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およそ行政ほど難しいものはない。
政治とは最大多数の最大幸福を実現することを目的としたものである。
そして同時に機会の公平性を担保されなければならない。
この2点以外のことは所詮枝葉の部分であって、たとえば民主主義社会であっても社会主義であっても封建社会であっても、はたまたコンピュータによる政治制度であっても構わない。無論、現時点において民主主義社会がもっともこの目標を達する上で適しているが。
中国という国は少し前までは食を得る心配を常時していなければならない事態が起きていた。ここ10年ほど餓死者の数は相当減少し、そういう意味での幸福は多数の人が享受している。ある程度物理的な幸福が満たされ精神的なものを求め始めたとき、そして機会の公平性が守られているかを気にし始めるとしたら中国共産党にとっては難しい選択をしていかないといけなくなるだろう。
ただ、少なくともしばらくは・・・つまり、物理的な満足感が農村部まで行き渡るまで共産党政権を中国国民は支持するだろう。逆に物理的な満足感が農村部まで行き渡るであろうという期待がもてなくなった時でも同じだが。
さて、実は中国のことはどうでも良い。
日本の政治は機会の均等性を担保している意味では世界トップクラスの成績を収めている。格差社会と最近言われるようにはなったが、今後の少子化社会の中で子供に与えられるチャンスはむしろ拡大していくことだろう。
で、あるなら日本の政治レベル=日本の幸福の数(笑顔の数と言い換えても良い)で決まる。
最大幸福実現をするためにはストレスを感じないですむ社会を実現することが必要になる。まずは自らや家族の生命への安心。衣食住と将来の衣食住確保への安心感の提供が第一条件であろう。そして自分が他人から必要とされていることを感じれる環境づくり。つまり働きがいや生きがいの充実、そし労働時間と休憩時間、余暇時間のバランスの取れた時間を提供したなら、まぁ概ねストレスの無い社会といえるだろう。また、中国の場合でもそうなように、将来への期待があればストレスに耐える力が強まる。
さて、日本の社会はどうだろうか?笑顔で溢れているだろうか?
悪化している治安、見知らぬ隣人に囲まれた不安、他人の衣食住に比べて見劣りしている環境への不満、常にトップの社員と比べられて潰される自尊心、あるいはトップであることへの周りからの嫉妬やトップであり続けることのプレッシャー、労働時間と休暇という名の休憩時間しかない日々の暮らし、こうしたことで(あなたや周りの方々は)ストレスを溜めていないだろうか?
政治のむつかしさは、あらゆる政策で万能の政策がないことにある。公共工事の無駄は省かねばならんが、省かれた無駄は業者の財布を直撃する。談合と言い換えても良い。
年金の支給を下げればお年よりは困るが若者は喜ぶ。
日本の外交が上手いと国益を増やすが円が強くなり輸出産業を直撃する。治安にお金をつぎ込めば治安は良くなるが治安に不安を感じていない人々の財布を直撃する。同様に防衛費を増やせば軍事産業は潤い、国の安全保障に不安を感じている人の不安感が改善されるが、そうでない人の財布をいためる(一部の平和主義者の不安も拡大する)。日本の競争力を高めることは決して余暇時間の増加にはならないし、衣食住の充実との相関関係も薄い。
つまりはバランスの問題であるが、つまるところ気持ちの問題だ。いかに国民の方々のストレスを取り除き、自尊心を持てるようにするか、そして希望を持たせることができるかが政治化の手腕といえるだろう。
以下、私見(以下、ぐだぐだです。)
最近笑みを浮かべている人が更に減ったように感じる。営業の笑顔ですら最近見たのはいつだったろうか?という人もいるのではないだろうか?江戸後期から明治初期の日本を外国人の記録で綴った本である「逝きし世の面影」などを読んでいると笑顔の多さに驚かされてしまう。いったい何故この国から笑顔が消えたのだろうか?
少なくとも衣食住は絶対的に恵まれているし、比較的安定していたとはいえ江戸期にも劣る安心感しか現在は無いのだろうか?娯楽があったわけでも余暇時間が多かったわけでもないだろう。
現在社会の笑顔が少ないのは「少し愛想よくすると勘違いしてくる男や女がいて、そんなことへの警戒心から」なのか?「痴漢が多発する中でそんなゆとりがない」のか?「環境ホルモンなどの物質のせい」なのか?あるいは「他人への無関心」なのか?
私は毎日上機嫌で笑みを浮かべて生活したいと思っているし、多分実現している。だから人から悩みが無いように思われるし、幸せそうと言われる。実のところ私にも悩みはある、というより多分他人より悩みごとは多いだろう。しかし、まぁ、人には微笑みかけていたいと思う。
であるとしたら他人へのサービス精神の欠如こそが現在社会の笑顔の少ない原因なのか・・・まぁ、そんな訳でもなかろうが。
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http://blogs.yahoo.co.jp/love0804131/folder/686515.html?m=l
2008/4/14(月) 午前 1:32 [ 11 ]
いや、皆さん笑っていると思いますよ。
テレビを見て…
これが一番の問題だと思います。
2008/4/17(木) 午後 0:11 [ oyunam ]
この記事を読ませてもらって、何か私も何か書きたくなり、
トラックバックしようと書いてみた記事があるのですが、
トラックバックの仕方が上手くでず、
URL貼らせてもらいます。http://blogs.yahoo.co.jp/kentaroushouten/54595301.html
勝手にすみません。
2008/4/17(木) 午後 10:41 [ ケンタ ]
oyunamさま
テレビはよくも悪くもその場の笑いは提供してくれますから、私も爆笑オンエアとかで笑っていることはあります。
笑いの要素には差別的であったり風刺であったりというのがありますし、思想信条でテレビに出れるかが決まってくるような社会になればテレビの笑いすら危ういですね・・・。
2008/4/20(日) 午後 2:54 [ secretary-of-japan ]
kentaroushouten さま
「笑って生きよう。」のお株を奪ったような稿になっていましたね。政治とは本当に難しいですね・・・。
2008/4/20(日) 午後 2:58 [ secretary-of-japan ]
かねてから作っていた作品が完成しました。
「冬虫夏草〜むしけらな日々2〜」
ごらんになっていただけると嬉しいです。
ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3121427
Yahooビデオキャスト
http://videocast.yahoo.co.jp/video/detail/?vid=288230376152139302
Youtube
http://jp.youtube.com/watch?v=xexfDFb3yKk
http://jp.youtube.com/watch?v=p20MO_8EvN4
2008/4/28(月) 午前 1:31 [ oyunam ]
それって政治とは違いませんか?
2014/3/6(木) 午前 1:51 [ みた ]