社長秘書誕生秘話

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きっかけはぁ〜・・そして今のセクがいる。3話完結です
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・・・続きの続き、最終回です♡


19歳から7年間付き合った彼と別れるのは、結構大変でした。

毎夜、セク宅に来ては、やり直したい、と玄関前で泣きじゃくり・・
なんとか説得して出た、最後の彼の言葉は

『過去に戻りたい。もっとセクを大切にすればよかった。』


・・でもそんなの今さら言われても・・離れてしまった心は戻らないのよ
どんなに悲しい夜も、必ず朝がやってくるのよ
・・・何でセクが説得しなければならないのか・・・

彼は、過去に戻りたい、と言った。 セクは前に進みたかった。
同じ歳の、あんなに頼りがいのあった彼が、とても小さく見え、さらに心が離れた瞬間でした



A氏のことは・・・
セクの気持ちは、とても複雑で、

正直、とってもとっても惹かれていた。
もう1歩、2歩、前に進みたいって、強く思った。


・・でも結婚しているA氏、付き合ってどうなるのか
A氏の目は本気に見えた。(今、振り返って考えてみても)
この会社とも、今後とも関係があるだろう



その後、何度もA氏からお誘いがあった・・

もう、遠まわしの誘いではない・・・




・・・セクは決めた


A氏のことは大好き。
でももう会わない、これはなかったこと。あってはいけない。
なぜ、こうなったのか?
記憶を閉ざそう


彼とも別れた。 
すっきりしたけど、ふと想えば、いいことばかり思い出す・・
記憶を閉ざそう


セクは、こうなりたいと思ったことは、そうならなければ気がすまない

でも、どうにもならないことが、ここにあった。
・・・電話をすればA氏はとんでくるかもしれない。  でも・・・
決めたものの、自分の気持ちの葛藤が交錯して、どうにも出来ず、どうしていいかわからなかった


毎夜、家に帰っては飲んで、泣いて泣いて泣いた
家に帰りたくなかった。
一人になりたくなかった。


・・・毎晩遅くまで、夢中になって仕事した
何か余計なこと考える余裕なんてないくらい、朝から晩まで、仕事に没頭した。
帰宅して、疲れ果てて眠りに落ちる。

それでも緊張感がとけると、また一人・・・涙が止まらなかった・・


土曜日も出勤するようになった

重要な仕事を任され始めた時、秘書にして欲しいと社長に言った


秘書はおかない主義、当時は自分で何でもやってしまう社長
でも、もう、社長1人でこなせるボリュームではなくなっていたし
社長業には専念出来ていなかった

セクは、気が付かないうちに、社長が行っている業務の半分以上を担当し裁いていた


しばらく経ったある日、
『そうだな、何も肩書きがないセクが表へ出て、俺の仕事やりづらいよな。わかった。』


・・・社長秘書、セクの誕生です


でも、それからが棘の道

日の昇らないうちに出勤し、帰宅は夜中。

帰宅してからは、資料作り、社長への提案書、自分の仕事に対する想い・・
本を読みあさり、外国語を勉強し・・

とにかく何も思い出したくなくって、
一人になりたくなくって、常に仕事と自分に向き合った。

早く自分に力をつけたかったし、自分の存在を、実力で認めてもらいたかった。


・・・出張に同行すれば、アレンジの悪さと気遣いの足りなさで、
社長が途中で帰ってしまったこともある。
(先が読めていなかった)

業者に対して、明らかに悪くもないのに、頭を下げて謝ったこともある。 死ぬほど悔しかった
(後から考えれば、それは良い結果につながっている。良い体験。)


・・なんだか気が付けば、社長に信頼され、周りに頼られ、女性社員に憧れられる

今のセクになりうる、セク卵が生まれていました


あの時、
あれで仕事が出来ていると勘違いしたままだったら・・?
A氏とのロマンスを選んでいたら・・・?
彼とまだ付き合っていたら・・・?


