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現状維持は織り込み済み、仕掛け的な売買に注意/ランチタイムコメント

 日経平均は続落。167.24円安の14641.61円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えている。週明け7日の米国市場が大幅に続落した影響もあり、東京市場も幅広い銘柄に売りが先行した。これにより日経平均は、連日ギャップ・ダウンで始まる格好となり、支持線として期待されていた25日線をあっさり割り込んでいる。

 その後は日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとして、こう着が見込まれていたが、為替市場では円相場が円高に振れるなか、じりじりと下げ幅を広げる展開となった。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の8割を超えており、全面安商状。セクターでは、33業種すべてが下げており、医薬品、鉱業、ゴム製品、電力ガス、海運、証券、輸送用機器、その他金融、情報通信、保険などの弱さが目立つ。

 指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>が大幅に続落。ファナック<6954>、武田薬品<4502>、アステラス薬<4503>、ホンダ<7267>、トヨタ自<7203>などが軟調。一方で、ファーストリテ<9983>が強い値動きをみせており、下支えする格好。

 日銀の金融政策決定会合の結果は現状維持であり、織り込まれた格好である。とはいえ、参加者が限られるなかでは、仕掛け的な売買に左右させられやすいだろう。基本スタンスとしては、追加緩和に踏み切る時期について7月がコンセンサスとなるなか、嫌気売りで下げる局面においては、押し目狙いに。また、黒田総裁の会見への期待感も売り込みづらくさせよう。仕掛け的な売買によって波乱含みの展開にもなりやすく、イレギュラー的な価格をつけてくる可能性もある。

 また、米国では非鉄大手アルコアを皮切りに決算シーズンに入る。米国では企業業績に対する警戒感が強まっているようだが、日本企業については好決算が意識されている。外部要因に振らされるなかで、イレギュラー的に下げてくる銘柄などへは、次第に突っ込み警戒感なども意識されそうである。

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