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2004年2月28日、私は長崎に居ました。

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そこでは宿泊していたホテルシップ・ビクトリア( 旧大雪丸II )から対岸の三菱長崎造船所で整備中の総トン数は約113、000トンで日本造船史上最大の客船とされるダイヤモンドプリンセスを見ていました。

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その夜、ダイヤモンドプリンセスのクルーもホテルシップビクトリアへ遊びに来ていて一緒に飲んだことが私にとって良い思い出でになっています。

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明けて2月29日、竣工という事でエンジンにも火が入りファンネルからもスモークが上がっています。


 あれから8年・・・

ダイヤモンドプリンセスが、5月8日に北京、香港を経由して室蘭・崎守埠頭に来港しました。


実は、この船にクルーズで乗船されている方が私の父親が留学時代にお世話になった米国人だそうで、初来日という事も有りお客人のエスコートをする父親の補佐として車の運転などをする為に同行したのでした。

その為、撮影の機会が制限されてしまい入港や出港は撮れませんでしたが、停泊中の船影は撮れたので8年ぶりの再会と言う事で本日のエントリーに加えてみようと思った次第です。


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函館から道央道を経て崎守埠頭に来ましたが、遠くからもよく分かる大きな船体に圧倒されっぱなし!


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とにかくデカイ! との一言に尽きるのですが、背景に写る白鳥大橋も小さく見えるほどでした。


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その大きくて長い船体は、28ミリのレンズでも収まりきらず、辛うじて船首部分を撮ってみたのですが、制限区域のブロックよりも飛び出しているところからも分かるように、本船が超巨大かが分かる筈です。


8年ぶりにダイヤモンドプリンセスと再会を果たした訳ですが、建造当時は対岸から見ていたので実際の巨大さを実感できなかっただけに今日見た船体は比べものにならない位の大きさでした。

と言う事で、たった半日ではありましたが、室蘭市内に加え測量山に地球岬、洞爺湖や昭和新山に有珠山と定番を巡り
お客人も大満足して船へと戻り、次の寄港地であるアラスカ・アンカレッジへと向かう頃には既に道央道に乗って函館を目指して帰途に就いていた私の父親と駅員でした。
台風15号に伴う函館港での青函連絡船遭難沈没など災禍が起こった昭和29年9月26日
函館市民だったら忘れもしない日と思っていました。

しかし・・・

今日は、あの日とは違って快晴という天気

「函館どつく」では、コンスタントに受注と量産を繰り返している
スーパーハンディー32形バラ積み貨物船の進水式がありました。

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これから進水式という会場の先に見える巨大な船体

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今回は場所を変えて船尾側で渦を巻きながら進水する船体を撮影

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海上に進水するとブレーキをかけてタグに曳航されるSH32型

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日が傾き始めた頃にドック内の岸壁に横付け完了

進水式と言えば6月に同じSH32型の進水式を見た事をエントリーとして載せましたが
それから3ヶ月で同じ型の船を作るスピードと能力を函館どつくが持っている訳で
港街「はこだて」を思い浮かべる中で造船業も函館の誇るべき部分だと思います。

そう思いながらも台風で沈んだ乗組員や乗客の事も偲びつつ
台風忌だった今日9月26日をハレの日として過ごした駅員でした。
引き続き、6月22日に挙行された函館どつく第842番船であるバラ積み貨物船の
スーパーハンディー32形グローバルピース号の進水式の様子をお伝えします。

前エントリーでは支綱切断の直前までお伝えしましたが、いよいよ進水式の華!支綱切断の時が来ます。

支綱を断ち切る銀色の斧を持つのは古くから女性という習わしらしく今回も船主ご令室が斧を振るうことに。

そして、工場長の号令と共に斧で支綱が着られると軍艦マーチが流れサイレンが鳴り渡り、
船が船台を滑り降りていく様子をお伝えしていくことに致しましょう。

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支綱はくす玉と見えているシャンパンの瓶に繋がっていて
斧によって断ち切られると、くす玉が割れシャンパン瓶が船体にぶつかります。

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支綱が切断されてシャンパンの瓶が砕け散る劇的な瞬間をフラッシュで撮ると・・・

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勇壮に軍艦マーチが流れ、けたたましくサイレンが鳴る中、巨大な船隊が滑り出す

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速度を上げて滑り出すとくす玉が割れて中から五色のテープと鳩が飛び出てくる

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更に青色のテープがなびいて、あっと言う間に船尾から海面へ進水

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海上でブレーキを掛けてタグボートによって位置を修正されるスーパーハンディー32

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進水台に載っていた盤木、楔形の矢が散乱する中、次の新造船を載せる準備を早くも始める作業員

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滑走する鉄球が納められた保距具が並ぶ進水台と中央にはキール盤木

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午後になって函館湾内の観光クルーズ船・ブルームーン号に乗って
早速、沖合から今日の進水式の余韻が残るドックの第1船台を捉える

