 厠上も同じで、トイレとゆう孤独な空間における集中力を暗記に使いましょう、とゆうことですね。
 決して、オシッコしながらだと覚えやすいとゆうわけではありません(笑)。

 このような言葉があるのですから、かの中国の人々でさえ暗記については苦労していたとゆう証拠でしょう。
 いわんや一般人である私たちが悪戦苦闘するのは当たり前。
 でも、少しでも暗記を楽にするために、あなたもあなた自身の暗記の殿堂を探してみませんか?
 皆さんは、百マス計算を知っていますか?
 10×10のマスが書いてあって、それぞれの列・行に数字が書いてあります。
 その列・行の交わるところにそれぞれの数字同士で計算した答えを書く、とゆう速度重視の訓練法です。

 本来なら計算スピードだけが早くなるだけのはずなのですが、この訓練をしていた児童たちは理解力・暗記力ともに伸びていることがわかり、このところ話題にのぼることが多くなっていて、学校でも授業に取り入れているところが増えてきています。
 では、なぜスピードの訓練が全般的な能力の上昇につながるのでしょうか?

 私はこう考えています。
 まず、計算スピードがあがるとゆうことは、思考のスピードも速くなるとゆうことです。
 思考スピードが速くなれば暗記量が少なくてすむため、脳に負担をかけずに思考を続けることができるからです。
 わかりやすく、将棋を例にとって説明しましょう。
 将棋は予測のゲームで、相手がさすであろう手を何通りも推理し、そのすべてに対抗策を考えていくゲームで、プロであれば5手先、10手先でも見ることができます。
 仮に10通りの手を考えなければいけないとすると、判断が早い人なら1手5秒でできるでしょうから、10通り×5秒で50秒の力を使うだけですみます。
 最初に考えた手を覚えておくのも45秒ですみますしね。
 ところが、判断が遅いと30秒はかかりますから、10通り×30秒で300秒も考えないといけなくなります。
 最初に考えついた手も270秒も覚えておかないといけないので、思考しながら暗記しておくとゆう、能力の無駄遣いを強いられます。
 だからこそ、スピードが速いほど楽に思考できるとゆう、一見逆説的なことが成り立つのでしょう。

 さらに暗記するときにおいても、10回繰り返し読めば覚えられる人を例に取ればわかりやすいでしょう。
 1つ読むのに5秒かかるのなら、10個覚えるのに10個×10回×5秒で500秒。
 もし10秒かかれば、10個×10回×10秒で1000秒かかってしまいます。

 どうです、暗記においても速度が重視されるシステムがわかるでしょう?
 かつて兵法家の孫子が、「兵は巧遅より拙速を好む。」とおっしゃいましたが、まさにこのことだと思います。
 学習能力を伸ばしたかったら、まずは学習スピードを早くする。
 当塾でもモットーにしている、勉強の極意のひとつです。
 最近入塾してきた新入生と話しているときに、こんな話が出ました。
「とりあえず学校の先生に聞いてみてごらん。」
「もう、聞きました。そこの入試問題は学校においてあるかもしれないけど、自分で買ったほうがいい、といわれました。」
「そうか。じゃあ、その大学の出題傾向やオープンキャンパスは、あとで指導してもらえばいいか。」
「そうゆうのは、教えてもらえません。自分で調べるようにといわれました。」
「そうなの?」
「はい。」
 彼はれっきとした大阪有数の進学校の生徒で、当然先生も入試指導のプロなはずです。
 とゆうことは、先生が邪魔くさがって指導したがらないか、生徒個人に指導すると時間がかかるので放任しているかのどちらかなのでしょう。

 近日その高校に問い合わせて、指導方法について相談するつもりなのですが、以前に別の高校に問い合わせたときには、その生徒の名前を告げても、担任の先生が生徒の志望校はおろか、得意科目や不得意科目さえ知らなかったのです。

 このブログを読んでいらっしゃる先生方にお聞きします。
 あなたは、自分の生徒の名前を全員覚えていますか?
 もちろん、フルネームです。
 さらに、彼らの得意科目と苦手な科目を熟知していますか?
 もっといわせてもらえれば、彼らの住んでいるところと誕生日を知っていますか?

