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 先日、お子さんが1学期中に学校にまったく行かなかったとゆう相談をあるお母さんからいただきました。
 「もうすぐ2学期も始まるし、どうしたらいいでしょうか」と。
 メールでもご説明したのですが、登校拒否の場合はさまざまな矯正プログラムがあり、生徒一人ひとりをちゃんと理解してあげれば登校しない子供はおそらくいないと思います。
 この方の場合も、私が申し上げたとおりにしていただければ大丈夫でしょう。
 しかし今回のご相談のケースでは、ご家族が登校拒否とニートを混同されており、教育カウンセラーに相談したときもいい忠告をいただけなかったとゆうことで、最近多いこの類の悩みをお持ちの方全員に分かってもらおうと、本人さんの許可をもらって詳しく分類と説明を書くことにしました。

 最近テレビや報道でも取り上げられることが多くなった登校拒否には、実は大きく分けて2つのタイプが存在します。
 一つ目はいわゆる学校環境に問題があって登校するのがイヤになるケースで、友達にいじめられたり勉強がうまくいかなかったりして学校に行きたくなくなる場合です。
 これを矯正するのは簡単で、生徒本人がトラウマとしている環境要素を取り除くだけでよく、いじめにあっているのなら担任の先生とも相談してそれをなくせばいいし、勉強ができないのなら学習指導による自信の回復をはかればよろしい。

 しかしなかなか世間でも理解されないのが、二つ目のニートと呼ばれる没社会的行動を行う子供のことでしょう。
 ニートとは、社会的関係を完全に拒否してしまう(部屋から一歩も出ず、家族ともなかなか会話しようとしない)人のことで、子供だけではなく大人においても見られます。
 ニートは、どちらかとゆうと環境を原因とする行動ではなくてむしろ精神病の一種だろうと私は考えています。
 つまり、ニートにおいては薬品の投与やサナトリウムでのカウンセリングなどのように、専門的な知識を持った医師などによる治療が望ましいでしょう。
 私がニートの更正を依頼されたことは、30余年の教師生活の中でも2度しかなく、回復させるのに半年以上かかったことを覚えています。

 登校拒否とニートの区別は簡単です。
 学校には行かないけれど、外には出てくるし友達を家にも呼ぶのであれば登校拒否です。
 学校どころか部屋からも出ず、とにかく会話も交際もしてこないのはニートです。
 このことを頭に入れて、自分のお子さんを観察してみてください。
 意外と解決策が見つかることも多いですよ。
 それでも家族ではどうにもできないとお考えの方は、私にご連絡ください。
 いつでも相談にのりますからね。
 最近入塾してきた新入生と話しているときに、こんな話が出ました。
「とりあえず学校の先生に聞いてみてごらん。」
「もう、聞きました。そこの入試問題は学校においてあるかもしれないけど、自分で買ったほうがいい、といわれました。」
「そうか。じゃあ、その大学の出題傾向やオープンキャンパスは、あとで指導してもらえばいいか。」
「そうゆうのは、教えてもらえません。自分で調べるようにといわれました。」
「そうなの?」
「はい。」
 彼はれっきとした大阪有数の進学校の生徒で、当然先生も入試指導のプロなはずです。
 とゆうことは、先生が邪魔くさがって指導したがらないか、生徒個人に指導すると時間がかかるので放任しているかのどちらかなのでしょう。

 近日その高校に問い合わせて、指導方法について相談するつもりなのですが、以前に別の高校に問い合わせたときには、その生徒の名前を告げても、担任の先生が生徒の志望校はおろか、得意科目や不得意科目さえ知らなかったのです。

 このブログを読んでいらっしゃる先生方にお聞きします。
 あなたは、自分の生徒の名前を全員覚えていますか?
 もちろん、フルネームです。
 さらに、彼らの得意科目と苦手な科目を熟知していますか?
 もっといわせてもらえれば、彼らの住んでいるところと誕生日を知っていますか?

 私は、自分の生徒の住むところをちゃんと知っていますから、近くで児童関連の事件が起こったときには必ず連絡をして無事を確認しますし、誕生日の生徒にはカードとプレゼント(簡単なもの)を渡してお祝いします。
 別にゴマをすっているわけではなく、私なりの生徒に対しての「きみのことは、ちゃんと見ているよ。」とゆうメッセージのつもりなのです。
 自分がちゃんと見守られていることを感じている生徒は、何に対しても積極的で指導もちゃんと聞いてくれます。

 もう一度、先生方にお聞きします。
 みなさんは、ちゃんと生徒を見ていらっしゃいますか?

