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 昨日、道を行く子供がお母さんに怒られているのを見かけました。
「ゲームをしながら道を歩いちゃだめでしょ!車にはねられるわよ!」
 まったくその通りで、できれば危険なときは集中して、ひとつのことに気をつける方が望ましいでしょう。
 しかし、そうではないときもあります。

 たとえば野球をしているとき、特にランナーを背負ったピッチャーはそうゆうわけにはいきません。
 ストライクゾーンだけを見ていたらランナーが走るし、ランナーを気にしていてはストライクが入りません。
 つまり、両立させないといけないわけです。

 では、勉強の場合はどうでしょう。
 学校で授業をうけているとき、先生の説明を考えていたら黒板がうつせないし、字を書き写していたら先生の説明が理解できません。
 いい先生なら両方の時間に余裕を持たせてくれるのですが、なかなか短い授業時間ではそれも難しいでしょう。
 ですから、両立させるテクニックが必要なわけです。
 難しいことは確かですが、できないわけではありません。
 いくつかその方法をお教えしましょう。

 何でもすばやくやってしまう人。
 あなたは、その能力を最大限に生かし、書き写すのも先生の説明を理解するのもフルスピードで行えばいいでしょう。
 はじめは間違うこともあるでしょうが、慣れれば片方ずつすばやく順序良くすることができるでしょう。

 何でもじっくり理解する方。
 あなたは、片方にだけ神経を集中させましょう。
 つまり、先生が話しているときはそれを集中して聞き、ノートは一切とらないでもいいです。
 板書しているときには必死に字を書いて、先生の言葉なんか聞かなくてもよろしい。
 結果として、そのほうが勉強が進むはずです。
 内容が理解できればノートはあとで完成できますし、ノートを完璧に仕上げておけばあとで復習も可能です。
 じっくりやる癖のある人は、こうすれば成績アップです。

 やるのも遅いし、理解力もないし、根気もないあなた。
 あなたは、徹底的に他人に頼りましょう。
 ノートは授業が終わってから友達に見せてもらい、授業でわからないところがあったらその日のうちに先生に質問しに行きましょう。
 ノートは工夫してかけるし先生の評価は上がるしで、いいことづくめです。

 このように、2つのことをするときには、自分の能力や性格にあった方法を考えましょう。
 勉強の内容だけではなく、そうゆうことにも思考を向けるようになったとき、あなたはレベルがひとつ上がっているのです。

2007-9-23 経験と理論

 今日、私用で病院に見舞いに行ったおり、家に帰ろうとする患者さん(老人痴呆症だそうです)を看護婦さんがなだめているのに出会いました。
 看護婦さんが何か一言言っただけで、その患者さんはうなずいて自分の病室に戻っていったのです。

 実は最初はすごい剣幕で「ワシは帰るんじゃ!」と大声を出されていたのに、急に素直になったことに興味を覚え、その看護婦さんに失礼を承知で質問してみました。

「すいません、今の方ですけど、すごい剣幕でしたねぇ。」
「ええ、いつものことですわ。」
「あなたが一言おっしゃっただけで、おとなしくなっておられましたね。すごいですね!」
「いえいえ、簡単ですのよ。」
「もしよろしければ、なんとおっしゃったか教えていただけませんか?」
「かまいませんわよ。こう言ったんです。(もうすぐサザエさんが始まりますわよ。)って。」

 思わず笑ってしまいましたが、後で考えるとなかなかすごいことなんだ、と、気がつきました。
 つまり、サザエさんが見られないだけで、自分の怒りを引っ込める人がこの世に何人いると思いますか?と、ゆうことなんです。
 よほどその人のことをよく理解し、毎日観察していないとわかるはずがありません。
 どこの世界でも、現場にいる人は毎日の経験則から自分の行動を決定付けます。
 これは理論ではなく、行動パターンの理解であり、認識に当たります。
 そして、理論よりも経験則の方が正しいことも良くあることです。

 たとえば、文部科学省が提唱した「ゆとり教育」は、著名な文化人と呼ばれる正体の良くわからない人々が話し合って決めたことですが、現場の先生たちはいっせいに反対しました。
「勉強時間を減らすことで、生徒の質をアップさせられるはずがない。」と。
 しかし現場の声は無視され、結果として子どもたちの全体的な学力ダウンにつながり、積極的に週6日制を実施している私学校と指令に逆らえない公立校との学力格差は大きく広がってしまったことは明白です。
 もし教育再生委員会にひとりでも現場の教員が参加していたら、このような理論的には正しいと思われる愚策(あえて愚策と申しましょう)が採用されることはなかったでしょう。

 みなさんも、身近なことで考えてみてください。
 入試前の方は、「内申が悪いからレベルの高い学校には行けない。」と考えていませんか?
 登校拒否をしているお子さんをお持ちの方は、「学校にも行けないような子は、ダメな子だ。」と思い込んでいませんか?
 英語が苦手な生徒さんは、「オレは英語にむいていないんだ。」と決めてしまっていませんか?

