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2013-9-6 やる気と笑顔

 最近は、男子校から男女共学へ、女子高から共学への流れが強く、念に2・3校はそういう話を耳にします。
しかし、共学から男子校へと変わった学校の話はあまり耳にしませんね。
そういう珍しい歴史を持っておられたのがこちら。
興国高校さんです。

  こちらは、1926年に興國商業学校として下福島の仮校舎で開校なさいました。
今の福島区の厚生年金病院あたり、わたしの家から自転車で5分のところですね。
その開始より問題が山済みであったこちらの学校の歩んできた道は、まさに困難の連続!
戦争中には学校経営に久保田鉄工所が参加していましたが、戦局の悪化により疎開。
終戦後の1946年に興國商業学校に復元したものの、大阪市から敷地を新制中学校に譲ってほしいという要請がきたことで、廃校の危機に立たされたこともあったのです。
1964年より男女共学となりましたが、1978年から女子の応募が少なかったために再び男子校へ移行したりもあったそうです。

 このあたりのことは、前校長先生であられる草島一先生がお元気であったころにお聞きした話です。
「苦難の連続でしたわ。」と笑っておられたのが印象的でした。
その体験や歴史が生み出したのが、現在この学校の提唱されている「オンリーワン教育」なのです。

 世の中、トップになるのは難しい。
勉強でもスポーツでも、必死で努力をしてもトップは一握り。
しかし、生徒さんたちは毎年たくさん入学してくる。
ならば、ナンバーワンではなくその子なりのオンリーワンを目指すように指導しよう!
現在の興国さんの教育の根本ですね。

 具体的に説明すると、どの成績レベルのお子さんをお預かりしても、必ずその子なりの良さや得意分野を見つけ出し、夢を実現できるようなさまざまな講座や特別補習を行うのです。

 勉強でのトップを目指すアドバンスコースでは、学習時間の大幅な増加を。
(放課後補習や放課後自習、さらにチューター指導の学習会など)
スポーツのトップを目指すアスリートアドバンスコースでは、学習の補習サポートと共に、スポーツ方面の指導者のアシストを。
(元プロの講師の指導、例えばサッカー元Jリーグ選手の指導や、プロチームとの提携による専門指導)
キャリアトライコースでは、公務員や保育士を目指す生徒さんたちへの就職指導を。
(公務員試験突破のための自作教科書など、先生方の完全サポート)
ITビジネス科では、ほとんどの学校でのレベルの高くないパソコン指導とは全く質が違う、専門家によるプログラムや資格指導。
(こちらも教育指導案はこちら独特の自作)

 つまり、それぞれの生徒さんが自分のなりたいもののために努力し、先生方もそれをサポートするために一緒に努力するんです。
(放課後寺子屋塾には、料理講習もあります。笑)
だから、こちらの学校さんはいつも笑顔でいっぱい!
生徒さんも笑顔、先生方も笑顔。
亡くなられた草島一先生の目指された教育とは、まさにこの「笑顔とやる気」の教育だったのだと思います。

 もちろん、がんばりとおしてエリートの仲間入りを果たした生徒さんにもサポートは惜しみません。
実はこちらの学校さんは、医学部合格者もすでにいらっしゃるんです。
しかし、お金持ちではない一般人が医学部を卒業するためには、経済力という壁が存在します。
そこで今回こちらの学校さんが始められたのが「医学生育成サポートシステム」なのです。

 これは、医学部に合格した生徒さんに対し、6年間に最高3,000万円までの奨学金が与えられるというものです。
協賛は医療法人錦秀会さん。
育英奨学金と同じく、一定期間錦秀会グループの病院に奉職すれば、返還義務が免除されます。
現時点でこのような医学受験サポートをお持ちの学校さんは、大阪では聞いたことがないですね。
(兵庫県と東京都では前例あり。)

 笑顔で夢の実現へと向かう生徒さんたち。
また、それを全力でサポートする先生たちもやはり笑顔。
このように、全力であっても余裕を忘れない学校こそ、これからも伸びてくる学校だと思いませんか?
 「自利利他」とは、維摩経という経典に載っている言葉で、その意味は「自らを生かし、他者を生かす」ということです。
この精神を教育の根幹にすえているのが、真言宗系6年一貫校であるこちら。
清風中学校さんです。

 創始者の平岡宕峯氏は高野山真言宗大僧正であると同時に、勲三等瑞宝章を受章なさった教育家でもある方でした。
彼が唱えた自利利他の精神は、「他人のために力を尽くせるよう、核心に触れるまで努力し自己を高める。」ことだそうです。
さすがは仏教系の学校さんといったところでしょうか。