 私は、自分の生徒の住むところをちゃんと知っていますから、近くで児童関連の事件が起こったときには必ず連絡をして無事を確認しますし、誕生日の生徒にはカードとプレゼント(簡単なもの)を渡してお祝いします。
 別にゴマをすっているわけではなく、私なりの生徒に対しての「きみのことは、ちゃんと見ているよ。」とゆうメッセージのつもりなのです。
 自分がちゃんと見守られていることを感じている生徒は、何に対しても積極的で指導もちゃんと聞いてくれます。

 もう一度、先生方にお聞きします。
 みなさんは、ちゃんと生徒を見ていらっしゃいますか?

2007-8-22 蓑虫のように

 昨日公園で蓑虫を見つけました。
 結構大きくて、最近都会では見られなくなったこともあってか、とても新鮮に目に映りました。

 何人かの方は経験があるでしょうが、蓑虫の外側のみのをはいで箱に入れ、切った色紙の切れ端を入れてやると、それらを使ってきれいなみのを作り上げます。
 初めは自分のまわりにある切れ端に糸を少しずつつけるのですが、どうゆう法則で結び付けているのかが分からず、ただ闇雲に糸を散らしているように見えるのです。
 ところが5分もたつと、きれいに自分の下半分に切れ端がならんでくっついているのは見事ですね。
 さらにまわりの切れ端に糸をつける範囲を広げ、出来上がったときには美しいみのが完成しています。

 私は、これは勉強のしかたに似ているな、と思うのです。
 たとえば英語なら、単語や連語を覚えているときには、こんなことをやっていて長文が訳せるようになるのかが不安でしょうし、さらに構文の学習をしているときには、連語と構文とがどこで関係するのかがまったく分からないでしょう。
 しかし、ある程度勉強が仕上がってくると、構文が分からなくても連語の知識から理解できるときがでてきますし、知らない単語がひとつあっても、構文の関係からある程度の意味が分かれば、その単語の意味の予想がつくようになるのです。
 ここまできたらもっと勉強範囲を広げるようになり、リスニングの練習をしたり長文読解の問題を解いたりするうちに、英語の学力が高まっていくのです。

 特に入試勉強をしているみなさん。
 あせらずこつこつと、基本を身につけていきましょう。
 今はどんなみのが織りあがるのかは分からないでしょうけど、ひとつひとつつなげていくうちに、立派なみのが出来上がることでしょう。
 あと少しで夏休みは終了しますが、宿題は終わりましたか?
 高校によっては、もう新学期が始まっているところもあるようですが、宿題の提出は9月にはいってからとゆうところがほとんどのようです。
 私は、いくつかの理由から宿題は必ず提出しなければならないと考えています。

 1つ目は内申のためです。
 夏休みの提出物はかならずといっていいほど2学期の平常点に加算されるので、出さなければ2学期の成績がいきなり下がるわけです。
 もちろん定期テストの得点が高ければそんなに影響はないかもしれませんが、テストで満点を取っているのに通知表では成績がよくない、なんてゆうことがあったら誰だってイヤでしょう?
 逆に提出さえしてしまえば、テストの得点が悪くてもある程度の成績は約束されているのですから。

 2つ目は課題テストのためです。
 9月にはいってすぐに、宿題テストとか課題テストとか呼ばれている確認テストが行われます。
 宿題をちゃんとやっておかないとそのテストで得点が伸びず、その結果内申点にも響くし先生の評価も下がってしまいます。
 ですから、宿題をするときには答えを写してさっさとやるのではなく、ある程度考えながら勉強した方がいいですね。

 3つ目は実力養成のためです。
 たいていの先生は、夏休みの宿題として出す問題には、誰もが必要とする基礎問題を出題するのがほとんどです。
 とゆうことは、なにか特別な問題集を購入しなくても、学校の宿題さえやってみれば自分の弱点が分かるので、実力も偏差値も伸ばすことができるわけです。
 苦手な項目さえ分かれば、そこを集中的に復習すればいいわけですからね。

 こう考えると、分量が多くてやる気にならない宿題も、やってみる気になりませんか?
 できれば、間違ったところを誰かに指導してもらったほうがいいでしょう。

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