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地盤製作の準備

1/700で製作を始めている函館駅&桟橋のジオラマ模型ですが、
ここ数日で地盤の基礎として画像データをPhotoshopで編集した上で
700分の1に変換して実際に出力しました。

イメージ 1
願わくば数値データをCADで描いて出力すれば良かったのですが
見た目を重視して目算と現物合わせで作った方が早く仕上がると考えて
国土地理院の空中写真データを活用して縮尺を合わせました。

プロッタも大判プリンタも無い環境下では有りますが、A3対応のレーザープリンターを所有しているので
パソコン側のメモリがヒィヒィ言いながらでしたが、何とか元画像を1000倍して模型化できるだけ拡大!

イメージ 2
それをB4版に分割して出力すると簡易ではありますが
模型化用の簡易図面に早変わり・・・って訳です。

イメージ 3

検証用にバンモデリングの1/700青函連絡船キットを宛がうと
きちんとピッタリ! 乗降タラップにも合致しています。

こうなれば素直に路盤となるMDF板材にトレースすれば
サクサクッと地上面のモデリングが進むという訳です♪

と言う訳で、7月に有る全国艦船模型展示会までの完成を目指して
本格的に製作を始動した函館駅&桟橋ジオラマです。

因みにジオラマ製作するのは、昭和58年頃としているので桟橋から
重油タンク横の掘り割りが有る部分が既に埋め立てられている状態で
ニッカの看板が残っていた頃の状態を模型化できるように設計中です。
イメージ 1
これまでタカラトミーが開発を進めている技MIX、地上航行・戦艦大和に附帯する港湾ジオラマや

イメージ 2
小艦艇、臨港鉄道の車両制作、そしてこの5月に開催された静岡ホビーショーでは
旧日本海軍が使用した400瓲クレーン船の製作に関わってきました。

そうした製作を通してノウハウを蓄えられるようになると自ずと製作意欲が沸くもので
前々から1/700スケールで情景ジオラマを作りたいと思っていた訳です。

その作りたいものは・・・

イメージ 3
函館駅旧駅舎と函館桟橋です。
※画像は函館駅開業80周年記念誌「先駆」(非売品)の折込みページより

イメージ 4
幸い手元には青函連絡船だけではなく、函館駅周辺部の付帯設備に関する資料も
併せて収集してきてるので、ここにあるように昭和57年の旧函館駅舎の平面図や

イメージ 5

連絡線桟橋から駅構内の配置略図も揃った事もあって、俄然やる気が出てきたという訳です。


そこで早速サクサクッとCADを動かして平面図にある寸法で正面図をこさえてみましたが
やってみると色々と気付く事が多い、興味深い駅建築である事も判明してきました。

先ず言えるのは、この第3代目の函館駅旧駅舎は、昭和16年6月に着工された戦時設計の駅舎で
その為、寸法的に見てもかなり簡便な見取り図に起せる設計である事が言えるようです。

戦時標準設計ではなく戦時設計というのは、昭和16年の太平洋戦争突入前後の時期と
それ以降の実質、戦時中に物資欠乏の折…と但し書きが置かれる時期とは一線を画しているからで
僅かな時間差によって駅の寿命や風格が変貌すると知ったのも興味深いものでした。


イメージ 6
さて、ここには資料や寸法を読み取り、CADで図面に起こした函館駅旧駅舎の平面図があります。

間隔4500mmという碁盤の目状に植えられた柱を結ぶとキレイな2X4比率で形になっていく
駅舎平面図を読み取って横方向の距離は簡単に割り出す事が出来ますが、
縦方向については図面屋資料が無いので、雑誌や写真集、ネット上で落ちている数々ある写真から
適当な物を見繕っては比率計算を繰り返して縦方向の寸法を割り出していきました。


イメージ 7
ジオラマの再現時期ですが、国鉄的にも駅や連絡線の運用面でも最も充実していた昭和50年から
昭和55年の間で桟橋先にある貨物駅と留置線の先に大きなニッカウヰスキーの看板が有った頃、
つまりは昭和53年を再現する事に決めて資料を読み解いていく事にしました。

