|
1月11日、能楽の魅力探訪「新春わかくさ能」が開催されました。
場所は奈良県新公会堂から名前が変わった奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜です。
第1部は能楽入門講座と体験講座が行われました。
観世流シテ方山中雅志師 大倉流小鼓方荒木建作師 観世流大鼓方森山泰幸師による
上演される演目の解説と「高砂」を参加者一同で謡の体験を行いました。
小鼓・大鼓の体験では行列が出来るほどの人気で、
威勢のよい声が会場に響きました。
第2部
一調 「笠之段(かさのだん)」
今井清隆 荒木賀光
一調 「八島(やしま)」
宇高通成 大村滋二
狂言 「佐渡狐(さどきつね)」
茂山あきら 松本薫 丸石やすし
第2部
金剛流能 「内外詣(うちともうで)」
平成28年1月11日
奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜(旧名:奈良県新公会堂)
能楽ホール
<奈良県奈良市>
※特別の許可を得て撮影しております |
能:奈良わかくさ能
[ リスト | 詳細 ]
|
1月10日、奈良県新公会堂において「新春わかくさ能」が開催されました。
第1部は能楽入門講座。
広い会場は立ち見が出るほどの人気でした。
今回は大鼓・小鼓の叩き方などの体験が行われ、
参加者も声を出して一生懸命叩いていました。
第2部
金春流仕舞 「岩船(いわふね)」
長谷 猪一郎
金春流仕舞 「草紙洗小町(そうしあらいこまち)」
佐藤 俊之
金春流舞囃子 「敦盛(あつもり)」
金春 穂高
大藏流狂言 「伯母ヶ酒(おばがさけ)」
茂山 千三郎 ・ 茂山 千五郎
金春流能 「船弁慶(ふねべんけい)」
櫻間 右陣
兄頼朝との不和により、都落ちして大物の浦に着いた義経。
それまで伴ってきた静御前を都に帰すことにする。
静は名残りの舞を舞い、泣く泣く別れをつげる。
西国に向かい船出すると天候は一変。
海上に平家の一門の亡霊が浮かび、中でも平知盛の亡霊が襲い掛かる。
義経は刀を抜いて亡霊と切り結ぶ。
弁慶の必死の祈りにやがて亡霊は消え失せる。
平成27年1月10日
奈良県新公会堂 能楽ホール
<奈良県奈良市>
※特別の許可を得て撮影しております |
|
1月13日、奈良県新公会堂において「新春わかくさ能」が開催されました。
第1部は能楽入門講座。
能のファンの方々で広い会場は埋まり、熱気に包まれました。
能面を付けると大きく視野が狭まり、ほとんど片目でしか見えないそうです。
距離感も平衡感覚も狂う中で演じるそうです。
体験された方は「全然見えなくて怖い」と感想を述べていました。
第二部
仕舞 「難波(なにわ)」
井上裕久 仕舞 「采女キリ(うねめ)」
塩谷 恵
狂言 「鬼瓦」
茂山あきら・茂山童司
観世流能 「融(とおる)」
観世 清和
京都の六条河原の院の旧跡を訪れた旅の僧に、汐汲みの老人が現れる。
海辺でもないのに汐汲みとは、と不審がる僧に、
老人はその昔左大臣の「源融(みなもとのとおる)」が陸奥塩竃の海を模し、
難波から毎日海水を運ばせ塩を焼かせて楽しんでいたと語ったが、
今は途絶え、荒れ果てた様を嘆き悲しむ。
僧は都の山々の名所を教えて欲しいと問い、
老人はその説明をするが、興じているうちに汐汲みを忘れたと言い、消える。
僧の前に融大臣の霊が現れ、月光の中に華やかな遊舞を尽くすが、
やがて夜明けとともに、月の都に帰っていく。
平成26年1月13日
奈良県新公会堂 能楽ホール
<奈良県奈良市>
※特別の許可を得て撮影しております |
|
金剛流能 「舎利(しゃり)」
金剛 龍謹 金剛 永謹
寺宝の舎利を奪った男は、昔の執心残す足疾鬼。
舎利を取り戻してもらおうと「南無韋駄天」と祈ると「遁すまじ」と韋駄天が現れる。
ともに足の速い足疾鬼と韋駄天、天上界・下界と飛び上がり飛び下がり
追いつ追われつ激しい争いの末、「出だせや、出だせ」と責められて、
足疾鬼は「泣く泣く舎利を」と差し上げて逃げていく。
足疾鬼が舎利を奪って天井を蹴破るシーンと、
激しく動きまわる二人のシテが見どころ。
平成25年1月14日
奈良県新公会堂能舞台
<奈良県奈良市>
※特別の許可を得て撮影しております。
NPO法人 奈良能
http://narano.exblog.jp/ 写真工房sea-chigasaki
松村 康史
|
|
1月14日、奈良県新公会堂において、
「新春わかくさ能」が開催されました。
関東は大雪でしたが、奈良市内は雨。
しかし若草山はうっすらと雪化粧していました。
この若草山(三笠山)の雪は
「奈良(南都)八景」に数えられています。
私も毎年この時期にここを訪れますが、
冠雪は初めて見ました。
第一部はNPO法人奈良能の石原昌和理事長、観世流シテ方山中雅志氏、
観世流シテ方井戸亮祐氏による能楽入門講座が行われました。
会場はかなり広いにもかかわらず、満員の大盛況!
立ち見も多く出ました。
講座は無料というのも魅力です。
面の体験は大人気!
面を付けるとほとんど視野がなく、
いかに舞うのが難しいか、分かっていただけると思います。
エントランスでは「舎利」にちなんだ面や装束が展示され、
特に鬼面が多く展示されていました。
第二部は、
観世流シテ方、種田道一氏による演目解説からスタート。
金剛流仕舞 「雲林院クセ」 今井清隆
金剛流仕舞 「春日龍神」 宇高通成
大蔵流狂言 「文荷(ふみにない)」 茂山あきら、茂山童司
主人に恋文を届けよと言いつけられた太郎冠者と次郎冠者。
文をどちらが持つかと争うよりはと竹に通して担いでいくが、
重くて仕方がない。
道に座って休むうちに文の中身を読みだした。
この文にある詞章では重いはずと笑い楽しむうちに、
文を取り合い破いてしまう。
さて、どうしたものか。
金剛流能 「舎利(しゃり)」 は、
次回(たぶん今週末)に紹介いたします。
平成25年1月14日
奈良県新公会堂能舞台 <奈良県奈良市> ※特別の許可を得て撮影しております NPO法人 奈良能 http://narano.exblog.jp/ |



