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最近は、男子校から男女共学へ、女子高から共学への流れが強く、念に2・3校はそういう話を耳にします。
しかし、共学から男子校へと変わった学校の話はあまり耳にしませんね。 そういう珍しい歴史を持っておられたのがこちら。 興国高校さんです。 こちらは、1926年に興國商業学校として下福島の仮校舎で開校なさいました。 今の福島区の厚生年金病院あたり、わたしの家から自転車で5分のところですね。 その開始より問題が山済みであったこちらの学校の歩んできた道は、まさに困難の連続! 戦争中には学校経営に久保田鉄工所が参加していましたが、戦局の悪化により疎開。 終戦後の1946年に興國商業学校に復元したものの、大阪市から敷地を新制中学校に譲ってほしいという要請がきたことで、廃校の危機に立たされたこともあったのです。 1964年より男女共学となりましたが、1978年から女子の応募が少なかったために再び男子校へ移行したりもあったそうです。 このあたりのことは、前校長先生であられる草島一先生がお元気であったころにお聞きした話です。 「苦難の連続でしたわ。」と笑っておられたのが印象的でした。 その体験や歴史が生み出したのが、現在この学校の提唱されている「オンリーワン教育」なのです。 世の中、トップになるのは難しい。 勉強でもスポーツでも、必死で努力をしてもトップは一握り。 しかし、生徒さんたちは毎年たくさん入学してくる。 ならば、ナンバーワンではなくその子なりのオンリーワンを目指すように指導しよう! 現在の興国さんの教育の根本ですね。 具体的に説明すると、どの成績レベルのお子さんをお預かりしても、必ずその子なりの良さや得意分野を見つけ出し、夢を実現できるようなさまざまな講座や特別補習を行うのです。 勉強でのトップを目指すアドバンスコースでは、学習時間の大幅な増加を。 (放課後補習や放課後自習、さらにチューター指導の学習会など) スポーツのトップを目指すアスリートアドバンスコースでは、学習の補習サポートと共に、スポーツ方面の指導者のアシストを。 (元プロの講師の指導、例えばサッカー元Jリーグ選手の指導や、プロチームとの提携による専門指導) キャリアトライコースでは、公務員や保育士を目指す生徒さんたちへの就職指導を。 (公務員試験突破のための自作教科書など、先生方の完全サポート) ITビジネス科では、ほとんどの学校でのレベルの高くないパソコン指導とは全く質が違う、専門家によるプログラムや資格指導。 (こちらも教育指導案はこちら独特の自作) つまり、それぞれの生徒さんが自分のなりたいもののために努力し、先生方もそれをサポートするために一緒に努力するんです。 (放課後寺子屋塾には、料理講習もあります。笑) だから、こちらの学校さんはいつも笑顔でいっぱい! 生徒さんも笑顔、先生方も笑顔。 亡くなられた草島一先生の目指された教育とは、まさにこの「笑顔とやる気」の教育だったのだと思います。 もちろん、がんばりとおしてエリートの仲間入りを果たした生徒さんにもサポートは惜しみません。 実はこちらの学校さんは、医学部合格者もすでにいらっしゃるんです。 しかし、お金持ちではない一般人が医学部を卒業するためには、経済力という壁が存在します。 そこで今回こちらの学校さんが始められたのが「医学生育成サポートシステム」なのです。 これは、医学部に合格した生徒さんに対し、6年間に最高3,000万円までの奨学金が与えられるというものです。 協賛は医療法人錦秀会さん。 育英奨学金と同じく、一定期間錦秀会グループの病院に奉職すれば、返還義務が免除されます。 現時点でこのような医学受験サポートをお持ちの学校さんは、大阪では聞いたことがないですね。 (兵庫県と東京都では前例あり。) 笑顔で夢の実現へと向かう生徒さんたち。 また、それを全力でサポートする先生たちもやはり笑顔。 このように、全力であっても余裕を忘れない学校こそ、これからも伸びてくる学校だと思いませんか? |

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