 創始者の一族が今も運営を行っておられて、理事長・学園長は平岡英信氏、校長は平岡宏一氏が就任・執務されておられます。
当然、創始者の言葉を守るような教育方針で運営されておられて、その基本はいちにも二にも「努力」。

 そのことをはっきりとあらわしているのがこの数字です。
3045時間⇔3834時間
何の数字かというと、中学生が3年間で受ける授業数なんですよ。
公立中学の平均授業時間が3045時間であるのに対し、こちらの中学さんでは3834時間
年間200時間以上の差がついているわけです。

 具体的に見ていくと、英語の時間数なら723時間(公立は420時間)、数学は686時間(385時間)、国語なら651時間(385時間)の学習を3年間で行うのです。
まるで修行僧の修行のように見えるのは、私だけではないはずですね。

 もちろん勉強だけではなく、学校行事も充実しています。
毎月2つから3つの学校行事があり、生徒さんたちはハイキングに汗をながし、文楽鑑賞で伝統文化に触れ、文化祭で教養だけではなく感性を磨く機会も手に入れることができるのです。

 さらにクラブ活動においても、インターハイクラスのクラブがいくつもあるんです。
24年度に成績を残したクラブだけを取り上げても、新体操部、日本拳法部、ボート部、ヨット部、バレーボール部、フェンシング部など、いくらでもあげることができます。
うち、新体操部の全国団体9位のチームには理Ⅲコース生が2名、ボート部のチームにも理Ⅲコース生2名など、進学クラスの生徒さんもクラブの実績に貢献しておられるんです。
まさに文武両道。

 わき目もふらずに学習させるそのやり方は、あたかも修行僧が黙して座禅を組み、瞑想する姿にも似ています。
他には何もできないし、全力で取り組まなければいけないけれど、必ずそれに見合ったものが手に入るはず。
お子さんを徹底的に磨き上げたいと思っていらっしゃるご家庭の方は、一度こちらの体験授業をお受けになることをお勧めします。
 中高一貫校の中で、関西において一番偏差値を伸ばすと言われている学校。
それがこちら、金蘭千里中学校さんです。

 「生徒に目から血が出るほど勉強をさせる。」
「遊ぶ暇など与えない。」
「授業の内容を徹底的に叩き込み、毎日テストテストで気を引き締める。」
などといろいろ言われている学校さんですが、実はほとんどすべてが真実なんです。(笑)
ただし、生徒さんも親御さんも納得して入学してこられていますから、教育指導や学校生活において不平不満が出ることはほとんどありません。
これは、校長先生の教育に対する考え方が大きく影響しているのだと私は思っています。

 今日のお話でも、校長先生はおっしゃっておられました。
「昨今、ツィッターやネット世界でばかばかしい行為をさらしている者たちがいます。
うちのご父兄でもそのようなお話やしつけを学校で教育してほしいというお話がたまに出ますが、私はそれは違うと思っています。
だって、携帯やパソコンを買い与えたのは親でしょ?
だったら、親が責任を持って子供に使い方を教えるべきです。
私ども学校が与えたものについては、私どもが責任を持ちます。
当然です。
しかし、それ以外のものは学校では責任は持てませんし、持ち込ませる気もありません。」

 極論であり暴論だと思うのですが、おっしゃっておられることは真実です。
少なくとも、私はそう思います。
しかし、選んでもらう立場の私学さんが、ここまで正論を述べられるのも珍しいですね。
それだけ自分たちの教育に自信を持っておられるんでしょうね。

 勉強方法については、こうおっしゃっておられました。
「私どもは、とにかく勉強時間をたくさんとります。
決して休む時間は与えません。
毎日朝の20分テストを行い、前の日の学習内容を確認します。
できていない子は、補習を何度も繰り返してできるまでやらせます。
定期テストの前後も休みはとりません。
テスト後すぐに次の勉強に入ります。」

なるほど。
でも、勉強だけできても、と言われませんか?

