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最近の子供たちに欠けていると感じるものとして次の2つが挙げられる。
一つは、自分で考えて答えにたどり着こうと努めず、すぐに誰かに聞こうとすること。もう一つは、他人の考えを推し量る想像力。
これは一つには、携帯電話の普及の影響してるんじゃないかと思う。
昔は携帯電話がなかったから、友達と待ち合わせをしてもそいつが来ないで1時間以上待つこともあったし、友達とか彼女のことで何か気になることがあっても真夜中に電話をかけるわけにもいかず、次に会うまで実に様々なことを考えて過ごしたりした。(こんな風に思ってるんじゃないか、自分の言葉をこんな風に誤解してるんじゃないか、など)
そういうことから相手のことを想像したり、特に何もせず過ごしている間に、考えるともなしに何かを考えたり、ということを知らず知らず訓練していたのかもしれない。
でも今は、携帯があるから、疑問に感じたらすぐにメールして確認すればいいし、待ち合わせに相手がこなくても、悶々と待つこともなく、すぐ連絡して相手の状況を知ってすっきりすることもできる。
そういうことで今の子供たちっていうのは、疑問はすぐに解決できるものだ、という認識を持っており、また、何もせず過ごす時間がなく、暇になればすぐに携帯を出して、メールしたり、ネットで何か見たり、音楽を聞いたり、ゲームをしたりできるから、答えが出る前に、ああでもない、こうでもない、と考えることも少ない。
だから携帯がいけない、と言うのも何だか時代にそぐわない考えだ。しかも、自分自身がそういう新技術が大好きなタイプでもある。では、そういう文化的環境にある子供たちが、ものをじっくり考えたり、ひとの気持ちを想像したりする力はどのようにして磨いていくか、を考えていくことだろう。
自分たちだって、それ以前の時代には持たなかった技術に囲まれて成長してきたことによって、それ以前の人々が普通に日々の生活で訓練していた能力が弱かったりするはずだから、それを考えることはヒントになるかもしれない。
そんな具体例ってあるかいな???
宿題にしまーす。
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