|
ロランス魚探で理想のチャートを表示させるには相変わらずとても苦労しますね
やはり今後はAT5形式を使った表示方法が主流になりつつあるようだけど、ShapeファイルからAT5ファイルを作る作業をしている人の絶対数がかなり少ないようで、ネットで検索しても未だにしっかりした情報をつかめない状況です。(ネットには上げず皆さんそれぞれ上手くやっているのでしょうかね)
なので、自分に対する備忘記録と情報交換のきっかけになればいいなと思い自分の作業も記しておこう。記事にするの大変だけど。
ロランス魚探のチャートの表示には色々な方法が有り過ぎて、一つ一つにしっかり説明書があるわけでなく途方に暮れている時期がありましたが、ブログ「萩の月」さんに色々とお世話になりようやく自分も作業が進展してきました。
必要なもの
①海底地形図ファイル(Shape形式のもの)
②陸地の地形データ( 〃 )
国土数値情報 にて無料でダウンロードできます。
海底地形図の範囲で 海岸線、行政区域、河川、池沼 のデータを利用するのがいいと思います。
③Insight Map creator
以前はロランスのInsight Store で無料で購入できましたが、最近見に行ったらURLが変わったのか扱っていないのか見当たらなくなりました。(検索すると別のサイトで無料で落とせそうです)
では、具体的な作業はこんな具合です^^
①海底地形図ファイル
最初にトライしたのが「テラ社の海底地形ファイル」ボトムハウスで購入。
内容は拡張子が
shp、shx、dbf でそれぞれの拡張子に4つのファイルがありますが、自分が必要なのはもちろん「shp」
depcntL は等深線
IndrgnP 陸の地名
seaareP 海上の地名
M_COVRA 海のファイル
「テラ社の海底地形ファイル」は等深線以外に陸の名称と海の根等のポイントの名称が入っているわけです。
変換して魚探に入れたところその内容は充分満足いくものでしたが、エリアごとのファイルになり「東京湾セット」は相模湾エリアの全てをカバーしていないので徐々に買い足して変換作業をしないといけなくて全部を購入すると「日本水路協会の関東南部版」よりも高くついてしまうので地形図を完成させたい欲求から改めて
「日本水路協会の海底地形デジタルデータ(Shape版)を購入。釣りバカです。
等深線の座標は「東京湾セット」と違和感なかったので同じだと思います。
しかし、開いてみると
海岸線、低潮線、等深線の3つのファイルがありました。
海岸線ファイルですが国土数値情報の地図の方がよっぽど精緻でしたし、陸地の色分けに苦労しそうなので必要なしと判断、低潮線は多分潮位が下がった時の陸との境目を記しているのだろうと思うのでこれまた必要なしと判断。
つまり、「関東南部版」には陸の名称や海のポイントの座標は入っていないと判明しました。(お気を付けを)
②Insight Map creator
①で素となるshape形式のデータをいよいよshapeファイルからAT5ファイルへの変換をするわけですがそれをやってくれるのがこのIMC。
開いたとこ
基本的にこの画面で「Add Files」を押して①のshapeファイルを選択し「Browse」で保存先を指定。
「Build」を押すとshapeファイルをAT5に変換してくれます。
ここで、ポンポンshapeファイルを変換してそのままロランス魚探に表示出来ればいいのですが、このIMCは別にロランス専用に作られたソフトではないぜって絡みか、ロランスに表示させるために細かな「属性」の設定をする必要があります。
View→ Processing Modes → Attribute(属性) Mode Window と進む
Add New Conversion Rule
を押すと属性の設定条件の項目が追加されます。
いきなり完成形で済みません
ロランス魚探で等深線を表示させるための属性設定は上記のようになります。これは付属の英語のマニュアルはありますが、独力では解明不可能で「萩の月」さんのブログでお世話になりました。
この属性の設定も「萩の月」さんに準拠しています。
これはテラ社の海底地形ファイルの時の「等深線」のための属性設定ですが、一つあまりにも曲者なのが「VALDCO」です。
実はShapeファイル自体にも属性があり、このVALDCOの中に水深のデータが入っているようです。
QGISで確認してみると
このVALDCOの属性を上手くIMCの属性に反映させることが出来ると等深線に水深の数値が表示されるようになります。
テラ社の方は完璧に上手く行くのですが、では関東南部版の方はどうかというと
同じようにQGISで確認
属性テーブルを開くと
なんと、属性が日本語で振ってあります。となるとIMCではどう表現すればよいか悩みます。
どうも水深っぽい数値は「鉛直値」のようなので
VALUE NUMBER には「鉛直値」で属性を割り当ててやってみる
ここで出来上るのは属性付きのshapeファイルなので
これを改めて最初の vector mode window に戻りAT5ファイルに変換すると
等深線の表示はバッチリ上手く行きました!
しかし、水深表示は表示されず。これはちょっと困った感じ。
黄色い海岸線は国土数値情報、地名はテラ社の東京湾セット、等深線は関東南部版の超ハイブリット海図になります(笑)
色々なソースから地図を表現できるのが、マジで大変ですがロランスの強みでしょう。
しかしまだ理想の地図とは言えません。
冒頭説明したテラ社のファイルには M_COVRA という海の部分のファイルがあり、これをIMCで水色に属性を振って表示させると海の部分は青くなります。しかし関東南部版にはこの海のファイルが存在しないため、東京湾セットの範囲を超える部分についてはロランスの下地の色である黄土色が出てしまうのが美しくないっすね〜
QGISを使って海のファイルの座標を広げることも出来るかもしれないようですが、まだ時間がなくて手を広げていません。
つづく (笑)
|

- >
- コンピュータとインターネット
- >
- コンピュータ
- >
- パソコン




