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ここの1枚の絵葉書が有りますが、つい最近、素性が分からないまま手に入れたものです。 そもそも、絵葉書は一体、何なのでしょうか? 明らかに観光絵葉書に見られる風光明媚な景色が写るものとは別物のようです。 その点も、この絵葉書の謎を呼ぶ理由になりました。 撮影場所は、ガラス越しに見える背景から察するに柏木車庫ではなく梁川か駒場車庫のいずれかですが、 私見では梁川車庫の構内線で撮影されたのではないかと考えます。 これまた絵葉書然とした何の変哲も無いものになっています。 余談ですが、観光地で売られる絵葉書ならば1枚だけで売られる事は殆ど無く、 一組8枚ほどの絵葉書がタトウと呼ばれるケースに入れられているのですが、 写真面にわざわざ函館市交通局と印字していたり有る筈の景色を全く無視して 形式写真のような仕上がりなっている事にも不自然さを覚えます。 そこで手持ちの文献を調べてみると、300形の引退記念さよなら運転が行なわれた際、 車内で記念乗車券と一緒に絵葉書が配られたという一文を発見しました。 もしかして、この絵葉書が旧交通局が製作した300形引退記念の絵葉書なのでしょうか? もし、さよなら運転の記念絵葉書を示す表書きが有る袋に絵葉書が収められていれば 記念乗車券と同時に車内で配られた絵葉書と言う事で確定となるのですが、 素性が分からない上に一枚物なので全くお手上げ状態です。 どなたか、この絵葉書の素性をご存じの方は、いらっしゃいませんか? その記念乗車券ですが、随分前に父親から貰い受けて今日まで私が大事に保管していました。 これも背景がマスクされビューゲル・パンタもバッサリ切られているなど 画像から得られる情報は多くは有りませんが、カーブのRからすると これも梁川車庫の構内線で撮影されたものでしょうか。 303号は306号と同じく昭和46年5月20日付で除籍ですから 記念乗車券に写る姿は最末期の状態を捉えている事になります。 さて、300形引退記念乗車券の方は、ハッキリと素性が分かるのですが、 絵葉書については予測の範囲を抜けないなど歯痒さを感じています。 とは言え、もし乗車券とセットで配られたというものであるなら
絵葉書と乗車券で嬉しい再会をしている事になりますね。 |
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交通局の銘が入っている絵葉書となれば、記念乗車券とセットのものだった可能性は高そうですね。
函館市中央図書館の蔵書に[函館市交通局]記念乗車券10年の歩み(1981年12月発行)が閉架書庫に収蔵されているとのこと。ただ、私もまだ見たことのない資料なので何とも言い難いですが、謎の絵葉書の身元につながる有力な手掛かりがありそうな気がします。
2011/6/30(木) 午前 10:50
>X-103さん
紙物の面白さと共に怖さって言うのかな?
一枚物は本当に素性が分からないと苦労するんです(^^;
いずれ交通打にお邪魔した時に真相を明らかに出来るのでは無いかと考えています。
あとは今月末の市電感謝祭の時に関係者に見せるとかする事も可能ですしね
2011/7/1(金) 午前 10:33
1年も前の記事ですが、念のため。
交通局OBで実際に発行に関わった方に昨年偶然お話を伺ったところ、300型引退時に出した記念乗車券とセットで出したもので間違いないそうで、発売時は絵葉書と乗車券を収めるタトウというか袋も付いていたそうです。
交通部に当時の見本が残っていれば良いのですがねぇ・・・。
2012/11/10(土) 午後 10:53
このエントリーをアップした後から色々と情報が寄せられて
詳細が把握できていました。改めてエントリーするか考え中です。
2012/11/11(日) 午後 8:17
絵葉書は最終運行時に配布されたことには間違いありません。当時小学生だった私には、300型は梁川車庫に数珠つなぎに放置、もしくは柏木町の車庫の最奥にパンタグラフが倒れて保管されていたのが印象にあります。
[ mak*to*13*53 ]
2019/2/17(日) 午後 4:19