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満点の星が煌き金星がひときわ輝いた夜明け
なるべくしてなったのか 野良から家猫になったのはこの子
{キッキ}
その不幸な誕生を庇い合う様に、離れずに居たのに
片方の{クック}が死んで{キッキ}は一人ぼっちになりました。
痩せた三毛の母親が、力尽きたように、心を残しながら
置き去りにして行った、二匹の子猫でした。
この周囲には野良ハウスが在り、付き合いの長い親子猫や
食にありつきたい客人猫が、私に依存しながら暮らしています。
痩せた三毛の母親は、子猫が野良ハウスの仲間に加われた事を
確認して、安心したのかその後一度も姿をあらわしません。
生きているとは思いにくい状況です。
只、子猫の方は置き去りにされても、虐められはしない迄も
構っては貰えません。
親は自分の子の為に、客人は少しでも多く食物にありつける様に
油断のならない目でじっと私を見つめます。
独りぼっちになった{キッキ}は、あまりにも幼く
特別に配慮してやらなければ、自分の食い扶持にもありつけないのです。
夜明け前の空には、金星がくっきりと輝き、満天の星空です。
{エル}と{グル}を遊ばせながら、空を見上げては
どうしたものかと逡巡していました。
{キッキ}を連れて帰れば、只々辛い、何の喜びも知らず死んだ
{クック}に悪くて、後悔の念に居た堪れない気がします。
さりとて{キッキ}をこの侭にして、ひもじい思いに耐えさせるのか
そんな思いが、行きつ戻りつしていました。
客人猫に威嚇されて怯える{キッキ}
抱き上げて、やはり連れて帰ろうと思いました。
車に乗せると、恐がる風でも無く、すんなりと落ち着いて
むしろホッとしている様に見えました。
{グル}の事も{エル}の事も、いくらか見知っていたとは言え
接触するのは初めてだったと思いますが、なんと思ったのか
直ぐに馴染んで甘えています。
{グル}は例の母性本能が疼くまで、しばし戸惑いがあった様ですが。。。
な〜んて可愛いぃの〜!!
これでよしよし・しめしめ!です。
{グル}・・・・・アタイ、、、、また母親するわけね、、、
体力もつかしらん。。。
{エル}・・・・・好きにすれば
と、我関せず
そこで無関心の{エル}にも挨拶を
{エル}・・・・・うちの子になるんだって〜?
{キッキ}・・・・・ハイ。。そのようでち
よろちく おねがいちます(少し怖々)
まぁな、、、満更でもないか。。。
{ななこ}は大きくなって、最近とんと寄り付かなくなったし
又玩具がやって来た様なもんかな・・・・
なんてネ・・物騒な事を考えてる?
秋には程遠い、あまりにも厳しい残暑。
そうは言っても、鹿児島は9月の終わりにでもならなければ
秋の気配なんて、中々感じられませんが。。
空は、あくまでも青く・勢い良く・力強く
夏真っ盛りの様な、入道雲ばかり
秋の空に見られる鱗雲も、羊雲も、鰯雲も、欠片も無い
照りつける夏の空
今年ほど、厳しい現実にさらされる子猫達の悲惨な現状に
うろたえた夏はありませんでした。 他にも、目をやられている子猫を幾匹も見て、治療の出来る子は
してやっていますが、思いに任せないのが実情です。
そんな中で{キッキ}は幸運を拾ったと言っていいのかもしれません。
問題も抱えている子の様ですが、なんとか元気に
育ってくれればと思っています。
なり
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この記事は、2012-08-19に公開したものを転載したものです。
この記事の{キッキ}が、今朝他界しました。
まだ、我が家の子になって4年に満たない年齢でしたが。。。
拾い上げた時からずっと病弱で、この1週間で急激に弱り始め、寝たきり状態でしたが、静かに二声鳴いて息を引き取りました。
我が家の子になったのは何時だったかな・・と、記事を探して、今日の記事にもって来ました。
2016/5/24(火) 午後 10:41
寂しさと苦悩の繰り返しですね。。゚(゚´Д`゚)゚。
「かくすれば かくなるものと知りながら 止むに止やまれぬ 動物愛」 by なり ・・・ですね。
2016/5/25(水) 午後 7:39 [ pik***** ]