 頭で考えるだけで決めるのではなく、まず行動してみましょう。
 どうしていいのかわからなければ、経験の豊富な人に相談してみましょう。
 きっと、理論だけでは考え付かないような方法を、経験上の話から教えてくれると思います。
 私がこの塾の世界に入ったのは、自分が卒業した塾の塾長さんから先生として招かれたからです。
 そしてそこで、いろいろなことを学び、さまざまなことを仕込まれ、なみなみならぬ決意を抱いた場所でもあります。
 以前にも少し書いたのですが、もう少しそのときのことを詳しく書いてみようと思います。

 自分の教師としての原点でもあり、初めて教師として敗北した場所でもあるからです。

 私がそのK塾で働き出したときにはまだ18歳の若造で、それでも全学年の数学科の教科主任として何人かの先生を指導する立場におかれていました。
 それだけ塾長の信任が厚かったともいえるのですが、当時の塾長は自分の教育論を広げるあまり、かなり厳しい環境を生徒たちに課していました。
 週に3日はほぼ徹夜で勉強させたり(もちろん塾に泊り込みで、です。相手をしたのは塾長ではなく私でしたが。)、1日に200個ずつ英単語を覚えさせられたり。
 教室にはすべて監視カメラとマイクがついていて、生徒がよそ見をしようものなら塾長室から塾長が走ってきて鉄拳制裁です。

 当時から私は生徒が自分で勉強する気になるまで待つタイプだったので、塾長の専制君主的な教育には疑問を持っていて、ことあるごとに反対意見を言っていました。
 よく、言い合いしたものです。
 本来ならバイト風情がそんなことをゆう必要も義務もなかったのですが、私も塾長も熱く青かったのでしょうね(笑)。

 秋になって私の大学でも大学祭が催されることになり、塾生たちがせがむので私の大学へと招待しました。
 私の通っていた大学は一応関西四大学と称されるもののひとつで、まあ、生徒たちに少し早いけど有名大学がどうゆうところか見せてあげるのもいいだろう、とゆう気持ちでみんなを呼んだところ、次の日に塾長室へと呼び出されました。
 そして、開口一番次の言葉を投げつけられました。

「なんでお前がいってるような2流私学に大切な生徒たちを招待したんだ!俺の生徒たちは国立大学に行って、将来は総理大臣になるかもしれないんだぞ!バカをうつすな!」
 おとなしかった(?)私もさすがにキレてしまい、
「なにをいってるんですか!?塾長がやっているのは教育じゃなくて、強制ですよ!知識を無理やり脳に刷り込まれた子供たちが、総理大臣になんかなれるもんか!」

 あとは取っ組み合いのケンカです。
 私は人生で何度かキレてしまったことがあり、たいていは記憶が飛んでしまうのですが、このときもそうだったようで、気がついたら2人とも鼻血まみれで顔もボコボコでした。
 キレたあとに激しく後悔するのもいつものことで、正気を取り戻した私はすぐに教室を出て行き、次の日に辞表を提出するまで塾には戻りませんでした。

 バイトが辞表を提出するなんて大笑いですが、そのときはいたってまじめで、「こうなったら、自分が目指す教育を実現するため、自分自身の塾を作るまでやめないぞ!」と決心したのでした。
 その塾長も私に言われたセリフが心に突き刺さったそうで、ほどなく塾を閉鎖して自分の修行に明け暮れるようになり、高野山に入ったりインドに行ってサティア・サイババに弟子入りしたりと20年以上も自分を鍛えたそうです。

 今では連絡を取り合って、お互いの近況を聞きあう仲ですし(結局2人とも熱かった、とゆうことなのでしょう)、それぞれに考え方がちがったことがお互いにとってプラスだったともゆっています。

 もう一度2人で組んで塾をやったら、すごい塾になるかもしれないなぁ。

2007-9-19 朝食と勉強

 みなさんは朝食をちゃんと食べていますか?

