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まだ、1歳か2歳かという頃。時計の音を聞いては、「コチコチ」と言っていたらしい。 あるとき、父が海辺に連れて行き、足を浸してやると、口から飛び出した言葉は「コチコチ。」 潮の満ち干が時を刻む、そんな感覚を知ることのできる子供ではないかと、大喜びしたそうだ。 親とはなんともありがたいものだ。ありふれたごく普通の人間の自分でもこうやって父にとっては 特別な存在としてくれる。 ひさしぶりに、父と梅雨の晴れ間の砂浜で潮風に吹かれながら、少し小さくなったような 背中をみながらそんなことを考えていた。 父の日に寄せて。 |
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2008年06月17日
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