この駅正面図も昭和53年という時代設定にして描き始めました。

イメージ 8
線画に戻してハッチングで色を差したらイイ感じなるものですね♪
因みにサッシの窓枠の厚みなどは設計図面なので省略していますが、
窓枠内の棧の数などは実物と併せています。


さて、これから平面図と上面図を仕上げていく事になりますが、図面だけでは分らない
背面部やホームの様子等などの詳細については、北海道新聞の道新写真データーベースで
有料頒布している各種画像データを取り寄せて判別していこうと思います。

勿論、お金の掛かる事ですが、2次元で残すよりも3次元で函館駅周辺を残していく事が
今後の函館市民への生きた教育資料になると思いますし、この先ジオラマを進呈する予定の
記念館・摩周丸の見学者にも良い展示資料になると思いますので
頑張って製作に励みたいと思います。

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先月から鋭意進めているジオラマ製作ですが、ベースとなるジオラマ本体は
9割の完成度の見ることが出来、今はジオラマに添える小物作りがメインです。

イメージ 1
さて今日紹介するのは、ジオラマ上に敷設した線路に載せる蒸気機関車です。

今回作ったのは縮尺が1/700の蒸気機関車、C11型とB6型です。
いずれも戦前戦後と日本で大活躍した蒸気機関車ですし、C11型に至っては
SL函館大沼号として今日も元気に本線上を走ってますね♪

イメージ 2
まず最初に手掛けたのが、C11型

ネット上のwikiや個人サイトでの資料を手掛かりとして諸元から寸法を割り出し
簡単ではありますが、模型製作用のCAD図面を引いてからの製作になり、
これはB6型でも共通の仕様になってます。

イメージ 3
これまで現物合わせ的な製作方法を執ってきたのですが、作業効率に悪いことや
精度が上がらないことを理由にCAD図面を起こしてから作業を始めたところ、
実にスムーズに作業が進むんです。

という事で、それぞれ日は違いましたが、図面を起こして部材寸法を
イメージしながらの作業となりました。

とは言え、図面上では簡単に描かれている各部材の構成ですが、
実際に切ったり削ったりの作業では思いのままに出来る訳もなく
試行錯誤の繰り返しでSL1台を仕上げるのに丸一日を費やし
2台で丸二日・・・

まだまだ自分の技術力が未熟なんだなぁと思いながらの作業でした(^^;


イメージ 4
日を置いて1台だけでは物足りないと感じて更にCADで作図したのがB6型でした。
ご覧の通り人差し指の第一関節にも満たない大きさですが、キャブは開放式になっている上に
コンプレッサーにエアータンクも付いてキチンとB6型の特徴を捉えてるでしょ?(^^;

もうここまで来ると、こだわりとか言う以前の問題でして、とにかく狂ったように
細かく、そしてどれだけ再現できるかに重きを置いて作業を進めてました。

イメージ 5
実際の大きさはと言うと14ミリほどでC11型よりも更に3ミリ小さくなって
作業も真剣をすり減らすような切ったり削ったり付けたりの連続でしたが、
思いのほか楽しみながら出来たのも事実なんです。


それというのも、1/700で蒸気機関車を作ると言う事は、私の抱く夢と願望である
函館港の1/700ジオラマ製作の布石となるからに他なりません!

プラモデルや模型キットがある訳でもなく、全てが手作りに頼らざるを得ないスケールで作る
港湾ジオラマの場合、こうした小物たちの活躍があってこそ全体が引き立ってくると考えます。

その上で、主人公の連絡船を配して全てが完了するジオラマ製作構想ですが、
ちっぽけな蒸気機関車の模型であっても実際に手を動かして作ってみると
夢を現実化できる足掛かりになったと思えるのです。

その夢が叶う日はまだ先になりそうですが、毎日毎晩作業を続けている間も
思いは函館港の連絡船ジオラマの事で満タン状態な駅員でした。

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