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徳島市にある大坪地区、現在の文化の森の横を流れる園瀬川にある堰の辺りの堤防上に、「いっぽん松」があった。
松の大木の根っこには、小さな祠にお地蔵さんが祀られていた。 なんでもその松には、旅をする狸が一夜の宿にすると伝え聞いた。 嘘か本当かは定かではないが、伝説自体狸の話だから、それはそれで良い。 夕暮れ近くまで園瀬川で遊んで帰る時、ふと「いっぽん松」に目をやると、何ともいいようのない寂しさが木の辺りに宿っていて、まんざら嘘でも無さそうだった。 あの頃から半世紀の時が過ぎ、かつてのヤンチャな少年も、初老の人となる。 かつてUターンして帰省して暮らしていた頃、たまに同級生を見かけることがあったが、何故かみんな一様に自分より老けていたことを思い出す。 都会で暮らしていると、電車などの公共交通機関を使って、通勤に明け暮れるからなのか、少しは身繕いしたりしてオシャレにも気遣うのだか、地方ではほとんどマイカー通勤になるためか、そこそこと云うより全く気遣う必要がない。 人の目を気にするかどうかが、見た目の若さの差になるのかもしれない。 |

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