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実業家・臼谷吉五郎氏が大阪市此花区上福島西通(現在の福島区福島)に創設した大阪商科女学校を起源とする女子高。
それが現在の好文学園女子高校さんです。 「就職するために腕を磨く学校」として設立されたこちらさんは、1960年には福島女子商業高校へと改名されました。 そして、2007年に現在の理事長・校長である延原観司先生が就任されてから現在の好文学園へと名を変え、教育内容も大幅に改革を行われたのです。 現在のコースは7つ+1つ。 従来より設置されていたのが次の7コースです。 特別進学コース 標準進学コース 保育進学コース スポーツ進学コース ITライセンスコース デザイン美術イラストコース マンガ・アニメーションコース そして来年度よりあらたに募集を始められるのが、看護医療系進学コースなのです。 こちらさんの詳細な進学科目研究と情報収集力は、あまり知られていません。 しかし、私は以前より高く評価させていただいていました。 他の私学さんとはアプローチの違う新コース設立は、他の私学さんから失笑されるときもあります。 たとえば、マンガ・アニメーションコースを作られたときもそうです。 他校さんが見向きもしなかったこのコースに、入学生が殺到し始めるのに2年とかかりませんでした。 現在、こちらのこのコースをマネされている学校さんがすでに2校、公立でもこのコースを設置する学校が1校できることも聞いています。 これも、こちらの学校さんが独自の感覚と先見の明をもってコース開設をしていらっしゃる証拠でしょうね。 今回の新コースもそうです。 私が知っているだけでも、来年度より大阪で看護コースを新設される私学さんが4校、薬学系コースを新設される学校さんが3校。 いまさら感がある看護系コースの設置も、こちらさんのコース内容は一味違います。 こちらさんの看護医療系進学コースには、実習授業がほとんど含まれておりません。 その理由を、広報部長の先生はこうおっしゃいました。 「他校さんは看護系コースに実習を多く取り入れられておられますが、いかに実習時間が多くても高校卒業時に取れる資格は多くありません。 ならば、当校では実習は進学先の大学や専門学校にお任せして、その学校に進学したときにどのような知識も吸収できるような素地を作り上げることが責務ではないかと考えております。 そのため、2年をかけて看護系医科大学の入試出題問題を研究しました。 その出題傾向にあわせた学習指導を行います。」 なるほど、途中で退学する大学入学生が多い中、高校の時点で最低限度の学力を身につけさせようとする姿勢は、もっともだと思わせられます。 また、実習の必要性をあまり評価しておられないこちらさんも、ちゃんと医療現場との提携を行う予定です。 現時点では愛仁会千船病院との提携を発表されていますが、このコースが伸びてくればさらに多くの医療機関と提携されることでしょう。 さらに、こちらさんのモットーである「安い学費で最高の教育」という考え方も、ちゃんと取り入れられています。 特別進学コースや保育進学コースなどもそうなのですが、こちらさんがやっておられるのは安価な受験合格術。 つまり、「センター利用による大学合格」なのです。 国公立のみならず、関関同立、産近甲龍、追桃摂神の合格者も、ほとんどがセンター利用による合格なのです。 私学大学の受験料が3万円以上、センター試験なら2万以下。 どちらが安いかは言うまでもありませんね。 理事長・校長の延原先生はこうおっしゃいます。 「われわれは『それは本当に生徒のためになるか』を合言葉とし、GNNをモットーとした生徒指導を行っております。」 GNNとは、G「義理」N「人情」N「浪花節」(笑) その言葉通り、理事長みずから先生たちや生徒さんたちに常に働きかけておられます。 「校長室は常にオープン」のお言葉通り、校長室の扉は常に半開き。 なにか騒ぎが起こったり騒動が聞こえたりしたら、すぐに現場にいってさまざまな指導や相談を行っておられるのです。 また、生徒さんやご父兄の方々が直接校長室に相談(や苦情・文句)に来られることも多いそうで、毎日忙しく働いておられます。 生徒さんの相談で、午後9時まで話し合っていたこともおありになるそうです。 えらぶらない理事長・校長と若くやる気のある教師陣。 そして、それに信頼を寄せる生徒さんたちやご父兄の皆さん。 このスクラムはいまや多くの私学さんから注目され始めています。 目立たず、誇らず、地道に改革していく。 真の学校改革とは、こういうものではないでしょうか? |

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