セクは正しい選択をしたと思う。
早く気がつけたと思う。

今はA氏よりも、もっと魅力のある人が近寄ってくる。

でも、業者関係、仕事関係は、一切お断り♡ ごめんね


人間、一生懸命何かに打ち込まなければならない時が必ずあります
何度もあるかもしれません。
それを認め、それにに対して、どれだけ真剣に、腹を据えて取り組めるかどうか。

中途半端が一番悪い。
結果が出ないのも考えもの。
そんな人に限って『でも、自分は一生懸命やってますっ!』・・・って、
それでは人に何も伝わらない。


例え原因が何であれ・・・♡ それに気がつけばいいのです。

セクは一人で頑張ったけど
一人で頑張らなくてもいい場合もあると思う。



今では会社にとって、なくてはならない存在となった。
セクの勝利。
つらい時もあるけど、怖いものはない。 

仕事が楽しい。 今が楽しい。


でも、社長秘書セクは、まだまだ成長を続けていま〜す♪


・・ロマンスがなくて、ごめんなさい♡

・・・続きです♡

セクは当時は社長秘書ではありませんでした
当時、社長は秘書を置かない主義。


ところでA氏とは、その後、何も変わることなく仕事をした。
まるでお互い、全く何事もなかったかのようでした。
やっぱり、女好きなだけなんだな って気にしませんでした。


ようやくプロジェクトも無事成功に終わり、打ち上げをしてお別れ。
これでしばらくは接点がないのか・・・


・・・そして次の日、A氏からの電話。 会社でなくセクの携帯に。


『もしもし? Aさん、お世話になります。どうしたんですか?携帯になんて』

『・・・・セクさんって面白いね。』

『えっ???』

『いやぁ、実は今日、都内で会議があってね。 夕方頃に終わるんだけど、今日時間ありますか?』

『え?えぇ・・ちょっと予定をチェックしないと・・わかりませんが』
本当は何もないんだけど、この時は断るつもりでした。
当時は即答、即断が出来なかったんです。


『実はね、リサーチしておきたいレストランがあるんです。

でも、どうも男1人では行きづらくって。

貴方の会社のそばなので、もし都合が悪くなければ付き合ってもらえないかなって思ったんです。

貴方も是非、一度は行っておいた方がいいかなって思う場所なんですよ。

いい機会ですし、如何でしょうか?』


『・・・・わかりました。私でよろしければご一緒させていただきます。』
そう言われては、断る理由は無い。

セクはすっかりA氏のペースにはまってしまっていた。


こうして2度目の食事は、東京湾沿いの海の見える素敵なレストラン
まるでポンプで水を押し出すように、お互いたくさん話しました。
仕事のこと、趣味のこと、社会のこと、セクの恋人のこと・・

そうなんです、セクには当時、7年付き合っている恋人がいたんです。
・・もう、別れる間際だったんだけどね

この時点で、セクがA氏に惹かれていくのは明らかでした。


少し酔いをさまそうということになって、A氏の車は、駒沢公園の沿道に停車

二人で公園をしばらく散歩をすることになった

少し離れて歩く二人・・・


『ほら、セクさん、見てごらん月が綺麗だよ・・』

『わぁ〜、本当綺麗ですね〜。 Aさん、今日は本当にありが・・』

月を見て、A氏の方に振り返ったとたん、
A氏の顔が近づいてきて、セクの唇をふさいだ。

体の中を電気が走るっていうのはこういうことなのか

・・今まで経験したことが無い、
とても優しく、
体の芯からとろけるようなキスに・・セクは頭の中が真っ白になった
立っているのがやっとでした

今でも思い出すと、勝手に体が反応する。


・・・どれだけ長い時間に感じたかわからない。


帰りの車中では、終始無言

その日も家の近くで降ろしてくれた


助手席のドアを開けようとした瞬間、A氏が言った


『セクさん、今日は本当に楽しかった。

僕はセクさんのことが好きです。 貴方はとても素敵な女性です。

多分、僕が結婚していなければ、今プロポーズしています。

・・・また、誘ってもいいでしょうか』


『・・・。』

『ダメでも、お誘いさせてください。本当に楽しかった。ではおやすみなさい』



・・・この日、恋人との別れを決め、家に帰って電話をした。


(その後聞いた話ですが、彼は別れのショックでしばらく精神科に通っていたと・・)


