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私は経営者でもないし、人さまから給与をいただいている身ですから偉そうなことを言えた義理ではないのですが、「アイデア足りてます?」と思う機会が増えている。
「ATM手数料、無料化へ 大手銀も含めたサービス競争が加速」というニュースが流れていた。まぁATMが無料化されるのは大変助かるが、本当にそれが良いのかなとも思う。
ブログなどの反応は概ね歓迎、むしろ今まで手数料を取っていたことを批判するものが多い。曰く「ATMは手間が掛からないのに手数料とは何事か」、「税金を投入してもらって助けてもらったんだからそれくらいの社会還元は当然」といったものである。
なるほど、確かに「ATM」でお金の出入は銀行窓口で預金したり下ろしたりの手間に比べれば格段に手間が掛からないが、ATMに現金を補充するという手間が掛かっているのだし、そういったコストの掛かるサービスを強要する消費者というのは如何なものだろう?
同様に、確かに税金を投入して不良債権処理をさせたが、その貸付金は今回話題になっている銀行については返済が完了している。安価な利息で貸付を受けた企業にそれ相応の見返りを求める心情は分かるが、あまりにも安易にも思える。
さて、タイトルにある「アイデア足りてます?」。
私が思うに最近、画期的なビジネスアイデアが日本からでてきていない。
アイデアをだす人がいないわけではないのだろうが、どうも保守化してしまっているのか、このサービスは面白いなぁというビジネスモデルがあまりない。
以前、新入社員にアイデアを求めて「カメラに電話をつけましょう」というアイデアしかでてこないと上司が嘆く人材派遣会社だかのCMがあったが、あれも悪いのは上司であろう。カメラに携帯電話の機能をつけたら楽しそうではないか、カメラを耳につけて会話したらカッコ悪いからイヤホンは音楽プレーヤーと一体化しよう、マイクはどうしようか、腕時計につけるか、あるいは音楽プレーヤーのイヤホンコードにつけるか・・・とアイデアが浮かんでくるはずだと思う。しかし、ただ上司が話しにならんと切り捨てればアイデアはそっから進んではいかない。
ATMを無料化するのは助かるが、ATMは有料のままだけど、現金のやり取りがないSUICAやEDY、NANACOなどへの銀行口座からのチャージは無料というサービス形態をとる銀行があっても良い。この場合、電子マネーの更なる普及に寄与するという社会貢献ができ、更余分なコストを負担することはない。この負担せずに済んだコストを別の形で利用者に還元すれば良い。(例えば振り込み手数料やプライベートバンク機能の充実など)
周りがやっているから追随という形のサービスでは利用者にはさしたる利益はない。百花繚乱(というより百家争鳴?)のサービスを各社が実施していくと日本の市場はもっと活性化することだろう。ただでさえ日本のマーケットは労働人口の減少と共に縮小傾向にある。こうした中で消費を増やすには様々なアイデアをビジネスモデルとして作り上げることが必要であろう。
もっとも新サービスが続々と生まれると製品サイクルが短くなり、環境によくないという側面もあるのは確かだが・・・。
余談:どうでも良いことだが先日、髪を切りに行ったのだが以前から髪を切ってもらう量に関係なく料金が変わらないシステムが納得いかない。
いや、まぁそんなたいした金額ではないけど、基本料金+前回からの経過日数による従量制にする美容院や散発屋はないのかねぇと思う。(通常料金を下回った場合のみ適用する。)例えば通常6000円なら基本料金2000円+経過日数×100円にする。この場合、40日以内に再度来店すれば安くなるというシステムになる。まぁ髪を切り終わった直後に次回の来店予約を取って、その日に来た場合は割引というシステムを持っている店くらいは日本中探せばあるとは思うが。
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先日このブログを発見して、すっかりfanになり、この前ぜーんぶ読み終わりました、すっかり日課になりました。まだまだ日の浅いfanです。これからも楽しみにしています。
2008/5/26(月) 午後 11:52 [ ゆいか ]
はじめまして
いいブログですね^^
私もブログ開設しました 退屈な日々にリセットです
2008/5/27(火) 午前 8:54 [ あゆむ ]
すごいですね。
私はsecretary of japanのアイデアというか考察力、発想力、ロジカルな視点すごいと思います。いや素晴らしいと思います。
私はATMの手数料はなくなって欲しいと思っていましたが、考え直してみます・・。
余談の話が面白いですね〜(笑)
2008/6/8(日) 午前 1:30
お褒め賜り、恐縮です・・・・。
余談の話は、たまたま隣の理髪店で髪の薄くなられたおじ(い)様が散髪しておられるのを見て、同じ金額を払っておられるのかと思ったのがきっかけでした。
正直、どうでも良いっちゃどうでも良い事柄で、ホントお褒め頂き恐縮です。
2008/6/14(土) 午前 3:06 [ secretary-of-japan ]
アイデアの定義は何ですか?
無から有を生み出せるような天才は歴史を見ても、世界中で100年に一人出るか出ないかくらいです。
工夫は大切ですよ。
でも、それは『アイデア』とは言わないのでは?
仮に『良いアイデア』があったとしても、それを具現化するのが難しいのです。
間違っていたら申し訳ないのですが、きっとあなたはサラリーマンですよね。
経営者は絶対にそういう発想はしません。
アイデアの源泉は単純に『お客様が喜ぶこと』だけです。
そこをスタートとして考えて、損益分岐などを計算しながら進めるのはどこでも同じでしょうが、不確定要素は『人間力』です。
フルコミッションなら、それぞれのアイデアでやれば良いのですが、投資という名のお金を自分で出すということは大きなリスクを抱えるということです。
競合他社がやっていないアイデアを具現化して成功するのは非常に低い確率です。
ビジネスは博打ではありませんからね。
それに『本当にいいアイデア』があるのなら、自分で起業すればいいのです。
違いますか???
2012/7/15(日) 午後 8:22 [ あらいぐま君 ]
あらいぐま君 様
4年も前の文にご記載頂きありがとうございます。
この文章を書いた時に記したアイデアは、アイデアというのもおこがましいサービスの工夫についての記載です。
また、アイデアが企画上通るのが難しいのは十分に承知していますが、せっかく出したアイデアをいきなり潰しておいて「うちの社員はろくな企画も出せない」と嘆いている会社があるとするなら、それは違うだろという意味合いで記載しました。「カメラ」の例で言うなら、いきなり頭から否定しないで、深く掘り下げていく中でいいアイデアが生まれてくるかもしれません。また、それはいくつ売れたら採算がとれるのかという考えを叩き込ませるチャンスでもあります。
ちなみにL-03Cという携帯電話はご存知でしょうか?
売れていないと思うので大きな顔はできませんが、企画通している会社もありますよ。
2012/7/16(月) 午前 10:40 [ secretary-of-japan ]