2007-8-22 蓑虫のように

 昨日公園で蓑虫を見つけました。
 結構大きくて、最近都会では見られなくなったこともあってか、とても新鮮に目に映りました。

 何人かの方は経験があるでしょうが、蓑虫の外側のみのをはいで箱に入れ、切った色紙の切れ端を入れてやると、それらを使ってきれいなみのを作り上げます。
 初めは自分のまわりにある切れ端に糸を少しずつつけるのですが、どうゆう法則で結び付けているのかが分からず、ただ闇雲に糸を散らしているように見えるのです。
 ところが5分もたつと、きれいに自分の下半分に切れ端がならんでくっついているのは見事ですね。
 さらにまわりの切れ端に糸をつける範囲を広げ、出来上がったときには美しいみのが完成しています。

 私は、これは勉強のしかたに似ているな、と思うのです。
 たとえば英語なら、単語や連語を覚えているときには、こんなことをやっていて長文が訳せるようになるのかが不安でしょうし、さらに構文の学習をしているときには、連語と構文とがどこで関係するのかがまったく分からないでしょう。
 しかし、ある程度勉強が仕上がってくると、構文が分からなくても連語の知識から理解できるときがでてきますし、知らない単語がひとつあっても、構文の関係からある程度の意味が分かれば、その単語の意味の予想がつくようになるのです。
 ここまできたらもっと勉強範囲を広げるようになり、リスニングの練習をしたり長文読解の問題を解いたりするうちに、英語の学力が高まっていくのです。

 特に入試勉強をしているみなさん。
 あせらずこつこつと、基本を身につけていきましょう。
 今はどんなみのが織りあがるのかは分からないでしょうけど、ひとつひとつつなげていくうちに、立派なみのが出来上がることでしょう。
 あなたは音楽が好きですか?
 あるいは、あなたは絵を描くことが好きですか?
 それとも、あなたは運動が得意ですか?
 もしどれかにあてはまるのなら、あなたは内申を伸ばすことが可能です。

 大阪府を例にとると、普通校判定タイプⅡなら内申書の主要5科目(英数国理社)10段階評価を4倍して200点、補助4科目(体音美技)の10段階評価を6倍して240点、当日のテストが80点×5科目で400点。
 これらをすべて合計した840点が公立高校の合格判定点として使われるわけです。
 とゆうことは、840点のうち240点が音楽だったり体育だったりの得点を使っているわけですから、約30%が補助科目の得点を使用しています。
 タイプⅢ判定なら、
  主要科目×5.5+補助科目×8.5=615点
が内申点で、ここに当日の400点を加えて合計1015点の合格判定点になりますから、33%(およそ3分の1)の得点が補助科目によるものとなります。

 私はここに注目し、主要科目の指導だけではなく普通は見捨てられがちな補助科目の得点をあげることによって、指導している生徒の内申点を1ランク上に引っ張りあげているのです。
 ややこしいことを細かく書いてきましたが、要するに、「勉強ができなくても生徒各人の得意なことを伸ばすことによって成績は簡単にあげることができる」とゆうことなのです。

 もちろん指導方法はいろいろで、音楽の好きな子は音楽を伸ばした後絵画についても興味を持たせてみたりしますし、体育が得意な子には体を使う技術家庭のおもしろさを伝えたりもします。
 ひとつ得意なことができた子は、その他の科目も伸びることが多く、音楽が得意になったおかげて英数国もあがったとゆう話はよくありますよ。

 みなさんの中で、「ぼくは勉強が苦手なんだけどね・・・。」とゆう方は、アプローチの仕方を変えてみませんか?
 きっと光明が見えてくると思います。

2007-7-27 ひらめきと論理

 人間の思考には2種類あります。

 直感的思考と論理的思考です。

 過去の経験から結論を導き出し、仮定と結論の間に論理のつながりがないものを、直感的思考といいます。
 なかなか解けない知恵の輪が急に解けたり、なぞなぞの答えがいきなり思い浮かんだり、などがこれにあたります。

 わかっている事実をひとつずつ積み重ねて、そこからひとつの答えを導き出すのが論理的思考です。
 数学の計算問題や、名探偵コナンなどはこちらですね。

 一般的には、幼児世代は直感的思考が発達しており、成長するにつれて論理的思考をすることが多くなってきます。
 では、どちらが人間にとって、あるいは勉強する上で必要なのでしょうか。

 論理的思考だけでは新しいものの発明や新理論の発見などは起こりません。
 ですから、進歩するためには必ず直感的思考が必要です。
(ニュートンのリンゴの話は有名ですね。)
 一方、論理的思考なくしてはものごとの成り立ちや世の中の法則性を見つけ出すことはできません。
 ですから、今見ている事実について理解し把握するためには、必ず論理的思考を行います。
(ガリレオがピサの斜塔から大小の鉄球を落としたことや、ケプラーが星を観察してその動きを計算したのもよく知られています。)

 結論としてはありきたりになってしまいますが、両方兼ね備えていなければ、進歩も発達もないとゆうことになりますね。

 身近な例で説明しましょう。
 自分を誰かが見つめていたとします。
 その視線に気がつくのも、その子が自分を好きであることも気がつけるのは、直感的思考です。
(外れるときもありますね。イタいです:笑。)
 その後、彼女の音楽の趣味や好きな食べ物や行きたいところなどを聞いて、自分と話が合うのかどうか、また一緒にいて楽しいかどうかを判断するのは論理的思考ですね。
(これも、感情に流されることがあります。アバタもエクボとゆうやつですね:笑。)
 それからそのこと付き合うかどうかを総合的に判断し、決心することになります。

 どうですか?
 どちらも大切でしょ?

 勉強においても人生においても同じことが言えるでしょう。
 どんなことについても、もしあなたが成功したいのならば、ひらめきと論理を大切に、TPOを考えて使いましょう。

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