 私が小学生だったとき、保健室の先生が朝礼のたびに「朝ごはんはちゃんと食べましょう。朝を抜いたら、頭も体もダメになります!」とおっしゃっていましたが、当時の私は食事嫌いで、できればドラえもんにでも頼んで、薬を一粒飲んだら1日何も食べなくても平気になればいいのに、と本気で思っていました。
 ですから、朝は何も食べずに学校を出て、学校でお昼に弁当を食べるまでは水さえ飲まなかったこともしばしばでした。
 当時の私は遊んだり勉強したりがとても楽しくて、毎日が忙しく食べる時間も惜しかったことも理由のひとつだったのです。
 しかし、成長するにつれて体が栄養を必要とするようになると、朝を食べずに学校へ行くと、眠いようなだるいような状態で頭脳がまったく働かないことに気づきました。
 そこで牛乳とジャムパン(最低限だけ食べるつもりだったのです)だけ食べて登校することにしてみると、1時間目から理解力がフルで発揮できるようになったことにはさすがに驚きました。

 後に脳は糖分しか栄養として使えないことを知り、朝は一番糖分量が減ることもわかってからは朝食の重要性をしっかり認識することができたのです。
 ですから今では、テスト前の生徒に、「テスト当日は、早起きして甘いものを軽く食べておきなさい。そうすれば、一番脳の働きがよくなりますよ。」と指導するようにもなりました。
 「早起きは三文の得」といいますが、「朝食は1万円の得」といってもいいのではないでしょうか?
でも、食べすぎは逆効果ですよ(笑)。
 みなさんは、オリンピック競技を見たことがありますね。
 マラソン、短距離走、棒高跳び、ハンマー投げ、重量挙げ・・・。
 さまざまな競技でそれぞれの分野に秀でたアスリートたちが集まり、世界のトップを競います。
 しかし,同じスポーツ選手でありながら、マラソン選手が重量挙げの競技に出ることはありませんし、ハンマー投げの選手がハードル層に出場することもありえません。

 なぜでしょうか?

 人間の筋肉には素早く動く速筋と力が強い遅筋の2種類があり、競技によって使う筋肉が違うからです。
 一般的に、トラック競技は速筋、フィールド競技は遅筋を使って行います。
 したがって、両方の筋肉を同時に鍛えるのはむずかしい(鍛え方も鍛える場所も違うからです。)ため、かたよった鍛え方にならざるを得ません。

 脳においても同じことが言えます。
 脳の基本的な働きには集中力と持続力とがあり、やはり使う脳の部位が違っています。
 たとえば、本を読み始めると他人に話しかけられてもわからなくなるのは集中力で、漢字の練習を3時間ずっと続けることが出来るのは持続力です。
 これらも筋肉と同じく、同時に鍛えることは難しいものなのです。
 勉強するときのことを考えてみればよくわかるでしょう。
 集中すればするほど勉強は進みますが勉強する時間は短くなり、勉強時間を長くすればするほど集中力は途切れやすくなるものでしょう?
 しかし、勉強するにはどちらの力も必要なのはみなさんもご存知のとおりです。

 では、どうすればいいのでしょうか?

 実は、ちゃんとやり方があるのです。
 10割の力を身につけるのではなく、集中力も6割、持続力も6割、出来るようにすればいいのです。
 でも、それでは10割の人に負けてしまうのでは?と、思っていませんか。
 大丈夫、その力の使い方をわきまえればいいだけです。
 たとえば、初めての問題を解くときや入試問題に挑戦するときは集中力だけを使います。
 疲れてわからなくなるまで、必死で考えましょう。
 しかし、英単語や漢字の暗記をするときは、必死に覚えるのではなく、出来るだけ簡単に暗記していき、忘れることは考えないで長時間続けるようにしましょう。
 忘れても、何度もやり直せばいいのですから。
 これは、世界最速のランナーが横断歩道ではゆっくりわたるのと同じ、世界一の力持ちでもお箸を持つときは軽く持つのと同じです。

 必要なときに必要な力を使う。
 これこそ、天才と呼ばれるのにふさわしい人でしょう。
 みなさんも、分野別に自分を鍛えてみませんか?
 方法が知りたい方は、いつでもご連絡ください。

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