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円キャリー取引が、今どうなっているのかについて考察したい。
円キャリー取引は主に投資会社が利率の安い日本で資金を借入れ、ドル等の海外通貨に変えて取引する一連の形態を言う。
当時はアメリカの金利は高かったし、多少の為替リスクを抱えても円キャリー取引はお徳であった。しかし、アメリカの金利が下がり、ドルが弱くなる見通しが強いのならそのメリットはなくなる。
このため、円キャリー取引は解消されていると考えられている。
確かに為替リスクが強くなる中で、例えば年間5%程度の為替損がでると推測されるなら、年利2%で調達した資金も7パーセントで調達した資金と変わらなくなり、円に戻す動きが加速するだろうし、この意味では円キャリー取引が解消されているのだろう。
しかし、その円を返却しているとは限らない。2%で調達できる資金というのはものすごく魅力的であり、円の状態で資金を運用し、2%を超える運用成績をだそうとするのがむしろ自然であろう。
こう考えたなら、海外の投機家、投資会社は日本市場から撤退しているため、株式市場が下がっているとは考えにくい。その証拠に日銀のマネタリーベースでの貸し出しはむしろ増加しているし、東証の取引株数もこれだけ下がっている中ではさして落ち込んでいない。
そうすると、その資金はどこに使われているのかというと、売り仕掛けに使われていると見るのが一番素直に思える。制度信用による売りはさして増えてはいないが、証券会社等から借株をして売っているのだとすれば、日本市場の激しい値動きや下落率の高さも納得がいく。
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なるほど!!勉強になりますm(__ __)m
そうしますとsecretaryさんは、この先の中長期の予測はどういう風に見てらっしゃいますか?
2008/1/24(木) 午前 0:48 [ seigi552007 ]
長期的にはやはり減退基調でしょうね。
正直、それも困ったものですが。
2008/1/24(木) 午後 0:46 [ secretary-of-japan ]