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第3岸壁に横付けされた新船は装飾やくす玉などが外され艤装工事への準備万端


2回に分けて進水式の模様をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

函館と関わりを持ち始めて随分と経ちますが、これまで有ることは知っていても実際に見ることは初めてでした。
それだけに感動的で思い出に残る時間となりましたし、多くの方にも同じ感動を味わって欲しいと思います。

何よりも人の手によって作られて人々の祝福の中を進みながら船が誕生する進水式が
人のお産に例えられることがよく分かりましたし、荘厳な雰囲気の中、至福の時と
感動を味わえる函館どつくの進水式をまた見てみたいと思うのでした。
函館どつくが誇るベストセラー木材兼バラ積み貨物船であるSUPER HANDY 32(32000トン)の
命名式と進水式が6月22日の午前10時30分から盛大に挙行されました。

この進水式は一般公開もされているのは知っていましたが、式典に参加するのはこれが初めてです。
そこで式の一部始終を見て取って楽しんできた駅員によるレポートを今回のエントリーとします。

その前に掻い摘んで今回進水する船の紹介と函館ドックの進水式について説明しましょう。

スーパーハンディー32シリーズの貨物船は、長さ167メートル、幅29メートル、
速力14ノット、載貨重量3万2千トンという浅底で小回りの利くサイズを活かして
世界各国のどんな港にも出入りが可能な多用途貨物船で平成16年から製造された、
まさに函館ドックの屋台骨となるベストセラー船です。

さて、函館どつくで行なわれる進水式は、傾斜のついた進水台の上に敷かれた鉄球によって
船体が水中に滑り込んで浮かぶ方式を採用していて、滑走(ボール)式進水式と呼ばれる
昭和22年に三菱重工業・旧横浜造船所が開発、実用化した画期的な進水方法です。

これは他で採用されているヘット(獣脂)式滑走進水と比べて繰返し使えることや
要員配置の面で優れた方法だそうで全国各地の造船所で行なわれてきましたが、
最近は船体工事が完了した時点でドックに注水して浮上引き出すドック進水が主流になり
国内で滑走式進水式が見られる造船所は限られているという事です。
※ヘット式:鉄球の代わりに牛脂(ヘット)を塗った進水台を滑走する進水方式

そんな滑走式進水式の様子を時系列でお伝えします。


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普段は立ち入れない造船所の中に入り進水式の会場に向かうと
見えてきたのは今日の主役32000トンのバラ積み貨物船でした。

面白いことに既に組み上げられた次期新造貨物船の船体ブロック上に式典用個室を設けているんですね。

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いつも対岸の埠頭や摩周丸から見ていると大きさを感じさせない貨物船も
目の前に近付くと大きさに圧倒されます。

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造船所員がそれぞれ持ち場に散開して進水式のスタート

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この日、支綱切断の斧を振るう船主ご令室に花束贈呈

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命名式により第842番船は晴れてグローバル・ピースと命名されて船名覆いが外されました。

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工場長によって進水作業開始の号令
船底左右の留め具などが号令によって取り外されていきます。

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進水台は三層構造で、固定台と滑り台の上に圧力吸引用軟材が有って
滑り台に載った巨大な船体が鉄球の転がりによって水面へ滑走していくそうです。

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進水作業の進捗に合わせて各部の状況を旗で工場長に伝達

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いよいよ船を支えるトリッガーを外す支綱切断の準備完了
これが最も緊張する時間でもあり胸が高鳴る瞬間

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進水直前のスーパーハンディー32形グローバルピース号


と言う事でエントリー毎の容量の関係で進水してからの様子は次に続きます。

2月も終わりですね

2月も終わりに差し掛かり函館は良い天気が続いています。

私は相変わらず普段は部屋に缶詰の状態で写真を撮りに出掛ける事は少ないですが
たまに出掛けると思わずレンズを向けたくなる被写体に出くわすのでカメラは必携!

この日は魚市場前の岸壁に余り来ることの無いタグが接岸していました。
しかも具合良く摩周丸を背景に置くことが出来るアングル♪

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道産子で函館っ子のタグボート 東栄丸
スタイルなどから、この東栄丸が今、私のお気に入り♪

その先、摩周丸まで行くと休館にして船体修繕中でした。
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訊けば造船会社の函東工業が施工修繕しているとのこと。
前回のドック入りから腐食が進んだ外板の貼替えや補強など
今回の補修工事では目に見えない部分が直されるそうです。

そういえばコイツもすっかり港の主になってしまいましたね
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電纜船のヘイムダルは一向に錨を上げる様子がありません・・・


そんな訳で、雪深い月初から一気に雪解けが始まってあっと言う間に2月も終わり
ここ函館も春に向かって港も街中も活気づいてくると良いなと思う駅員です。

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