「私どもの学校では、決して勉強だけをさせているわけではありません。
躾も当然厳しく指導しています。
間違った行為を行った生徒に対しては、厳しく怒ります。
担当教師が声を荒げて怒鳴りつけるときももあります。
たとえば、よく電車内で食べ物を食べている学生がいますね?
私どもでは、定期的に教師が電車内を見回っております。
そして、当該行為を見つけたときには厳しくしかります。
しかり方も、『そんなことをしていいと思っているのか!』などというようなあやふやなしかり方はしません。
『そういう行為は金蘭千里の生徒としてふさわしくないぞ!』と言い聞かせます。」

自校の規律に自信を持っておられるんでしょう。
厳しすぎる押し付けと見るか、きちんとした躾と見るかは、見る人によって考え方が違うでしょうけど。
でも、やっぱり厳しいんですね。

「私どもの教育は厳しいだけではありません。
生徒たちの心も育てるよう、多くの学校行事を行っております。
キャンプや徒歩訓練、高中祭(高校と中学の合同文化祭+体育祭)、ファミリーコンサート(父兄同伴)、校外学習、企業見学、英語暗唱コンテストなど、ほぼ毎月行事があります。
その密度の濃い学校生活が、優れた人材を作り出すのだと思っています。」

 確かに、今年度の現役進学実績を見ても、
 東大1名
 京大12名
 阪大24名
 神大14名
 など、国公立大学現役合格が計102名(うち医学部医学科11名:卒業生総数203名)というすばらしい成績を出しておられます。
これを毎年コンスタントに実現されておられるのですから、6年間がんばる意味は大きいと言えるでしょう。

 確かに中学・高校で勉強漬けの生活はきついかもしれません。
しかし、大学から先の夢の実現に向けて、6年間がんばることも大切なのではないでしょうか?
授業見学をしていただければ、その質の高さと厳しさはわかってもらえると思います。
それでも!とおっしゃる方は、一度学校見学に行かれてはいかがでしょうか?
 以前にもご紹介した学校さんなので、かいつまんで書くことにいたします。
学校関係者の皆さん、決してあなた方を軽視しているわけではないので、どうかご容赦を。

 大学の付属校というものは関西には珍しくはないのですが、近くに提携大学がないにもかかわらず、関西にあってなおその名声を広く知られている学校。
それがこちらの東海大附属仰星中学校・高等学校さんです。
母体である東海大学も不思議な大学で、キャンパスが日本全国に散らばっているんです。
 九州には
  熊本キャンパス
  阿蘇キャンパス
 本州関東には
  沼津キャンパス
  清水キャンパス
  湘南キャンパス
  伊勢原キャンパス
  代々木キャンパス
  高輪キャンパス
 そして北海道には
  札幌キャンパス

 さらに
  東海大福岡短期大学
  東海大医療技術短期大学
  東海大静岡短期大学  

といういくつもの施設を所有する全国区の大学さんなんです。
ですから、同世代の卒業生でも一度も会わないままの人が数多くいるような不思議な大学さんですね。

 若き日に汝の思想を培え

 若き日に汝の体躯を養え

 若き日に汝の智能を磨け

 若き日に汝の希望を星につなげ

という、ひとりひとりの文武両道を創始者がうたっておられます。
そのせいか、仰星さんにおいても、文だけ・武だけが得意な生徒さんを育てて学校の宣伝にしようということはまったくなく、クラブ活動も勉強も学校行事も、すべて生徒一人ひとりを磨き上げるためのものだと考えていらっしゃいます。

 校長先生はおっしゃっておられました。
「私どもはひとりひとりの文武両道を目指します。
といっても、クラブと勉強を比べた場合は、勉強に重きを置いております。
ですから、成績がふるわない生徒はクラブをさせません。」
それではクラブの実績が伸びないのではないのか?と思い、正直にたずねてみました。
すると、
「わたくしどもはスポーツ推薦などは一切行っておりません。
うちの教育理念に合わないからです。
クラブをやっている子供たちは、みんな自分の意思で始めた子供ばかり。
高校にバトントワリングの世界ランキングをもつ女生徒がいますが、彼女もうちに入学してから始められたんですよ。」

おお!それは本当にすばらしい!

「私学の中には、授業料無料や特別進学の制度でクラブの特待生などを呼んでくる私学さんもありますが、それでは文武併道になってしまう。
スポーツだけが得意な生徒も、勉強だけが得意な生徒も、完成された個性とは言わないでしょう?
うちでは、ひとりひとりに文と部をがんばってもらっていますから。」

 それでもさまざまなクラブが実績を上げているのですから、素直にすごいと思います。

 また、説明会では担当の先生から
「うちは見ていただいたとおりの学校です。
授業数もできるだけ増やして勉強させているだけなんです。
そして、月水金の3日は自習時間も学校でちゃんととってあります。
学校行事や授業料についてもそうです。
うちでは私学さん全体の平均よりも安い授業料でがんばっておりますが、募集要項に書いてある以外の別途金はいただきません。
クラブ活動費であろうと、勉強合宿費であろうと、です。
そのあたりの透明性も、うちの特徴だと思います。」
ともお聞きしました。
このあたりも、学校に対する信頼性が高くなる理由のひとつなのでしょう。