もう少し続きます。

今では、誰が見ても仕事が出来る
隙のない、社長秘書のセク。

でも、いきなりこうなったわけではない・・・
今考えれば、馬鹿なことがきっかけ
でも、それがあって良かったと、最近やっと思えるようになった。


セク、26歳!(若い!)
セクが今の会社に、中途で入社した1年目、会社の急成長に人手は足りず
でも、昨年対比170%アップの売上増に対し、人員増員はなし(一人退職、セクが入社)
とにかく毎日が戦争でした


ある日、年末に向けての大切な企画に、
社長のアシスタントとして参加することになった。

社長とする、初めての仕事。
とにかく色々な人と会って、色々な段取り、
商談、打ち合わせ、決断、交渉、確認、問題処理・・
ずっと事務職しか経験していないセクにとって、
多くの人が関わって作り上げるプロジェクトは、初めての経験だった

携帯を持ち、外に出かけて打ち合わせ、商談・・

大変だったけど、
自分は一生懸命頑張って仕事をしていると思っていた
今思えばとんだ勘違い&空回り
(そのまま気が付かない人いるけどね)


・・・社長が出張して、不在となっていたある日、
同じこの企画で良くお話をしているA氏から電話があった。

『セクさん、今日そちらに、急ぎのサンプルを届けたいのですが、夕方頃会社に居ますか?』
『はい!』

この時は、A氏の電話が、セクを食事に誘う口実なんて
これっぽっちも思いつかない。


・・・今だったら、そんなのお見通し。
でもサンプルは早い方がいいし、受け取ったら『ありがとうございます』
だけで済ませてしまうけど・・・
今のセクを誘うほど勇気のある業者の人はそんなにいない。
(中にはしつこい人もいますが)

あんなに偉い人が終業間際にでもわざわざサンプルを持参するんだな〜
私も頑張らなくちゃ

A氏は当時、確か43歳(今の彼と同じ歳だ!)会社役員が
横浜から中央区までわざわざ・・・

・・・・アホなセク。


仕事の内容の変化に、嬉しくて浮ついていたセク。
完全無防備な、いわゆる、仕事をしていると思っている勘違いな女性社員。
そんなわけがない。
手綱の紐は握られているのに・・・


約束の時間より少し遅れてきたA氏。
少し説明を受けた後、食事に誘われた

『もうそろそろ終わりますか? 丁度こんな時間ですし・・軽く食事に行きませんか?』

社長も留守だし、仕事の話も出来るから、まぁいいかな?
なぁんて軽い気持ちで、帰りの身支度をしてA氏の車へ。

このプロジェクトの中心は、社長とA氏だったので、
A氏に対しては、何の疑いもありませんでした

その日の食事は、代官山のイタリアン。
既に予約がされていた。
まだ外食慣れしていないセクは、お店の雰囲気と食事の美味しさに
会話も弾んでしまった


その日は車で、家まで送ってくれて
(一人暮らしなので、ずっと手前で降ろしてもらったけど)
A氏が笑顔で、『お疲れ様、またね!』ってお別れをしました。


助手席を降りる時、A氏はセクの右手を引き寄せ
手の甲に優しくキスをして、ゆっくりその手を離した

ドキッ♡

その時、初めて何かに気が付いた・・・
『?????・・し、失礼します。今日はありがとうございました。』


サンプルの件はいいけど、食事の件は社長に言わないほうがいい

そんな気がした


翌日、社長にサンプルを受け取った件を報告。


『えっ?そんなに急いでないのに、わざわざA氏が届けにきたの?』

『はい。』 えっ?急ぎではなかったの?

『それはあれだな!セクに気があるからわざわざ来たんじゃないのか?あははははは!
A氏は女好きって噂だから、気をつけろよ〜。』

『・・・・・。(まさか女好きな感じはなかったけど?)』

『ま、セクに手を出したら俺が許さないけどな!取引停止だな!あははは!!』

『・・・・・。(社長、そんなまた極端な・・・)』


実はこの時点で少しだけ、セクはA氏に対してビビッと何かを感じていたんです




・・・ちょっと長いので、続きはゆっくり


閉ざした記憶を辿りながら、また書きます♡

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