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アルファベットの一音一音を覚えられたら、次はフォニックスの要と言ってもよい音の足し算。 音の足し算をやるに当たって、母音と子音を確認する。 母音は、aエァ eエ iイ oオ uア ここでも繰り返し、uはウじゃないよ〜と言っておく。 生徒によっては、aiueo(日本語のアイウエオにあたるもの)が母音と教えてもよい。 aの発音を表わすのはこれ ≪音の足し算のルール≫ 子音・母音の順で並んでいたら 子音+母音=1つの音 つまり、 b(ブ)+a(ア)=バ b(ブ)+e(エ)=ベ b(ブ)+i(イ)=ビ b(ブ)+o(オ)=ボ b(ブ)+u(ア)=バ カタカナを使うと、baとbuのバの区別がつかないので、バのわきに例の変な記号を書く場合もあるが、まあ、バと読めればよしということで、発音するときだけ気をつけさせる。 も一つ d(ドゥ)+a(ア)=ダ d(ドゥ)+e(エ)=デ d(ドゥ)+i(イ)=ディ d(ドゥ)+o(オ)=ド d(ドゥ)+u(ア)=ダ ここで、diを「ヂ」と言うやつがいたりするので、そういう時は、 →だんだん「ドゥ」と「イ」の間をつめていく→ 「ドゥ」「イ」 「ドゥ」「イ」 「ドゥ」「イ」 「ドゥ」「イ」 「ディ!」 これが音の足し算で、これを普通に受け入れる子と、「ドゥア」「ドゥエ」にしかできないとか、あるいは絶対に納得いかないから受けれない、などのやつがいる。わかる子はこれで一通り子音+母音がわかる。わからない子や受け入れない子などは、ひたすら練習するしかない。 気をつけるのはcやgで、2通りの発音があるのでしばらく触れないでいる。または、ホームページのでも書いたとおり最初から両方やるという手もある。 ちなみにcとgの読み方は、後ろにe,i,yが来るときはc「ス」g「ジ」となり、それ以外はc「ク」g「グ」と読む。 cent「セ」ント city「スィ」ティ cycle「サイ」クル gem「ジェ」ム giraffe「ジ」ラーフ gym「ジ」ム ただしget,girl,give,giftは例外 (こっちが例外なんですねえ〜、私も驚きました) あとは、音の足し算を全てのアルファベットについてできるようになるまで何度か小テストなどを繰り返す。 音の足し算がだいたいわかるようになったら、全く知らないような英単語をポンと見せて、「読めるから読んでごらん」と言って読ませてみる。いきなりsubjectとか見せても、su(サ) b(ブ) je(ジェ) c(ク) t(トゥ)「サブジェクト?」と最初は自信なさげに言うので、「おお!その通りだよ!知らないのに読めたろ?すごいだろ?」と驚いてあげると「もっと他の単語でやらせて!」とどんどん練習を求めてくる。 つづりをどこで区切るかわからないようなら、最初の方は子音と母音を赤と青とか違う色で書いて、赤青が並んでいるところをしかくで囲んでまとまりを作らせ、他はその文字だけの音で読ませれば少しずつできてくる。 umbrellaのように、同じ子音が並んでいるときは一つと思って読む、と教えてやる。 以上が音の足し算。当り前のような気もするので、フォニックスをやり出す前は、これを大げさに教えなくてもいいのでは?とも思っていたが、意外に生徒の方がくいついてくるし、さらに大きな効果があるので、一生懸命やっている。 大きな効果とは発音問題。例えばlakeの単語のaだけに下線が引いてある場合に、その下線の発音を「イ」だと言う子が結構多い。それは、単語の発音が「レイク」なので、lが「レ」で、aが「イ」だという考えからだ。でも、フォニックスをやっている子は、lは「ル」の音だと知っているので、「ル」に何を足せば「レイ」になるか考えて、「エイ」と足し算すれば「レイ」になるとわかるのだ。これがわかるかどうかの違いは大きい。高校でも役立つ。 というわけで、長くなりましたが、今日は音の足し算をお送りしました。 See you next time! Bye bye everyone! タララ ラ〜〜〜ラ〜〜〜ラ〜〜〜ラ〜〜〜 ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜 ラ〜ラララ♪ わかるかな〜?昔やってた「基礎英語」のエンディングでした。私が中学の頃だから、1985年ぐらいです。 今日は中1の保護者会でそれも疲れたし、塾長にいろいろ注意を受けて少しダウン気味。きつい口調で言われたり、自分が一生懸命考えて実行したことを否定されたりで、「くそー!」という気分。しかしながら、自分たちには気付かないものに気付く目を持っているこの塾長のおかげで御飯が食べられると思うと、自分の未熟さがまた悔しくなる。 もっともっと「できる」人間になりたいが、日々仕事が片付かず、皆を上手にまとめられず、ちっときつい。けど、きっと、このトンネルをいつか越えた時に、気がつくと器の大きくなった自分がいると信じて、がんばるぞ!
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スペルってなに?つづりってなに?っていう質問が来ました(T_T)それにしてもどんな参考書を見るよりもためになります。ありがとうございます。
2007/5/13(日) 午前 10:55
「当たり前のような気もするので…」そうですね、私もそう思っていました。自分は誰に習ったわけでもなく何時の間にか身についていたことだし。でも違うのですね。こうやって体系的に教えることは大切ですね。とてもとても参考になりました。利用させていただきます。有難うございました(ホーパー)
2007/5/13(日) 午前 11:59
ペガサスさん>そう言っていただけると、調子に乗ります。単語のつづり、とか普通に使っちゃいますけどねえ。
2007/5/14(月) 午前 10:55
てぃーちさん>どんどんご利用ください。As you wish.(仰せのままに、ホーパー)。昔の人はそういうルールを自分で考える力があったのか?そういう習慣が社会全体にあったのか?じゃあ今の子にそういう力をつけるにはどうすればいいのか?考えていかないといけませんねえ。
2007/5/14(月) 午前 10:58
なんか、本屋さんで、いいとこだけ立ち読みした気分です。以前は、発音記号とその発音を、しっかり学校で学んだんだけれど、今、それを、学校で教え込むのは難しいんでしょうかねぇ。塾長さんのお叱りを、プラスに受け止めるパットさん、えらい。
2007/5/14(月) 午後 0:17
夜ティーさん>いいとこ立ち読み、って言葉は何よりのほめ言葉です。プラスに受け取らないとやってられないもので、、、でも土曜日の夜はムシャクシャしてました。寝たら怒りを忘れる良い性格なのでもうオッケーです。
2007/5/14(月) 午後 4:13