 中学部の入試でも専願率が高く、A日程では95%以上の生徒さんが専願入学であること。
在学生の弟さんや妹さんは別の私学に行かずに必ずこちらを受験されること。
これらすべてが、こちらの学校さんが行っている教育への、ご父兄の高い信頼度をあらわしているのではないでしょうか?
交通の便にのみ難があるため、それでもとおっしゃる方にはぜひ学校見学をして欲しい学校さんだと思います。
 以前から書いているように、私立の女子中学や女子高校は募集に苦労なさっています。
それは、女子教育に対するご父兄の考え方が時代とともに変わってきたからです。
昭和時代は「しつけ、教養、女性としてのたしなみ」を身につけるため、高い授業料を出してでも私学へ通わせようとするご父兄が多かったのです。
たとえば、「うちの娘は〜女学院を卒業しています。」と言うだけでもステータスとなっていた時代なんですよ。

 しかし、昭和の終わりから平成にかけて女子教育は「教養から資格へ」とその存在意義が変わってしまい、現在では「資格よりも実践的な技を身につける」ための教育へと移り変わろうとしているように感じられます。
英語などの語学力もそうだし、身体表現や会話力・コミュニケーション能力などもそう。
女性として現代を強く生きていくためのノウハウを教えるのが私立女子校なんだと、そういう声が上がってくるのも遠いことではないでしょう。
このような私の考えを裏づけしてくれるかもしれない女子校さんのひとつが、今日ご紹介する大阪国際滝井高校さんです。

 こちらの教育方針は、「テーラーメイド教育」
つまり、一人ひとりにあわせた教育方法を、全生徒に対して行おうというものです。
「すべての生徒は非凡な能力を内に秘めている。その能力を引き出し開花させるために、粘り強くあきらめない教育、結果だけではなくプロセスを重視した教育を行いたい。」というのが校長先生のお言葉でした。

 具体的には、
○保護者と一体となって生徒の成長を図る
   →年2回の授業参観や各学期ごとの懇談により、情報の相互提供を行う。
   →学校の行事や教育を透明化(参観など)し、できるだけ父兄に解りやすく伝える。
○学力だけではない健全な人間作り、人に対する思いやりなどをはぐくむ。
   →小笠原流礼法の授業を取り入れるなど、心の教育にもとりくむ。
○生徒のやる気を引き出すため、「やればできる」の精神を根付かせる。
   →滝井チャレンジプログラム
      (生徒各人が自分の目標を設定し、
       挑戦していく家庭を細かく記録に残し、
       その記録に担任も父兄も目を通す。)
など、どれも個別指導と自己啓発をもとにした、他校さんとは少し違った教育を行っておられるんです。

 その個別教育の必要性からか、用意されたコースも他校さんより多めになっています。
 特進コース(文系)→有名大学を目指す
 特進コース(薬学系)→薬学系大学への進学を目指す。

 標準コース→進学・就職・クラブ活動など、さまざまなニーズにこたえるコース。
 看護進学コース→看護師を目指して看護系の大学を目指す。
 幼児保育進学コース→保育系の先生を目指すコース。
 体育コース→スポーツをするだけではなく、体育系教員を目指すコース。
 吹奏楽コース→こちらの学校唯一のクラブのための専門コース。音楽大学を目指す。
 国際科コース→英語だけでなく、さまざまな言語を話せるようにするコース。

 今回、新しく作られたのが特進薬学コースです。
女子に人気の「保育士」「栄養士」「薬剤師」のコースを作る女子校さんは多く、いまさら感はあるものの、滝井的アプローチで薬学系を指導するところはさすがですか。
たとえば、薬学コースについては、他コースよりも理科実験の回数を増やし(放課後実験)、科学の理解を実践の面からサポートしようとしていらっしゃるんです。
たしかに理科が苦手な子の多い女子には、うれしい制度でしょうね。

 このように、苦戦する女子校さんたちにあって、個性を発揮し大勝ちではないもののきちんと募集人数を確保していらっしゃるこちらさんの指導法は、今に多くの女子校さんがマネをすることになるでしょうね。
さて、あとはどこまで進学実績を伸ばせるかです。
数年はこちらさんから目を離さず、しっかりと見極めたいと思います。
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