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今、北海道ではニジマスが条例により、特定外来生物に指定され、駆除対象になりそうである。 (2/7までパブリックコメントを集めている) http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/gairai-kihonhoushin.htm 北海道のニジマスと言うと、放流だけでなく、自然繁殖をしているばかりか、地域によっては降海し、スティールヘッドとなり遡上していることまで確認されている。 当然、多くの釣り人がニジマスを対象魚の一つとして釣りを楽しんでいる。 確かに、釣り人は極々一握りであって、ニジマスが生息していることによってその恩恵を受けている人は少ないだろう。 そうであれば、生態系を守ることの方が大切かもしれない。 しかし、北海道のニジマスすべてを駆除するためには、どれだけの月日と、どれだけの費用がかかるのだろうか? この部分を北海道は試算しているのだろうか? 駆除するための費用は、補助金として税金から捻出されるだろう。 この原資はどこにあるのだろうか? もちろん道民の税金から補われるのだろうが、北海道は地方交付税交付金を受け取っている。 地方交付税交付金は東京都以外の道府県はすべて受け取っている。 つまり、東京都以外の自治体は赤字財政なのである。 地方交付税交付金は使い切らないと、その翌年度は少なくされてしまう。 ご存知のように年度末に意味もない道路工事が繰り返されてきたのはこのためだ。 これらのことを考えると、特定外来生物に指定し駆除をするということは、地方の予算計上のいち方法に過ぎないのではないだろうかと、感じてしまう。 東京都は都知事選真っ盛りである。 ここ数回、都知事に当選した人は、みな地方交付税交付金の増額に反対されていた方ばかりだ。 それはそうだろう、自分たちの税金をなぜ他の自治体にあげなければならない? いい意味も悪い意味も含めて、これが東京都民の本音だと思っている。 事実、地方交付税交付金の分配を多くしようとした地方出身の東国原氏は落選したのだから。 地方自治体は中央から分配されるお金をあてにするのではなく、もっと自分たちでお金を稼ごうと考えなければならないのではないだろうか? 地方と中央の格差が広がっていく原因の一つに、私はこの地方交付税交付金があると思っている。 そう、地方自治体はもっと頭を使わなければいけないのだ。これではいつまでたっても地方経済は再生できない。 いい例に動物園があるではないか。多くの動物園は自治体の運営で、今まではただ動物を飼育しているだけだった。 しかし、最近の動物園はどうだろうか。展示の仕方やイベントなどを工夫し、集客力を強め、黒字に転換しているところもあるではないか。 ニジマスを駆除対象にするのではなく、この資源をうまく使い、税金を使う対象ではなく、税金を生み出す対象とすることはできないのだろうか? 観光立国日本と銘打ち、政府は外国からの観光客を呼び込もうとしている。 実際、外国からの観光客が増えているというニュースは皆さんもご存じだろう。 しかし、外国からの観光客が訪れた地はほとんどが東京なのである。 アメリカではスティールヘッドが遡上する季節には、長期休暇を取るフライマンも珍しくない。 そんな環境が日本にもあるわけだ。 それに琵琶湖のバス。ここで世界タイ記録のバスが釣られたことは、みなさんもご存知だろう。 ならば、それをもっとピーアールし、外国からの釣り人を呼ぶことも十分可能ではないだろうか。 アメリカやヨーロッパで海外遠征をするような釣り人は、とんでもないお金持ちが多い。特にヨーロッパは。 彼らは、1週間や2週間、平気で滞在することになるだろう。 言い方は悪いかもしれないが、あえて言うなら、この方法は、礼儀正しい、質の良い外国人観光客を呼ぶことができる一つの方法だろう。 駆除、駆除ではなく、すでに融和しているものは、うまく利用した方が良いのではないだろうか? そう考えるのが日本人ではなかっただろうか? 在来種が駆逐されると心配される方も多いだろう。まぁ、これが建前なのだから、短絡的に考える方たちはそう言うだろう。 しかし共存する方法だって十分にある。もっと魚族だけでなく、自然に優しい方法で開発できるはずであるし、すでに開発された場所を在来種が生息しやすい場所へ変えることだってできる。 税金は本来こういう部分に使われるのではないだろうか? 確かに、これらの方法は難しいかもしれない。 しかし、地方自治体のみなさん、私たちの税金で生活しているのであれば、もう少し頭を使って、額に汗してもらいたいものである。 当店では、ニジマスの指定外来種選定に反対する請願書として、署名活動を行っています。 ご協力いただける方は、店頭に用紙を置いていますので、ご署名お願い申し上げます。 当店での受付期間は2/29までとさせていただきます。 対岸の火事ではありませんよ! |
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外来種を「悪者」にしておかなきゃいけない
理不尽な理由があるんでしょうね。
一番安易に思いつくのは、「入場(入水?)料」を取って
釣りをさせるってのが良さそうなんですけどねぇ。
一度 市議会議員に話をした事がありますが「難しいで
しょうね」で終わり、水辺で学ぶ事は多いはずと
訴えても面倒くさそうに端から聞きはしない。
「魚釣り」が良い意味で、精神面に与える影響は大きいと
思うんだけどな。
2014/2/6(木) 午前 10:04 [ ヨソジトッパー ]
ヨソジさん>コメントありがとうございます。
琵琶湖のバスは魔女狩り的な意味合いが強いと思います。他の自治体の害魚論は、予算確保のための方法とされててると思います。
議員は自治体側の立場の方が多いので、私たちの訴えは黙殺でしょう。これが現実ではないでしょうか…
2014/2/6(木) 午後 7:28 [ SEA BOON ]
難しい問題ですね
これって外来魚だけの問題ではなく
山女や岩魚でも問題になってます
その地方個体種が放流によって減ったりします
メダカやタナゴもそうですしね
ただ放された魚たちには
罪は無いので可愛そうですね(^^;
2014/2/22(土) 午後 4:40 [ よういち ]
よういちさん>コメントありがとうございます。
そうですね。外来種以上に在来種の地方固有体に対し、他の地方からの移植は大きな問題だと思います。外来種は本気になれば駆除可能かもしれませんが、同種間の遺伝子汚染は取り除くことは不可能ですからね。
2014/2/25(火) 午前 0:37 [ SEA BOON ]
まさに魔魚狩りですね。そちらの せいにすれば..あちらさんも都合よいんでしょうね..。栗川さん 出馬してください!
ちなみに 私事ですが また新たにブログ開設しました。よろしくお願いいたします!
2014/3/21(金) 午前 11:50 [ ミッチ ]